☆うさねこ☆

ずんだもち

13.風の妖精⑥


【妖精界・保健室】

ミサキをベッドに寝かせ、海霧先生に教わりながら、凍弥と海霧先生はミサキに魔力を流す。
ブレスレットはほんのり水色が戻る。
「すぅ、、すぅ、、、」
さっきより微かに穏やかな寝顔になるがまだ苦しそうだ。

「少し様子を見てみましょう。それで何があったんですか?」
海霧先生は炎牙が連れてきて寝かせた妖精の治療を始める。
凍弥たちは公園でのことを話す。






「そうでしたか、それで翔夜に黒いモヤがついていたのですね。」
「翔夜?」
「この学校の卒業生ですよ。行方不明になっていましたが、まさか人間界にいたなんて。」
「通りで強いわけだ。」
「ところで、ミサキさんの出した雪はちゃんとやんでますよね?」
「いや、あの時はまだ降っていたぜ?」
炎牙が答える
「なんですって!」
慌てて様子を見る。
ブレスレットは透明で眠りも深くなっている。
「まだ魔法が発動してるんだわ。急いでこれで変わりに解除してきなさい。私はなるべく魔力を流してみるわ。」

ほいっと『解除クラッカー』が渡される。
「わっわかった!」
凍弥は再び公園へ行く。

「わぁ、、積もってる、、」
(すげぇ力だ、、、。)
公園の中だけ5、6センチもの、雪が積もっていて、まだ雪は降っていた。
(早く雪を止ませないと。)
凍弥は空に向けクラッカーを鳴らす。
パァァァァン!!
光の粉が公園中に広がると、雪も止み、積もっていた雪も溶けていった。
ガクッと水晶の上で膝をつく。
「よし!止んだ、、うっ、、なんだこの怠さ、、でも、早く保健室まで戻らねぇと、、」
ふらふらと飛び帰る。


「☆うさねこ☆」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「ファンタジー」の人気作品

コメント

コメントを書く