殺せば殺すほど命が増える!!??~命喰らい~
盗賊討伐
「…ようやく見つけたぜ。盗賊のアジトをな。
しかしテンプレのようなアジトだな。洞窟の中をアジトにするなんて…。さて、どれくらい溜め込んでるかな?」
俺は血のような深い赤色の髪をなびかせながら歩いていく。しかしそこにはいかにも頭の悪そうな坊主頭の男がいた。
「おいおい、にぃちゃん。こんなとこに何のようかな?」
坊主頭は見た目通りの品のない話し方だ。
「別にたいしたような事じゃないんだか、宝や有り金全ていただきに来ただけだ。」
「ヒャッヒャッヒャッヒャッ!面白い冗談だ。俺たちの盗賊《凍りつく刃》にケンカ売ろうとしたのが間違いだったな。」
「《凍りつく刃》だぁ?また中二病みたいな名前付けやがって、本当にカッコイイと思ってんのか?ったく、まぁいいや。俺はおまえら金品さえ貰えばいいから抵抗せずに渡せ。もし、抵抗するなら命はないと思え。」
令の言葉を聞いた坊主頭の男は気味の悪い笑い方をした。
「ヒャッヒャッヒャッヒャッ!俺も初めは俺なら何でも出来ると思っていたが人生そう甘くはないんだぜ!!」
坊主頭がナイフを出し俺に斬りかかって来た。
「オラオラオラ!どうした!!?怖くて避けるので精一杯か!?ヒャッヒャッ!」
俺は息もきらさず避けながら言った。
「はぁ、いちいち相手する予感しかないなぁ。仕方がない。やるか。」
「ヒャッヒャッヒャッヒャッ!なら早くやってみろよ。口だけは達者だ、うぎゃあぁぁぁぁぁぁあ!!!!!」
「おお…、軽く殴ったつもりだったのにまさかここまで跳ぶとは…。」
俺は坊主頭に軽く殴っただけだったがこの世界ではすでにステータスだけならトップクラスの力になっていたため、洞窟の中にめり込み死んでいる。
「まぁ、次もあるだろうし気にしたら負けだ。」
するとさすがに仲間の叫び声に気づき俺に向かってきた。14人も来るとは中にはまだまだ居そうだな。
「何事だ!っ!!貴様!!ガッシュをよくも!」
ズドオオーン!
言い終わる前にぶん殴り、後ろの13人もまとめて吹き飛ばした。
「やっぱ、強すぎる気がするな…。まさかこんなに強いとは自分が1番驚くよ。」
洞窟の奥に足を踏み出した。
すると眩い光が見えてきた。
「何だ、ここは?本当に洞窟の中なのか?」
「驚いたかい?真紅の坊や。」
「…お前は?」
「驚かないとはますますただ者ではなさそうだねぇ。あたしはこの盗賊《凍りつく刃》のリーダー、ジェリーさ。」
「お前がこの盗賊のボスだと?信じられんな。」
俺の目の前には紫色の髪をした、なかなか綺麗な女がいる。まあ、中の上くらいだがそれでも綺麗だ。
「フフ、あたしをただの女と思ったら大間違いだよ!」
女は杖を取り出し、詠唱を始めた。
「全てを凍らし全てをきらめかせ!アイスボール!」
すると女の持つ杖から氷の球体が現れた。そして詠唱を読み終わると俺の方に向かってきた。
「おわっ!!これはまさか氷魔法か?」
「えぇ、その通り。私はこの氷魔法でここまでこの盗賊を大きくしてきたのよ。時間はかかったけれどね。」
氷魔法はかなりレアなスキルで攻撃力や防御力両方とも強い魔法だ。こんなところで見ること出来るとは思ってもみなかったな。
「なるほどな。確かに強いスキルを持っているが俺の目的とは関係がないな。俺を殺そうとしたんだしお互い様だよな。」
ニヤリと笑って俺は全力で走った。あまりの速さに相手からは瞬間移動をしているようにも見えるだろう。
「なっ!!なんて速さなの!!?こんな速さ、A級冒険者と同じじゃない!!」
「じゃあな。良いもの見せてもらえた御礼だ。」
そうつぶやき、その女の顔を吹っ飛ばした。
「うわぁぁあ!!!お頭がやられるなんて、俺は死にたくないーーーーー!!!」
「こんな化け物誰が相手になるんだ…。」
「そ、そんな……。」
俺は盗賊の言葉など無視して金品を探しに行った。
ーレベルアップしましたー
現在の命 55
しかしテンプレのようなアジトだな。洞窟の中をアジトにするなんて…。さて、どれくらい溜め込んでるかな?」
