路地裏最強は異能力者学園へ
墓穴
さて、よわったな…どう応えようか
「えー、月野影、14歳です。」
まぁ素直に答えとくか
「学校は?」
「行っておりません」
にこーっと全力の爽やか笑顔の即答でお答えする
「そ、そう、学校にはいつから行ってないの?」
「小学4年生です!」
にこーっと全力の爽やか笑顔……(ry
「どこに住んでいるのかなぁ?」
あ、青筋がたって眉毛がピクピクしてる
「ただいまホームレス中です!」
にこーっと全力……(ry
「いい加減にしなさい!」
あ、きれた
「家はどこ!!?」
「前のでしたら、街道をまっすぐ行って3つ信号を渡って右に曲がってずっとまっすぐ行ったところにある青い屋根の一軒家ですよ。では俺はこれで、腹が減ったので」
これ以上話すのは得策じゃないかもな
「待って!」
なんだよ、いい加減めんどくさくなってきたぞ
「なんですか、腹減ってんすけど」
「ごめんなさいね、家には帰らないの?」
はぁ、蒸し返すか普通、
「帰りませんよ、あそこに俺の居場所なんてありませんから」
「な、なんでなの?」
「俺の能力に『影が薄くなる』があるんです。それでみんな忘れ去られました」
「そ、そんな?!」
なんでだろう、なぜこんな関係ない人に話してしまったんだろう?
きっと……誰かに自分を知ってもらいたかったのかもしれない
そう、思うとむなしくなるな……
………ん?、なんでこの人俺に気づいたんだ?
俺は能力を消してないのに
「あの……なんで俺に気づいたんですか?」
「ん?あぁ、それは私の能力なの【鑑定眼】って言ってね、ある程度のものを鑑定できるのよ」
ほー、そんな便利な眼があるんだ
「でも、そんなに便利じゃないのよねぇ、嘘か本当か見分けるとか、相手のステータス的なものが見えるだけなのよ」
「それでもすごいと思いますよ?」
「ええ、そうね、あなたの犯罪履歴とかも見れるわよ」
あ、やべ、墓穴掘った
─────────────────────────
『影が薄くなる』能力 は、【日陰者】という名前です
「えー、月野影、14歳です。」
まぁ素直に答えとくか
「学校は?」
「行っておりません」
にこーっと全力の爽やか笑顔の即答でお答えする
「そ、そう、学校にはいつから行ってないの?」
「小学4年生です!」
にこーっと全力の爽やか笑顔……(ry
「どこに住んでいるのかなぁ?」
あ、青筋がたって眉毛がピクピクしてる
「ただいまホームレス中です!」
にこーっと全力……(ry
「いい加減にしなさい!」
あ、きれた
「家はどこ!!?」
「前のでしたら、街道をまっすぐ行って3つ信号を渡って右に曲がってずっとまっすぐ行ったところにある青い屋根の一軒家ですよ。では俺はこれで、腹が減ったので」
これ以上話すのは得策じゃないかもな
「待って!」
なんだよ、いい加減めんどくさくなってきたぞ
「なんですか、腹減ってんすけど」
「ごめんなさいね、家には帰らないの?」
はぁ、蒸し返すか普通、
「帰りませんよ、あそこに俺の居場所なんてありませんから」
「な、なんでなの?」
「俺の能力に『影が薄くなる』があるんです。それでみんな忘れ去られました」
「そ、そんな?!」
なんでだろう、なぜこんな関係ない人に話してしまったんだろう?
きっと……誰かに自分を知ってもらいたかったのかもしれない
そう、思うとむなしくなるな……
………ん?、なんでこの人俺に気づいたんだ?
俺は能力を消してないのに
「あの……なんで俺に気づいたんですか?」
「ん?あぁ、それは私の能力なの【鑑定眼】って言ってね、ある程度のものを鑑定できるのよ」
ほー、そんな便利な眼があるんだ
「でも、そんなに便利じゃないのよねぇ、嘘か本当か見分けるとか、相手のステータス的なものが見えるだけなのよ」
「それでもすごいと思いますよ?」
「ええ、そうね、あなたの犯罪履歴とかも見れるわよ」
あ、やべ、墓穴掘った
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『影が薄くなる』能力 は、【日陰者】という名前です
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