路地裏最強は異能力者学園へ

KOGARASI

終戦

どれくらいの時が流れたろうか

分断して直ぐに再戦
斬られ殴りまた斬られ

トンファーは選択ミスだった
相手は斬撃、こちらは打撃。少しずつ血が無くなるのがわかる

このままでは出血死をしてしまう

しかしそれも俺の中で高揚感へと変換されている

相手は上下左右振りをつけながら攻撃する
ギリギリ急所は守っているがそれでもそろそろ限界だ

「ぐっ!」

太腿を大きく切り裂かれ立つことは難しい状態だ

「終わりか……お前との戦い楽しかったぞ最後に名を聞いておこう。俺はジャックだ」

「影だ。月野影。あとまだ終わりとは言えないぞ」

【影操作】で全身を影で覆う
影覆かげまとい】とでも名付けようか

これは初めて戦った炎使いのチンピラに勝った時の技

傷つけられた太腿から体全体まで、筋肉繊維一本一本纏いつける

全体が黒に染まりもう肌が見えるところはなくなった

「まだ立てるか…まだ戦えるのだな?」

「あぁ、楽に勝てると思うなよ」

ジャックは今までより速く鋭く攻撃を開始する

が、全て覆っている影に弾かれる

「なに!」

「残念だがもう効かねぇぞ」

筋肉繊維一本一本に集中したおかげで身体能力はジャックに追いついた



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side晴


(この人…強い)
影と別れてからしばらく経ったがお互いに最期の一手にかけている
晴からの攻撃は全て風で軽減され、彼女の銃撃も晴の獣の身体能力で躱されていた

最初に仕掛けたのは相手の方からだった
スタングレネードを複数ばら撒いた
強烈な光があたりを照らし音の爆弾が轟く

晴は咄嗟にそしてごく自然に体を丸めてしまった。
これは仕方なかった
人間や動物は突然強烈な光と音を感知すると身の危険を守るため体を丸めてしまう。
そういう構造をしているのだ

発砲音が数発鳴り響く
晴は倒れた
それを確認し彼女は早々と自分の上司に加勢をするため背を向けた瞬間、殺気を感じ後ろを向いた時、拳が顎を掠めた

「知ってる?ラーテルって動物はライオンの牙や爪も通さない強靭な皮膚を持ってるんだよ」

直ぐに姿勢を立て直し立ち上がろうとしたが……出来なかった

「無理だよ脳を揺らして脳震盪させたからね。今じゃ能力も満足に発揮できないでしょ」

晴は攻撃が外れたのではない。
・・・わざと外したのだ。
脳を揺らし、隙を作る為に

「これで本気で倒せる」

倒れている相手に馬乗りになり、腰、肩、腕のバネを使い全体重を打ち込む

これは空手の下段突きとと同じだ
頭蓋骨が割れやがて敗者が決まった

「ふぅ、ケイくん大丈夫かな」

自分より圧倒的に強い想い人に向かって駆け出した





side影


「ふ、ふはははは!!そう来なくてはなぁ!!!」

身体能力は同等だが慣れない速度に体が馴染まず、攻撃を捌くのが手一杯だった

「まだ続けていたいが部下が心配なのでな。全力でいかせてもらう! 【GEAR TOP】」

「あぁ、そうか、なら俺もてめぇを殺すために全力でいかせてもらう」

【影纏】を体全身の強化率を上げる

ジャックの眼を見ると鋭く笑みも消えたった一撃に全てをかけるそのような構えをし、退治していた

なら乗ろうではないか。
その勝負
この一撃で全てが決まり終わる

その速度は目に捉えれる速さを超え、お互いに背を向け立ち尽くしていた

自分の体には大きな十字傷が付けられており、肋骨を切り裂いていた

ジャックは肩から腹まで斬られておりその傷は心臓と肺を切断していた

勝負は決した。
体の十時傷から大量の血が流れているため影で塞ごうとしたが上手く扱えない

そしてプツンと糸が切れた人形のように二人とも倒れた

ジャックは言わずもがなだが、俺は能力の使いすぎと体を酷使しすぎたための筋肉痛が全身を襲い動けなくなる

「は、ぁ、す、まな、いな、」

「はぁ、はぁ、はぁ、何がだ」

ジャックは答えることなく息絶えた
辺りは静かになり謎の機械音が聞こえた

チッチッチッチッ!

「あぁ、なるほどそういう事か」

タイマーの音、つまり時限爆弾だ

一瞬で意識がなくなり、巨大なクレーターが地面をえぐり二人の死体らしきものがバラバラに飛び散っていた

………………………
「嘘」

あとから来たは晴は絶句をして佇んだ


そして……黒鉄と二人でこの無人島サバイバルの期間を乗りきった



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