☆うさねこ☆
10.3匹の妖精④
「うーむ、なるほどだも。それで、その事件を起こしているのが妖精ではないか、と言いたいんだも?」
「あぁ。」
「分かったんだも、こっちも調べて見るんだも。君たちはもう無理はしないでほしいんだも。」
「あぁ、分かった。」
「はーい。」
「じゃー切るんだも。」
狐の尻尾が上がり通信が切れる。
ふぅ、と凍弥が小さくため息をつく。
「明日、何があるんですか?」
「妖精界で授業受けるんだよ。ミサキと一緒に。」
「明日かぁ、炎牙くん大丈夫かな?」
「なーに、このくらいなら明日には大体回復してるさ。」
「もう、他人事だと思って。」
「あの、私が見ていますので、行ってください。」
「ありがとう雷夢ちゃん、必要な物あったら言ってね?」
「いえいえ、居させて貰えるだけで助かります。炎にぃも素直ならよかったのですが、ごめんなさいです。」
ぺこりっ
「大丈夫。さっ、晩御飯食べてお風呂入ろう。明日は久々に妖精界だし。」
ご飯を食べ、凍弥と雷夢とミサキはお風呂に入り、
雷夢は炎牙の近くに、凍弥はミサキのところで寝る。
コメント