殺せば殺すほど命が増える!!??~命喰らい~
天才VS凡人?
「らのべ?何を…言ってるんですか?」
この世界ではチートやラノベという言葉が無いため、スハナは理解できなかった。
「あぁ…そうかお前らは知らないのか。何でもない気にするな。それよりもだ、お前のスキルの真の力を使えばお前はS級冒険者なんか目じゃなくなるだろう。」
「ほ、本当ですか!?ぼ、僕がS級冒険者に……。」
ゴクリ
スハナは憧れだったS級冒険者になった自分を想像し唾を飲み込んだ。
「ど、どうすればそのこぴー?能力を使えるんですか!?」
「簡単だ。他人のステータスを見てそれを自分のステータスに転写すればいいのさ。そうすればお前は他人のスキル、レベル、全てのステータスを手に入れることが出来る。さらに他人の優秀なステータスだけを転写すればいずれお前は最強の冒険者になっているだろう。」
令はニヤリと笑みを浮かべて言った。
「……そうか…。その方法が使えれば僕でもS級冒険者いや最高峰のSSS級冒険者も夢じゃない!……でも自分のステータスを見せる人は情報を他人に与えることと同じでそんな人いないと思うんですが…。」
「その通りだ。俺だってそんなことは絶対にしない。冒険者なら見せないのが当たり前だ。…だが、冒険者ギルドの中には自分が強いと驕り、勘違いしてる奴もいる。そういう奴に言えば簡単に見せてくれるさ。」
「な、なるほど…。」
「後はお前次第だ。一歩進めば大きく景色は変わる。だが何も行動せずに今まで通りの負け犬の生活をするもよし。それを決めるのはお前自身だからな。」
「……僕は……僕は……」
:
:
:
「おい!マルクス!!」
「何ですか、先輩?」
「また冒険者のまねごとをしにきたガキが来たぜ!!」
マルクスは顔をしかめて呆れるように言う。
「スハナですか…。こりない奴ですね。またいじめられに来たとは…。」
すると間もなく多数の冒険者がスハナを連れて来た。そして周りに見せないようにスハナを囲む。
「よぉ、スハナ。また冒険者のまねごとをしに来るとは…。言ったはずだよなぁ?もう二度とここへは来るなと。」
脅しに来るのは前回もスハナをいじめていたC級冒険者のバルタルスだ。パーティー《ケンタウロス》のリーダーで冒険者ギルドも手をやいている。そしてマルクスも《ケンタウロス》に入っている。なぜならマルクスには才能、つまりスキルが強力なためC級のパーティーに入ることが出来る【天才】という奴だ。
「…な、なら…バルタルスさんのステータスを見せてください…。」
「あぁ??俺のステータスを見てどうするつもりだ?」
「ハッハハハハハハハハハ!!」
すると何かを気づいたようにマルクスが笑う。
「バルタルスさん、こいつはバルタルスさんのステータスと自分のステータスの差を見て冒険者を続けられる力があるか確認したいんですよ!!」
「つまり、俺との差を見せつけてやらないと自分の才能のなさに気づけないと言うわけか!!いいぜ!!見せてやるさ、ガキが夢を見るのもいい加減にしときな!!これがC級冒険者のステータスだ!!」
すると間もなくスハナの前に透明の板が現れた。
バルタルス
種族 ヒューマン
年齢 31
レベル 13
体力 540
魔力 36
攻撃力 432
防御力 432
速力 306
スキル 怪力 斧術
称号 《ケンタウロス》のリーダー
それを見たスハナは自分のステータスを自分だけに見えるように表示してスキル《転写》を発動した。
そしてスハナは星に願いを祈るように想像通りにいってることを願い目を開けた。そこには…
スハナ
種族 ヒューマン
年齢 12
レベル 13
体力 540
魔力 36
攻撃力 432
防御力 432
速力 306
スキル 転写
転写スキル 怪力 斧術
称号 転写の力を開放せし者
(す、すごい!!本当に上手くいくなんて…。元々のステータスは平均70と低かった僕のステータスがこんなに上がるなんて夢みたいだ…。)
「どうだ!!恐れおののいたか!!」
「……あ、あの他の人のステータスを見せて貰えませんか?」
「ハハハハハハ!!俺のステータスが余りに高いからびびっちまったのか!?だが他の奴らも俺と同等のステータスを持つ者ばかりだ。夢を見るのはここら辺にしときな、ハハハハハハ!!」
そしてスハナは数人のステータスを見て、転写を繰り返した。その結果、スハナのステータスは
スハナ
種族 ヒューマン
年齢 12
レベル 15
体力 720
魔力 250
攻撃力 450
防御力 642
速力 400
スキル 転写
転写スキル 剣術 斧術 槍術
怪力 俊敏性向上(微)
火魔法 水魔法 地魔法
整理整頓 料理 目利き 演技力向上
称号 転写の力を開放せし者
「ま、マルクスくん!!僕と戦って僕が勝ったら僕にはもう2度と関わらないで!!」
「はぁ?どうしてかこの僕が君の言うことをいちいち聞かないと行けないのかなぁ?…だいたい君が勝つことを前提として話すなんて僕を舐めているか?」
すると横からバルタルスが口を挟む。
「おいおい、ガキ。お前、俺たちのステータスを見て俺たちには勝てそうにもないからってまだステータスを見ていない同世代のマルクスに決闘を申し込んだんだろうがマルクスはすでにその年で俺たちと同レベルだ。お前に勝てるわけがないだろうが!!才能の差があるんだよ。お前のような凡人以下が天才に勝つなんざ一生無理なんだよ!!」
「………そ、それでも僕はこの一歩を踏み出すことで僕の人生を変えるんだ!!勝負だ、マルクスくん!!」
この世界ではチートやラノベという言葉が無いため、スハナは理解できなかった。
