殺せば殺すほど命が増える!!??~命喰らい~
ゴーレム!
「う~~ん、ふわぁ…、よく寝た。」
深淵に潜む者に《天国の地図》を取りに行かせてから3日が経った。《天国の地図》は無事手に入れることが出来たが地図を盗んでからすぐにサヨキル王国から離れると俺が盗んだとバレることを恐れて3日間マジックアイテムやサヨキル王国の名物料理などを買ったり、食べたりして満喫してる。
「令様、おはようごさいます。」
いつも通りカリスが朝の挨拶をしてくる。しかしいつも思うんだが、なぜ俺が起きる前からずっと横で俺の顔を見ているんだ?寝たふりをしていたとき、横で俺の顔をじっと見ているのを知ったとき軽く恐怖した。
大天使の性格は皆こんな感じなのか?
「あぁ…、おはよう。今日の朝食はなんだったっけ?」
この世界のご飯は地球にはないものばかりで未知の味で溢れている。昨日食べた朝食は《金閣鳥》の卵と《銀閣鳥》の卵を混ぜて焼いた卵焼きにパンのような生地に《オーク》のお肉にたっぷりのタレを付け、《レタスの木》から採れた新鮮なレタスを挟んだ《タミス》と言われるものを食べた。味はいい感じにタレが全ての味を邪魔せずにレタスのシャキシャキ感や《オーク》のお肉がいい食感を出した最高の料理だった。また卵焼きは醤油を一切使っていないのに味にコクがあり口に入れた瞬間にプリンのようにとろける感じがたまらなくうまかった。まぁ、金閣銀閣の鳥はB級パーティー以上じゃないと倒せないところを考えるとなかなか高級食材なのだろう。
「今日はポトフだそうです。」
「ほ~、ポトフか…。この世界の食材なら地球で食べたときのポトフより格段にうまいんだろうな。」
俺はポトフを想像してよだれが垂れそうな気持ちを抑えて、準備をした。
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「うまかったな~。今日の昼食は何が出るのが楽しみだ!」
「はい、特にあの《雷魚》の刺身が舌を気持ちいいくらいにピリピリさせて中毒になりそうですね。」
「あぁ、まったくだ。この世界のご飯は確実に元の世界より進歩しているな。…さて、例のあれは出来たか?」
カリスは不適な笑みを浮かべて答える。
「はい。令様が創られた《巨大浮遊島動像》が昨日飛翔することができ、今は透明化を使って隠しております。」
巨大浮遊島動像は体長50キロメートルにも及ぶ超巨大生物である。しかしそのゴーレムはデカいだけではなく空に浮かぶのだ。羽もないのに飛ぶ姿は異様に感じるだろう。そのゴーレムはゴーレムの中でも最上位級の魔物で未だ1度も現れたことのない生物だが令のスキルを使えばどんな生物も作り出せる。
「そうか…。それで、俺の《聖守護動像》でどれくらい城が出来たんだ?」
《聖騎士動像》とは人型のゴーレムだが見た目は騎士のような姿をしておりその材質は稀少な金属であるホワイトメタルを使っている。ホワイトメタルの硬さは金属の中でもトップクラスなのに軽いという鍛冶屋の者から見ればのどから手が出るほど欲しいものだが《聖騎士動像》は全身がホワイトメタルで固められた最硬のゴーレムといえるだろう。
そんなゴーレムを令は30体ほど生み出しており《巨大浮遊島動像》の上に令たちの家である城を作ろうとゴーレムたちに命令したのだ。ゴーレムたちは疲労がなく睡眠も必要ないため労働力が無限ともいえる。そんなゴーレムたちをカリスに任せた。
ちなみに《聖守護動像》は命200で取引した。
「もうまもなく完成すると連絡が入っております。彼らには他にもたくさんのものを作ってもらうつもりなのですが少々数が足りません。令様、追加で10体ほどいただけませんでしょうか?」
「ハハ、簡単に言うな~カリスは。あれ1体創るのに命200だぞ?それならムクロの《死霊召喚》で大量のスケルトンを創ってもらうほうが効率がいいと思うが?」
「しかし今、ムクロの居場所が分かりませんので申し訳ないですが令様、お力をお貸しください。」
「なら久しぶりに冒険者ギルドに行ってクエストを受けるとするか…。今日はカリスはあまり手を出すなよ。」
「分かっております、令様!!」
「じゃあ行くぞ!!」
令とカリスは冒険者ギルドへと足を進めた。
その先にヴァンパイアがいるとは知らずに……。
深淵に潜む者に《天国の地図》を取りに行かせてから3日が経った。《天国の地図》は無事手に入れることが出来たが地図を盗んでからすぐにサヨキル王国から離れると俺が盗んだとバレることを恐れて3日間マジックアイテムやサヨキル王国の名物料理などを買ったり、食べたりして満喫してる。
「令様、おはようごさいます。」
いつも通りカリスが朝の挨拶をしてくる。しかしいつも思うんだが、なぜ俺が起きる前からずっと横で俺の顔を見ているんだ?寝たふりをしていたとき、横で俺の顔をじっと見ているのを知ったとき軽く恐怖した。
大天使の性格は皆こんな感じなのか?
