☆うさねこ☆

ずんだもち

14.一夜明けて③


「っと、、ここで記憶が途切れているんだ。あの黒い水晶の中にいた妖精は誰だったんだろうか。」
ずずっ
と水分補給にもらったお茶を飲む翔夜。

「俺たちや、人間を襲ったことは覚えてないのかよ。」
「はて、、僕が君たちを襲う?うぅーむ?」

「まぁ、、、気にしちゃいねぇけど、、」
(ちぇっ覚えてないのかよ。)
ぷいっ


海霧先生は片付けしに保健室を出た。
「さて、とりあえずこれでカマイタチ事件は片付いたな。」
(そういえば、まだ氷があったよな。いや、今は考えないでおこう。)

「また実習頑張らなきゃです。」
「凍弥!きょ、協力はここまでだからな!」
「はいはい、分かったよー。」
「適当にあしらうなー!」

海霧先生が戻ると手には小さな木箱があった。
「これを貴方達4人に渡します。もしまた事件などあったら知らせてください。」
木箱を開けると、ビー玉くらいの大きさの玉を紐で網のように編んだストラップが入っていた。
「これは?」
「この玉は、コンコン魔電話と同じ通信用の水晶で出来ています。ストラップを持つ者同士通話したり、魔電話のある所へも掛けることが出来ます。掛けたい相手、場所を頭に浮かべると繋がります。勿論複数も可能ですよ。」
「へぇー。」
「ありがとうございます。」
炎牙、雷夢、凍弥、ミサキはそれぞれ1つずつ受け取る。
生徒たちが学校に登校する頃にはお礼を言って人間界へ戻って行った。






人間界のミサキの部屋にて
雷夢と炎牙も挨拶をしてそれぞれの実習活動へと戻っていった。

「はぁ、ようやく一件落着か。」
「なんだか色々あったね。」
「しばらくは何も無くていいな。」
「でも、実習もちゃんとやらないとね。」
「うぐっ、わっ分かってるよぉ。」

それからは週に一度は妖精界での授業を受けながらも、平和な日常が続いて行った。

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