☆うさねこ☆
16.花火祭り⑦
「今の、、なんだったの?大丈夫?やりすぎちゃったんじゃ、、。」
「いや、どのみち魔力切れで倒れてたはずだ。小さい子供がこんな力使えるわけねぇ。それよりこいつ早く海霧先生のとこに、、、ん?」
ぽうっ、、、ひゅんっ、
と凛の体が光ると、ふっと消える。
(強制召喚?やっぱり裏に誰かいるのか。)
しん、、、、
静寂が訪れる。
ひゅー、、、こつんっ
「あいてっなんだよいきなりー。」
凍弥の頭の上に木の実が落ちてきた。 
ミサキが拾ってみる
「白い木の実?」
ぴしっぴしぴしっ
ぴょこっ
ひび割れた隙間から耳が出てくる。
「みゃー、、みゃー、、、みゃぁー、、」
ぷるぷる、、ぽろっ
頭に被さる様にあった実の殻を落とした。
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