路地裏最強は異能力者学園へ

KOGARASI

入学式

「それはあなたのためよ」

「はあ?」

思わず素っ頓狂な声が出る

「どういうことだ?」

「上はあなたを使えると判断した…けど、使いきれないものはいらない。だから私を送ってきた」

「つまり監視役か」

「そういうこと」

ん?なら

「俺のためってのは?」

「それはあなたの保護者兼アドバイザーよ、あなた、小4から学校に通ってないんでしょ?ならアドバイスもいるし、高校生になるんだから保護者も必要でしょ?」

「なるほど、分かった、俺からなにかない時は先生として接させてもらうよ」

「ふふ、分かったわ、それよりいいの?良いパートナー取られちゃうわよ」

「ん?あぁ、そうか、ま、別にいいよ、よく言うだろ
残り物には………なんだっけ?「福がある、よ」そんな感じだ」

「あなたがそれでいいならいいけど……そろそろ2時前だから早く行きなさいね。」

桂香さんはそう言い終わるとくるりと向かい直し職員室にむかった

それを俺はしばらく見届けてから、入学式がある体育館へ向かった


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「なげぇ…」

かれこれ1時間半、ずっと先生の話が続いている

しかもこの先生、校長じゃない

なら校長はどんだけ長いんだ……

こう長い話を聞いていると眠くなるのは当たり前だ

もういい、寝る

【日陰者】

一応能力を使ってから寝たら気づかれにくいだろう

「これで私の話を終わります。次は校長先生の話です。」

「えぇー、変わりましてこの学園の校長をしております。シルフィー・エルフィーナです。どうぞお見知り置きを
この学園では、様々なことが充実しております。それらを存分に使い、上位7名に入れるようライバル達と切磋琢磨してください。以上です」

思ったよりも短い話だったが、

「すぴー」

本人は爆睡中だった

しばらくしてようやく目が覚めたら、まだ学生が話してはいるがもうそろそろ終わる頃だろう

「くぁ〜あ〜」

何ともつまらない入学式だ
そう思いながら
ついあくびが出てしまう

「では、ご清聴ありがとうございました。」

それが合図だったかのようにちょうど生徒の話が終わった

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