世界最強都市"ヨミ"の魔王
雪斗と隕石の衝突&世界の崩壊
雪斗は、その日の出来事を全て【ツキミ】から聞いて正直、一瞬だけ吐き気がした。しかし、段々当時の出来事、性格、仲間の顔、名前を思い出していった。
「将太…海斗………宗介……」
そして、ほとんどの記憶が蘇った雪斗の表情は……やはり笑っていた。
『雪斗さん…大丈夫ですか?』
「フフッ、まぁ大丈夫だ。ただ、記憶が戻って来たから少し戸惑っていたんだよ。口調とか、性格とか、どうすればいいのか……しかし、今の俺は自分で言うのもなんだが、力はあるし、頭は良い、開発者としても優れている…つまり俺は………………最強じゃねぇぇぇかぁ!」
『しかし私は、雪斗さんが人殺しでも、人の心を失っていたとしても、ついて行きますから!』
「【ツキミ】よ、ありがとう。……折角最強になったんだ、今更死んでたまるかよ、最後まで諦めてやるかよ、そして今度こそなるんだ!魔王に!!!」
『それじゃ私は、雪斗様に使える忠実なる秘書ですね!』
「さあ、とにかく生きるぞ!!!俺の為にも、あいつのためにもな!」
『雪斗さん、いえ、雪斗様。超大型生命圧縮砲の射程距離に隕石が入りました。撃ちますか?』
「あぁ……ぶっ放したやれぇぇ!」
『超大型生命圧縮砲発射まで、3……2……1…………発射!!!」
その瞬間、地球全体が激しく揺れた。まだ生きている人からすれば、地球が最後の抵抗をしている様にも見えるだろう。超大型生命圧縮砲と隕石が相対する。流石に直径Ⅰ㎞の隕石を消滅出来る事は出来ない。しかし、徐々に隕石の表面が割れていく……しかし、超大型生命圧縮砲の方も徐々にそのパワーが弱まっていき、等々、エネルギー切れになってしまった……しかし、1分は稼いだ……
雪斗は、超大型生命圧縮砲が打たれた時から、カプセルが完全防御形態になるための時間を短縮させることに専念していた。いくら、人の生命エネルギーを沢山使ったところで、あの大きさの隕石を止められるとは思えない。なので、雪斗は、カプセルの性能UP +時間短縮の為に、頭をフル回転させていた。そして……
『隕石衝突まで残り18秒。カプセルが完全防御形態になるまでの時間は、残り12秒です』
「よしっ!よくやった【ツキミ】とにかく完全防御形態になったらすぐに乗り込むぞ!」
隕石衝突まで……
10
「とにかく、生きるぞ!」
9
『はい!必ず生きてみせます!』
8
「隕石が落ちてくる音がするな……」
7
『現在時刻10時34分35秒』
6
「開くぞ!!!」
5
「乗るぞ!」
4
『Xカプセル…起動!!』
3
2
1
………………0
「ドオオォォッッッッゴゴゴオォォォォオオ!!!!!」
2100年7月10日午前10時34分41秒
隕石が衝突しました……
この瞬間、地球は崩壊した…………
段々地球は、元の青く丸い形から、かけ離れていく……
約20000後………………
『プシュュュュ!!!!』
「はぁ、はぁ、はぁ、」
『雪斗様、無事ですか?』
「あぁ、何とかな……」
『良かったです……雪斗様、ここは一体何処なのでしょう?』
「そうだな、ここは何処だ?」
『分かりません……唯、キレイですね……』
雪斗と、【ツキミ】の周りには、薄紫色のキレイな花が生えてあった。空中には、大きな石が光りライトがわりになっている。その光は雪斗の生存を祝福するように輝いている。
「将太…海斗………宗介……」
そして、ほとんどの記憶が蘇った雪斗の表情は……やはり笑っていた。
『雪斗さん…大丈夫ですか?』
「フフッ、まぁ大丈夫だ。ただ、記憶が戻って来たから少し戸惑っていたんだよ。口調とか、性格とか、どうすればいいのか……しかし、今の俺は自分で言うのもなんだが、力はあるし、頭は良い、開発者としても優れている…つまり俺は………………最強じゃねぇぇぇかぁ!」
『しかし私は、雪斗さんが人殺しでも、人の心を失っていたとしても、ついて行きますから!』
「【ツキミ】よ、ありがとう。……折角最強になったんだ、今更死んでたまるかよ、最後まで諦めてやるかよ、そして今度こそなるんだ!魔王に!!!」
『それじゃ私は、雪斗様に使える忠実なる秘書ですね!』
「さあ、とにかく生きるぞ!!!俺の為にも、あいつのためにもな!」
『雪斗さん、いえ、雪斗様。超大型生命圧縮砲の射程距離に隕石が入りました。撃ちますか?』
「あぁ……ぶっ放したやれぇぇ!」
『超大型生命圧縮砲発射まで、3……2……1…………発射!!!」
その瞬間、地球全体が激しく揺れた。まだ生きている人からすれば、地球が最後の抵抗をしている様にも見えるだろう。超大型生命圧縮砲と隕石が相対する。流石に直径Ⅰ㎞の隕石を消滅出来る事は出来ない。しかし、徐々に隕石の表面が割れていく……しかし、超大型生命圧縮砲の方も徐々にそのパワーが弱まっていき、等々、エネルギー切れになってしまった……しかし、1分は稼いだ……
雪斗は、超大型生命圧縮砲が打たれた時から、カプセルが完全防御形態になるための時間を短縮させることに専念していた。いくら、人の生命エネルギーを沢山使ったところで、あの大きさの隕石を止められるとは思えない。なので、雪斗は、カプセルの性能UP +時間短縮の為に、頭をフル回転させていた。そして……
『隕石衝突まで残り18秒。カプセルが完全防御形態になるまでの時間は、残り12秒です』
「よしっ!よくやった【ツキミ】とにかく完全防御形態になったらすぐに乗り込むぞ!」
隕石衝突まで……
10
「とにかく、生きるぞ!」
9
『はい!必ず生きてみせます!』
8
「隕石が落ちてくる音がするな……」
7
『現在時刻10時34分35秒』
6
「開くぞ!!!」
5
「乗るぞ!」
4
『Xカプセル…起動!!』
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………………0
「ドオオォォッッッッゴゴゴオォォォォオオ!!!!!」
2100年7月10日午前10時34分41秒
隕石が衝突しました……
この瞬間、地球は崩壊した…………
段々地球は、元の青く丸い形から、かけ離れていく……
約20000後………………
『プシュュュュ!!!!』
「はぁ、はぁ、はぁ、」
『雪斗様、無事ですか?』
「あぁ、何とかな……」
『良かったです……雪斗様、ここは一体何処なのでしょう?』
「そうだな、ここは何処だ?」
『分かりません……唯、キレイですね……』
雪斗と、【ツキミ】の周りには、薄紫色のキレイな花が生えてあった。空中には、大きな石が光りライトがわりになっている。その光は雪斗の生存を祝福するように輝いている。
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