☆うさねこ☆

ずんだもち

9.カマイタチ事件④


15分ほど歩くと正面に駅が見え始める。
ぴくっ
「ん?まだ少し遠いが魔力を感じる。」
ひゅぉぉぉーっ
しゅぱっしゅぱぱっ「つっ!」「イテッ!」
ひゅんっひゅんっ
ミサキはその場に立ち止まり
「雷夢ちゃん?」
と聞く。
ぴくっぴくっ
「いやっ、これは雷夢じゃねぇ。」
『それ』は、周りの人々を斬りながら、近づいて来る。

ひゅんっひゅんっ
ひゅおぉぉぉーっ
しゅぱぱっしゅぱぱっ
「くっ!?」
「あれ?そこ、血が出てるよ?」「ほんとだーいつのまに?」
再び人々を斬りながら移動している。
こちら側へ向かって来ているのか、ものすごい勢いで近づいて来るようだ。

ひゅんっひゅんっひゅんっひゅんっ
ひゅぉぉぉーっ
ぴくっぴくぴくっ
『ーーーー』
呪文らしき声がしたような気がした。
(何か来る!?)
「ミサキ!しゃがめ!『シルドレイス』!」
「!?」
さっ、素早くしゃがむ。
ガガガッ!!ガリガリガリガリガリ!!!
しゃがんだ頭上に氷の盾を出す。
出現した氷には、三本の線が出来ていて氷を深く削っていた。
(肩にいる俺を狙って来た!?)
ぴくぴくっ
(まだ来る!)
「逃げるぞ!建物の中だ!」
「えっ?わ、分かった!」
ミサキは近くのコンビニへ走り出す。


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