☆うさねこ☆

ずんだもち

9.カマイタチ事件⑨








上空には赤の水晶に乗った炎牙が険しい顔で立っている。
右腕、左足には擦り傷がある。
(ちぃっどこだ!『フレアボール』)
沢山の火の玉を空中に撃ちまくる。

(そんな闇雲に攻撃したって無駄だ。)
ひゅんっひゅんっ
『シャキリルグ』
ひゅっしゅぱっ!
(がっ!)
攻撃が当たり左膝をつく。
(さぁ、終わりだ!『ヴィンニードラ』)
ゴォォォ!!しゅしゅしゅしゅしゅ!!
突風が無数の針のように吹き刺さる。
目をつむり、身を縮めて耐えようとする。
(ぐぅ、、、ぅぅー、、あっ!?)
ヒュゥゥゥ、、、
あちこち切られ、風に耐えきれなくなった炎牙は水晶から滑り落ち、突風に飛ばされながら真っ逆さまに落ちていく。


(ふん。、、っ、うぅ、、、)
急に苦しみ出し、頭を抱える。
(い、、やだ、、もう、、、)
『マダアラガウカ』
頭の中で冷たく低い声がする。
突然黒いオーラが身体を包む。
(うぅー、、、、、。)
苦しみ振り払おうとするのも虚しく、頭を抱えていた手をだらんと下ろす。

そして再び人や妖精を探し襲い始めに動く。



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