☆うさねこ☆

ずんだもち

3.学校

凍弥が目を覚ますと、女の子はおらず、近くにはパンと手紙と綺麗な玉、小さな鞄があった。
怪我はもうほとんど治っている。

「すっかり世話になっちまった。荷物、、拾っててくれていたのか。」
鞄を肩掛けにし、水色の水晶玉をしまう。
置き手紙の上に乗り、文字を読む。
『学校行ってきます、部屋は自由に使っていいよ。』

「ふぅん、人間界も学校あるのか。」
読み終わるとパンを食べ、窓に向かう。
鍵を開けて窓を押し開ける。
そよそよと風が吹く。

荷物から水晶玉を出すと、それに乗り空を飛ぶ。
『クラトリティー』すぅっ
自分の姿を消すと、学校を探す。

【学校・昼休み】
(見つけた!あれが学校だ。あの子は、、、ん?)
校庭でたくさんの子供達が各々に遊んでいる中、人の寄らない隅の方であの女の子を見つけた。
壁に寄りかかるようにして俯いているようだ。
前には2人女の子がいる。
と、後ろからもう1人来て、
「今日はなにして遊ぶー?」と、偉そうに話しかけた。
1人が答える。
「あたしぃー水バケツと雑巾持って来たよー」
もう1人も元気よく答える。
「はいはーい!ハサミ持ってきましたー」
すると偉そうなのが、
「じゃー久々に美容室でもやろうか。」
「「さぁーんせぇぇぇい」」

3人であの子をいじり始める。
シャンプーと言いながら水バケツを頭からかぶされ、ハサミで髪を切られてる。

凍弥は物凄く腹がたちながら
(なぜやりかえさねぇんだ!)
ビュンッ
高速で近くまで飛ぶ。
あの子はまだされるがままだ。

(『フリスリップ』)
「「「きゃぁっ!」」」
ずでん!
3人の足元が突然凍り、尻餅をつく。

「なぁにー?氷ぃ?」
リーダーが言うとすぐに
「あんた何かしたんじゃ無いでしょうねー。」
おまけが人のせいにしだす。

(『アイスロック』)
ゴンッゴンッゴンッ
「いっ!たぁぁぁっい!」
「「いった!」」
3人に1つずつ氷の塊を落とす。
「こっのぉ!きゃっ」
ぐっつるっずてんっ
リーダーが怒り、女の子へ行こうと一歩踏むと、氷で足を滑らせ転んだ。
「「、、っぷ」」
2人は思わず笑ってしまった。
「今、笑わなかったー?」
2人を睨む。
「「い、いえいえっ。笑ってないです。」」

(あとはー偉そうなやつにでも、お?)
校庭におじいさんらしき大人がいる。
(よし、姿借りるぞ。『シャフリズド』)
影を借りて、その人そっくりな氷を作る。
物陰から声をかける
「おい!そこでなにしてる!!」
「やばい!校長だ、に、にげっ、、」
つるつると、足をとられ滑りながら逃げようとしている。
「コラー!『アイスロック・レイン』」
がらがらがらがらがら
「「「きゃぁぁぁぁっ」」」
氷の雨に埋まった。
「何か言うことがあるじゃろー!」
「も、、もうしません、、、ぐふっ」
「す、すびません、、でし、、がくっ」
「、、、。」すでにのびていた。

「ふんっ参ったか。解。」
透明化以外、全てを解除した。
はっと、すぐに気がついた3人は一目散に逃げていった。

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