路地裏最強は異能力者学園へ

KOGARASI

武道場(長編)


今回は長くしております。このまま長い方がいいか、いつも通り短い方がいいか
感想をよろしくお願いします。
一応これと次の回は長くしております。
感想が無かった場合は、短くさせていただきます。

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武道場に着いたらまず出席を確認し並ばされた

ここにはB〜Dまでの3クラスがいる

「では、順番にくじを引いていってください」

どうやらトーナメント戦で順番に戦うようだ

しかし、流石に3クラスあるので、最初に複数人グループで戦い、そこからトーナメントで戦っていく

俺が引いて出た数字は4

3クラスを4グループに分けるそうなので1番最後にグループ戦をするようだ

「ねぇねぇ、ケイくんは何番だった?ボクは2番だったよ」

「俺は4番だ」

「そっかー、じゃ、お互い頑張ろうね!」

晴は笑顔で黒鉄の所へと走って行って談笑している

どうやら黒鉄が晴のパートナーらしい

そして、ランダムに分けられたグループの1回戦がはじまった。

正直興味はさほどない

「君、つまらなそうに見るね」

ぼーっと試合を見ていると横から声をかけられた
今いるところは武道場の2階、観客席だ

「まぁ、つまらないしな」

「この試合がかい?」

「それもあるが…この大会じみた戦闘力測定みたいなのもつまらない」

横を向かずまだぼーっと試合を見ていたが、ふと横を見てみる

黄髪のイケメンがいる、そこはかとなく溢れ出るオーラのような感じ、もはや威圧感や覇気とも言えるものを見て察する。

こいつは俺と真反対な人間だと

「僕はSクラス星塚 光輝ほしづか こうき、君は?」

「俺はDクラスの月野 影つきの けいだ」

星塚は少し目を見開き

「君ほどの人がDクラスか……残念だね」

勝手に同情されても困る

「君はそれで満足してるのかい?してないだろう」

勝手に決めつけるな

「僕に勝てたらAクラスぐらいになれるんじゃないかな勝てないだろうけど」

こいつは喧嘩を売っているのか?それとも素なのか?
喧嘩を売っているようにしか思えない

「あ、終わったね、君は何番目かな?見といてあげるよ」

上から目線うぜぇ

「わざわざSクラスの奴が見なくてもいいんじゃね?」

「まぁそうかもしれないけど、僕は君に興味を持ったからね」

あ、そう

言葉には出さず表所で答える
それだけで相手がどれだけ嫌がっているかが分かるものだ

「はは、君は僕のことが嫌いそうだね。」

まぁ、めんどくさい奴ぐらいの認識なんだが

「僕も君のことが嫌いだよ。そうやって本当の意味で人を信じないところとか…ね」

こいつは初対面に何言ってんだ?

「黙ってないで何か言ったらどうだい?」

「返答が見当たらないんだよ。初対面の奴になんかよくわからんこと言い出すしな」

「初対面じゃないよ。小学4年生までの君なら知っているよ」

「何?」

なぜこいつが知っている?みんな俺の能力で忘れられているはずだ

こいつの能力のせいか?

「驚いたよ、今まで一緒にいたクラスメイトが次の日にはみんなの記憶から消えていたなんてね」

「…………お前の能力か?」

「うん、そうだよ、能力は『光』君の真反対の能力だよ」

俺の能力を知っている?なぜ?

こいつのことをもっと探ろうと考える
思考を深く、ただ深く潜っていく。

なぜ?どうして?どうやって?ん?クラスメイト・・・・・・

こいつは俺と同じ小学校にいたのか!じゃあなぜ能力を知っている?
路地裏のことを知っているとしたら?
そしたら俺の能力を知っているのは理解ができる。
しかし、俺が路地裏で獲物を取り逃した?いつ?
光…ひか…り、光の……屈折?
こいつは光の屈折で姿を決して見ていた?
それを問いかけるか?しかし、これは俺の単なる想像だ
、確証がない、どうする………

「多分だけど君の考えていることはあってるよ、【光の屈折】ができるし君が人と戦っている所も見たよ」

やっぱりか

「いやぁ、まさか自分と同い年が路地裏であんなことしてるなんてね」

「あ、そう、お前はそれを黙認してるけどな」

「確かにあの時は無理だったよ。君の方が強くてね、でも、もう僕の方が強いよ。」

その自身はどこから来るのだろうか

「もう君にあんなことさせないよ。僕がいる限り」

「あぁそう、やれるならやってみな。俺はてめぇなんかに殺られねぇぜ」

俺は逃げも隠れもしねぇ、と言外に言う

「そうかい、……ほら、君の番だよ」

闘技場を見てみるともう3回戦も終わりかけていた
こいつ、俺のくじで何番引いたか分かってるな

さっさと行こう。こいつと一緒にいるのは正直疲れる

星塚は、こちらを見据えて何も言わなかった








「では、これから第4グループの対戦を始める!皆の者、配置はいいか!では、始めぇ!」

大きな声、マイクで音量を上げているのと先生の【風を操る】能力で武道場全体に響く

そして開始の合図とともに雄叫びをあげ周りと戦っている生徒

【日陰者】
【影操作・大鎌】

【日陰者】で、影を薄くし、会場の中心へ行き【影操作】で大鎌をつくる。

普通であれば2mほどしかないが、この鎌は違う。

数十mはあり、ちょうど会場の半径ほどある

影に重さなど無い。小枝を振るように一瞬、

一瞬にして武道場にいた4グループは壊滅した。

ただ1人中央でニヒル笑顔で佇んでいる

「おいおい、この程度かよ」

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コメント

  • KOGARASI

    ありがとうございます。
    では、次回の長編も頑張ります。(`・ω・)ゞ

    0
  • ノベルバユーザー114788

    いつも楽しく見させて貰ってます!
    これからも頑張ってください!
    更新楽しみにしてます!
    あと長い方が良いです!

    4
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