☆うさねこ☆

ずんだもち

16.花火祭り⑥


「やり返す、、」
「いじめの時と同じくまた何もしないのか?殴り返すくらいしてみろよー!」
「う、うん、、」
(この、気持ちを凛ちゃんに、、ぶつける、、。)
「ふみゅー、、、そろそろ降参みゅー?」

キィィィィン、、、パリンッ!
ガラスが割れる様な音と同時に、火属性の封印が解かれる、と、同時に頭の中に呪文が浮かんでくる。
「やってみる!『フレアラルブリザルガ』」
『ギャァァァァーオ!!』
火の鳥が出現し、吹雪を纏いながら飛び回ると、ミサキたちを囲んでいた吹雪は全て火の鳥に移ってしまう。
「で、でけぇ!」
『ギャァァァァーオ!!』
氷炎の鳥となり凛に向かって突進する。
「わっわわっおばさま!助けてみゃ!怖いみゃっみゃぁぁぁー!!!」
どさっ、ぽふんっ
凛は倒れ、変身が解けた。

「やっぱり妖精、てっ子供じゃないか!」
水色の女の子の妖精がそこにいた。
水晶の色はほぼ透明になって転がっている。

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