☆うさねこ☆

ずんだもち

3.学校②




(さて、、)
透明のまま、女の子の前に来る。

「、、、。」
心を無にし、ただ時が過ぎるのを待っているようだった。
(み、みえてねぇよな?
よし、今戻してやらぁ。)
凍弥は荷物から鶏型の時計のついたものを出す。
上のメモリをマイナス10に合わせ、横のメモリをプラス1に合わせると、こっそり頭の上に置く。

1分後
チーン!鶏の目が開き
『コォォケコッッッコォォォ!!!』
ぽんっ!
女の子の服や髪などが10分前のいじめられる前に戻る。

びくっ
「あっ、あれ?」
さすがに、はっと気づいた女の子は周りに誰も居なくなっていることにようやく気付いた。
すると、キーンコーンカーーンコーーーン
と、予鈴が鳴る。タタタッ
女の子はそのまま教室へ戻ってく。

(、、、。)
凍弥はその様子を無言で見送った。
(ちぇっ、もう少しだけ様子見てやるか。)

キーンコーンカーーンコーーーン
本鈴が鳴り教室では午後の授業がはじまる。
静まり返った学校を外から順番にのぞいてく。
(お、いたいた。ん?あの3人もいるのか。)
4人とも同じ教室にいる。
後ろの席の3人は紙切れに何か書いては回し、書いては回しと繰り返している。

(こっからじゃ内容は見えねぇな。)
ふよふよ、ふよふよ
(どっか入れるとこ、、、)
中へ入れる所をきょろきょろと探していると

ピカッゴロゴロゴロゴロ、、、
ピカッゴロゴロゴロゴロゴロ、、、
空から雷鳴がする。
ぴくっぴくぴくっ耳が反応する
(魔力の気配、、、仲間がいるのか?)
上に向かい飛ぶ。
ピカッゴロゴロゴロゴロゴロ、、、
雷鳴は同じ場所で鳴り続ける。
音を頼りに飛ぶと、駅が見えてくる。

電車が新幹線のような速さでびゅんびゅん走っている。
乗り降りも出来ず、緊急停止も効かず
大混乱していた。

と、電線の上から声がする。
(あわわわっどうしよ、どうしよっ)
電線の上を右往左往して慌てふためいている
(おーい、雷夢らいむじゃないか。)
雷夢と呼ばれた黄色い妖精は凍弥に気づいた。
(不具合の車両を直そうとしたら、電線伝って全部に電気が行ってしまったのです。)
(あぁー、なるほどなぁー。)
(それで、なんとか止めようと何度も魔法使ったのですが、どんどん大変なことにー。)
わたわたっわたわたっ
(わっ分かったから、落ち着けよ。)
うーん、と荷物を漁る。
(お、雷夢これ使って魔法使え。)
(あ!逆磁石さかさじしゃく持っていたんですね。)
雷夢は逆磁石を受け取ると、
『サンネール』
ゴロゴロゴロゴロゴロ、、、、、
逆磁石に魔法により超過した電気の力が集まり、無効化していく。

キィィィィッ、、
キィィィィッ、、、
シュゥゥゥゥゥ、、
あちこちで電車が急停止をする。

(収まったみたいだな。)
(ありがとうございました。)
ぺこりっ
(雷夢もこの街に来てたんだな。)
(えぇ。まだ誰にも会えなくて寂しかったです。凍弥さんに会えて嬉しいです。)
(そっか。まぁ、お互い頑張ろうぜ。またなっ。)
(はい、ありがとうございます、またお会いしましょう。さよならー。)
ふりふりふりふり
元気に手を振っている
凍弥は駅を後にして、学校の方へ戻ることにした。


再び学校へ来ると、昼休みと同じところに4人の姿があった。
「昼休みはよくもやってくれたね。」
「今日は帰さないから!」
「そ、そーだそーだ、、」

どうやら片方は昼休みの一件でビビってるようだ。
あの子はまた無言で俯き始める。
「、、、。」
「まーただんまりぃー?それで終わると思うなよ!」
ぱちんっ
顔を思いっきり叩く
どすっ
お腹を殴る
「うぅっ、、。」
うずくまると、すかさず
がっと、蹴り倒される。
どかっげしっどかっげしっ
続けて蹴られ続ける。
おずおず、
ただ、1名怖くて蹴られずにいる。

(な!?あいつらもう許さねえ!
『フリーズドゥスノー』)
3人を雪だるま状に凍らせた。


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コメント

  • 暇人001

    次回の更新楽しみにしてます(≧∇≦)

    8
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