☆うさねこ☆

ずんだもち

9.カマイタチ事件⑤

ひゅんっひゅんっ
ひゅぉぉぉーっ
風が追いかけて来る。
ひゅんっひゅんっ
ひゅぉぉぉーっ
だんだん迫って来ているのを感じる。
『シャキリルグ』
後方ではっきりと呪文が聞こえた。
ガシュッ!
すぐ後ろの地面に斬り傷が付く。

ギリギリでコンビニへ入る。
ピロリロリローピロリロリロー
コンビニ独特な入店音がする。
「っらっしゃいませーー。」
やる気のない店員の声。
「はぁ、はぁ、はぁ、、、」
「大丈夫か?」
「うん、平気。はぁ、、ふぅ。」
息を整えると後ろを振り返り、自動ドアから外を見る。
ひゅぉぉぉー、、、、
『それ』の気配が元来た道を戻るかのように離れて行く。
(諦めたのか?)
コンビニを出ても『それ』はもう来なかった。

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