「あぁ…、おはよう。今日の朝食はなんだったっけ?」
この世界のご飯は地球にはないものばかりで未知の味で溢れている。昨日食べた朝食は《金閣鳥》の卵と《銀閣鳥》の卵を混ぜて焼いた卵焼きにパンのような生地に《オーク》のお肉にたっぷりのタレを付け、《レタスの木》から採れた新鮮なレタスを挟んだ《タミス》と言われるものを食べた。味はいい感じにタレが全ての味を邪魔せずにレタスのシャキシャキ感や《オーク》のお肉がいい食感を出した最高の料理だった。また卵焼きは醤油を一切使っていないのに味にコクがあり口に入れた瞬間にプリンのようにとろける感じがたまらなくうまかった。まぁ、金閣銀閣の鳥はB級パーティー以上じゃないと倒せないところを考えるとなかなか高級食材なのだろう。
「今日はポトフだそうです。」
「ほ~、ポトフか…。この世界の食材なら地球で食べたときのポトフより格段にうまいんだろうな。」
俺はポトフを想像してよだれが垂れそうな気持ちを抑えて、準備をした。
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「うまかったな~。今日の昼食は何が出るのが楽しみだ!」
「はい、特にあの《雷魚》の刺身が舌を気持ちいいくらいにピリピリさせて中毒になりそうですね。」
「あぁ、まったくだ。この世界のご飯は確実に元の世界より進歩しているな。…さて、例のあれは出来たか?」
カリスは不適な笑みを浮かべて答える。
「はい。令様が創られた《巨大浮遊島動像》が昨日飛翔することができ、今は透明化を使って隠しております。」
巨大浮遊島動像は体長50キロメートルにも及ぶ超巨大生物である。しかしそのゴーレムはデカいだけではなく空に浮かぶのだ。羽もないのに飛ぶ姿は異様に感じるだろう。そのゴーレムはゴーレムの中でも最上位級の魔物で未だ1度も現れたことのない生物だが令のスキルを使えばどんな生物も作り出せる。
「そうか…。それで、俺の《聖守護動像》でどれくらい城が出来たんだ?」
《聖騎士動像》とは人型のゴーレムだが見た目は騎士のような姿をしておりその材質は稀少な金属であるホワイトメタルを使っている。ホワイトメタルの硬さは金属の中でもトップクラスなのに軽いという鍛冶屋の者から見ればのどから手が出るほど欲しいものだが《聖騎士動像》は全身がホワイトメタルで固められた最硬のゴーレムといえるだろう。
そんなゴーレムを令は30体ほど生み出しており《巨大浮遊島動像》の上に令たちの家である城を作ろうとゴーレムたちに命令したのだ。ゴーレムたちは疲労がなく睡眠も必要ないため労働力が無限ともいえる。そんなゴーレムたちをカリスに任せた。
ちなみに《聖守護動像》は命200で取引した。
「もうまもなく完成すると連絡が入っております。彼らには他にもたくさんのものを作ってもらうつもりなのですが少々数が足りません。令様、追加で10体ほどいただけませんでしょうか?」
「ハハ、簡単に言うな~カリスは。あれ1体創るのに命200だぞ?それならムクロの《死霊召喚》で大量のスケルトンを創ってもらうほうが効率がいいと思うが?」
「しかし今、ムクロの居場所が分かりませんので申し訳ないですが令様、お力をお貸しください。」
「なら久しぶりに冒険者ギルドに行ってクエストを受けるとするか…。今日はカリスはあまり手を出すなよ。」
「分かっております、令様!!」
「じゃあ行くぞ!!」
令とカリスは冒険者ギルドへと足を進めた。
その先にヴァンパイアがいるとは知らずに……。
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コメント
アルフ
最後がヴァンパイヤいるとも知らずにとなっていたのですが が が抜けていないでしょうか。
勘違いだったらすみません
これからも頑張ってください!