俺は血のような深い赤色の髪をなびかせながら歩いていく。しかしそこにはいかにも頭の悪そうな坊主頭の男がいた。
「おいおい、にぃちゃん。こんなとこに何のようかな?」
坊主頭は見た目通りの品のない話し方だ。
「別にたいしたような事じゃないんだか、宝や有り金全ていただきに来ただけだ。」
「ヒャッヒャッヒャッヒャッ!面白い冗談だ。俺たちの盗賊《凍りつく刃》にケンカ売ろうとしたのが間違いだったな。」
「《凍りつく刃》だぁ?また中二病みたいな名前付けやがって、本当にカッコイイと思ってんのか?ったく、まぁいいや。俺はおまえら金品さえ貰えばいいから抵抗せずに渡せ。もし、抵抗するなら命はないと思え。」
令の言葉を聞いた坊主頭の男は気味の悪い笑い方をした。
「ヒャッヒャッヒャッヒャッ!俺も初めは俺なら何でも出来ると思っていたが人生そう甘くはないんだぜ!!」
坊主頭がナイフを出し俺に斬りかかって来た。
「オラオラオラ!どうした!!?怖くて避けるので精一杯か!?ヒャッヒャッ!」
俺は息もきらさず避けながら言った。
「はぁ、いちいち相手する予感しかないなぁ。仕方がない。やるか。」
「ヒャッヒャッヒャッヒャッ!なら早くやってみろよ。口だけは達者だ、うぎゃあぁぁぁぁぁぁあ!!!!!」
「おお…、軽く殴ったつもりだったのにまさかここまで跳ぶとは…。」
俺は坊主頭に軽く殴っただけだったがこの世界ではすでにステータスだけならトップクラスの力になっていたため、洞窟の中にめり込み死んでいる。
「まぁ、次もあるだろうし気にしたら負けだ。」
するとさすがに仲間の叫び声に気づき俺に向かってきた。14人も来るとは中にはまだまだ居そうだな。
「何事だ!っ!!貴様!!ガッシュをよくも!」
ズドオオーン!
言い終わる前にぶん殴り、後ろの13人もまとめて吹き飛ばした。
「やっぱ、強すぎる気がするな…。まさかこんなに強いとは自分が1番驚くよ。」
洞窟の奥に足を踏み出した。
すると眩い光が見えてきた。
「何だ、ここは?本当に洞窟の中なのか?」
「驚いたかい?真紅の坊や。」
「…お前は?」
「驚かないとはますますただ者ではなさそうだねぇ。あたしはこの盗賊《凍りつく刃》のリーダー、ジェリーさ。」
「お前がこの盗賊のボスだと?信じられんな。」
俺の目の前には紫色の髪をした、なかなか綺麗な女がいる。まあ、中の上くらいだがそれでも綺麗だ。
「フフ、あたしをただの女と思ったら大間違いだよ!」
女は杖を取り出し、詠唱を始めた。
「全てを凍らし全てをきらめかせ!アイスボール!」
すると女の持つ杖から氷の球体が現れた。そして詠唱を読み終わると俺の方に向かってきた。
「おわっ!!これはまさか氷魔法か?」
「えぇ、その通り。私はこの氷魔法でここまでこの盗賊を大きくしてきたのよ。時間はかかったけれどね。」
氷魔法はかなりレアなスキルで攻撃力や防御力両方とも強い魔法だ。こんなところで見ること出来るとは思ってもみなかったな。
「なるほどな。確かに強いスキルを持っているが俺の目的とは関係がないな。俺を殺そうとしたんだしお互い様だよな。」
ニヤリと笑って俺は全力で走った。あまりの速さに相手からは瞬間移動をしているようにも見えるだろう。
「なっ!!なんて速さなの!!?こんな速さ、A級冒険者と同じじゃない!!」
「じゃあな。良いもの見せてもらえた御礼だ。」
そうつぶやき、その女の顔を吹っ飛ばした。
「うわぁぁあ!!!お頭がやられるなんて、俺は死にたくないーーーーー!!!」
「こんな化け物誰が相手になるんだ…。」
「そ、そんな……。」
俺は盗賊の言葉など無視して金品を探しに行った。
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コメント
清水 裕斗
うん………
無双にすると面白くなくなるという現象が
起きない事を祈っております
レイ・ブラドル・ドラニス
誤字報告
俺はお前らの金品さえ貰えればいいから抵抗せず渡せ。
なんか盗賊退治系のを見ているとどっちが盗賊か分からなくなるのよね……