「あぁ…そうかお前らは知らないのか。何でもない気にするな。それよりもだ、お前のスキルの真の力を使えばお前はS級冒険者なんか目じゃなくなるだろう。」
「ほ、本当ですか!?ぼ、僕がS級冒険者に……。」
ゴクリ
スハナは憧れだったS級冒険者になった自分を想像し唾を飲み込んだ。
「ど、どうすればそのこぴー?能力を使えるんですか!?」
「簡単だ。他人のステータスを見てそれを自分のステータスに転写すればいいのさ。そうすればお前は他人のスキル、レベル、全てのステータスを手に入れることが出来る。さらに他人の優秀なステータスだけを転写すればいずれお前は最強の冒険者になっているだろう。」
令はニヤリと笑みを浮かべて言った。
「……そうか…。その方法が使えれば僕でもS級冒険者いや最高峰のSSS級冒険者も夢じゃない!……でも自分のステータスを見せる人は情報を他人に与えることと同じでそんな人いないと思うんですが…。」
「その通りだ。俺だってそんなことは絶対にしない。冒険者なら見せないのが当たり前だ。…だが、冒険者ギルドの中には自分が強いと驕り、勘違いしてる奴もいる。そういう奴に言えば簡単に見せてくれるさ。」
「な、なるほど…。」
「後はお前次第だ。一歩進めば大きく景色は変わる。だが何も行動せずに今まで通りの負け犬の生活をするもよし。それを決めるのはお前自身だからな。」
「……僕は……僕は……」
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「おい!マルクス!!」
「何ですか、先輩?」
「また冒険者のまねごとをしにきたガキが来たぜ!!」
マルクスは顔をしかめて呆れるように言う。
「スハナですか…。こりない奴ですね。またいじめられに来たとは…。」
すると間もなく多数の冒険者がスハナを連れて来た。そして周りに見せないようにスハナを囲む。
「よぉ、スハナ。また冒険者のまねごとをしに来るとは…。言ったはずだよなぁ?もう二度とここへは来るなと。」
脅しに来るのは前回もスハナをいじめていたC級冒険者のバルタルスだ。パーティー《ケンタウロス》のリーダーで冒険者ギルドも手をやいている。そしてマルクスも《ケンタウロス》に入っている。なぜならマルクスには才能、つまりスキルが強力なためC級のパーティーに入ることが出来る【天才】という奴だ。
「…な、なら…バルタルスさんのステータスを見せてください…。」
「あぁ??俺のステータスを見てどうするつもりだ?」
「ハッハハハハハハハハハ!!」
すると何かを気づいたようにマルクスが笑う。
「バルタルスさん、こいつはバルタルスさんのステータスと自分のステータスの差を見て冒険者を続けられる力があるか確認したいんですよ!!」
「つまり、俺との差を見せつけてやらないと自分の才能のなさに気づけないと言うわけか!!いいぜ!!見せてやるさ、ガキが夢を見るのもいい加減にしときな!!これがC級冒険者のステータスだ!!」
すると間もなくスハナの前に透明の板が現れた。
バルタルス
種族 ヒューマン
年齢 31
レベル 13
体力 540
魔力 36
攻撃力 432
防御力 432
速力 306
スキル 怪力 斧術
称号 《ケンタウロス》のリーダー
それを見たスハナは自分のステータスを自分だけに見えるように表示してスキル《転写》を発動した。
そしてスハナは星に願いを祈るように想像通りにいってることを願い目を開けた。そこには…
スハナ
種族 ヒューマン
年齢 12
レベル 13
体力 540
魔力 36
攻撃力 432
防御力 432
速力 306
スキル 転写
転写スキル 怪力 斧術
称号 転写の力を開放せし者
(す、すごい!!本当に上手くいくなんて…。元々のステータスは平均70と低かった僕のステータスがこんなに上がるなんて夢みたいだ…。)
「どうだ!!恐れおののいたか!!」
「……あ、あの他の人のステータスを見せて貰えませんか?」
「ハハハハハハ!!俺のステータスが余りに高いからびびっちまったのか!?だが他の奴らも俺と同等のステータスを持つ者ばかりだ。夢を見るのはここら辺にしときな、ハハハハハハ!!」
そしてスハナは数人のステータスを見て、転写を繰り返した。その結果、スハナのステータスは
スハナ
種族 ヒューマン
年齢 12
レベル 15
体力 720
魔力 250
攻撃力 450
防御力 642
速力 400
スキル 転写
転写スキル 剣術 斧術 槍術
怪力 俊敏性向上(微)
火魔法 水魔法 地魔法
整理整頓 料理 目利き 演技力向上
称号 転写の力を開放せし者
「ま、マルクスくん!!僕と戦って僕が勝ったら僕にはもう2度と関わらないで!!」
「はぁ?どうしてかこの僕が君の言うことをいちいち聞かないと行けないのかなぁ?…だいたい君が勝つことを前提として話すなんて僕を舐めているか?」
すると横からバルタルスが口を挟む。
「おいおい、ガキ。お前、俺たちのステータスを見て俺たちには勝てそうにもないからってまだステータスを見ていない同世代のマルクスに決闘を申し込んだんだろうがマルクスはすでにその年で俺たちと同レベルだ。お前に勝てるわけがないだろうが!!才能の差があるんだよ。お前のような凡人以下が天才に勝つなんざ一生無理なんだよ!!」
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コメント
ノベルバユーザー238082
更新頑張ってください!
†翔龍†
更新してください
ノベルバユーザー227460
早く更新して
りんさん
更新求む
リコーダー
更新しないんかい(´・-・。)