快楽殺人鬼の俺が異世界で英雄になれたらいいなぁ
プロローグ
痛み
それが俺の初めて覚えた感覚だった。
物心付いた頃には既に俺は痛みと隣り合わせの日々だった。
まだ小さい俺を笑いながら殴る男とそれを眺める女、そいつ等が俺の両親だと知ったのは3歳の冬だった。
その日はとても寒い日だった
男は、いつも俺をいたぶる時と同じ薄気味悪い笑みを浮かべながら言った
「へへ、今日は確かお前の誕生日だったな…こいつは俺からのプレゼントだ!」
そう言って俺の腹を思い切り蹴る
当時3歳の俺には耐えきれないほどの衝撃を受け体が宙を舞う
吐瀉物を撒き散らしながら涙を浮かべる俺。
俺は忌々しげに男を睨む
そんな俺の事が心底気に入らなかったのか男はさらに俺をいたぶる。
激しい痛みで何度も意識が飛ぶ
意識を失った俺に男は水をぶっかけて無理やり俺を起こし暴行を続けた
「何なんだその目は!!!お前を産んでやったのはこの俺だぞ!!?もっと感謝しろよこのゴミ野郎が!いつもいつも優しくしてやっている俺に対して何様のつもりだよ!!気に入らないんだよォ!!!!!」
そう言うと男は助走をつけた蹴りを放つ
バキッと何かが折れるような音がした
体のあちこちが痛むせいで大した痛みは感じなかったが骨が折れたのだろう
そこで俺は意識を保てなくなった
朦朧とする意識の中で男は言った
「お前なんか産まれてこなきゃ良かったのによォ…」
それが俺の覚えている中で1番古い記憶だ
それからも虐待は続いた
収まることなく、日に日にエスカレートしていく暴行に俺はひたすら耐えるしかなかった
そして俺は完全に明らかな殺意を覚えた
それから5年後、俺は男と女を台所にあった包丁で滅多刺しにした。
他人をいたぶるあの感覚今でも忘れはしない
今まで俺をいたぶり続けた男が無様にもやめてくれだのもう許してくれだのと命乞いする姿は滑稽だった。思い出すだけでニヤけてしまう。
包丁で刺す時の硬い肉を切り裂いていく感覚
包丁を振り下ろすたびに鳴る男の断末魔
ビチャビチャと俺にかかる血飛沫
痛みで歪んだ表情になって横たわるクソ野郎の顔
全てが俺の感覚をハイにしてくれた
1回ゴミを切り裂く度に俺とてつもない快楽に身を奪われた
そこで俺は初めて快楽を覚えた
そこからはもう俺は止まらなかった
いつも俺がいたぶられている姿を遠目から眺めていた女も後から刺した
こいつもいい声で鳴いてくれた
その断末魔が俺をさらに狂わせる
刺せば刺すほど流れてくる快感に身を委ね、俺は快楽を求めて女を刺した
刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して
刺した
もう原型をとどめてない女だったものを見ながら俺は満面の笑みを浮かべた。恐らく人生でこれほど自然に笑ったのは初めてだったろう。
しばらく快楽に浸っていると糞共の断末魔を聞いて駆けつけた大人に見つかった
部屋に入ってきた奴らは血だらけで満面の笑みを浮かべる俺
(・・・・・・・・・・・・・・・・)を見て絶句していた
とても面白い顔だった
後に俺は強制的に児童養護施設に入れさせられた。まぁ行く宛もなかったから別に気にはしていない
だが人を殺す快感を覚えてしまった俺はもう後戻り出来なかった
それから殺した人間は1000を軽く超えるだろう
俺は両親を殺したことを後悔していない。なぜなら正しい選択だったと自負しているからだ
俺の快楽への好奇心は収まることを知らない
だから俺はもっともっと殺すだろう
殺そうが頃住まいがもう俺は後戻りはできないのだから…
これは、親から虐待を受け愛を知らずに人を殺す快感を覚えた少年“柊 ユウト”の物語
それが俺の初めて覚えた感覚だった。
物心付いた頃には既に俺は痛みと隣り合わせの日々だった。
まだ小さい俺を笑いながら殴る男とそれを眺める女、そいつ等が俺の両親だと知ったのは3歳の冬だった。
その日はとても寒い日だった
男は、いつも俺をいたぶる時と同じ薄気味悪い笑みを浮かべながら言った
「へへ、今日は確かお前の誕生日だったな…こいつは俺からのプレゼントだ!」
そう言って俺の腹を思い切り蹴る
当時3歳の俺には耐えきれないほどの衝撃を受け体が宙を舞う
吐瀉物を撒き散らしながら涙を浮かべる俺。
俺は忌々しげに男を睨む
そんな俺の事が心底気に入らなかったのか男はさらに俺をいたぶる。
激しい痛みで何度も意識が飛ぶ
意識を失った俺に男は水をぶっかけて無理やり俺を起こし暴行を続けた
「何なんだその目は!!!お前を産んでやったのはこの俺だぞ!!?もっと感謝しろよこのゴミ野郎が!いつもいつも優しくしてやっている俺に対して何様のつもりだよ!!気に入らないんだよォ!!!!!」
そう言うと男は助走をつけた蹴りを放つ
バキッと何かが折れるような音がした
体のあちこちが痛むせいで大した痛みは感じなかったが骨が折れたのだろう
そこで俺は意識を保てなくなった
朦朧とする意識の中で男は言った
「お前なんか産まれてこなきゃ良かったのによォ…」
それが俺の覚えている中で1番古い記憶だ
それからも虐待は続いた
収まることなく、日に日にエスカレートしていく暴行に俺はひたすら耐えるしかなかった
そして俺は完全に明らかな殺意を覚えた
それから5年後、俺は男と女を台所にあった包丁で滅多刺しにした。
他人をいたぶるあの感覚今でも忘れはしない
今まで俺をいたぶり続けた男が無様にもやめてくれだのもう許してくれだのと命乞いする姿は滑稽だった。思い出すだけでニヤけてしまう。
包丁で刺す時の硬い肉を切り裂いていく感覚
包丁を振り下ろすたびに鳴る男の断末魔
ビチャビチャと俺にかかる血飛沫
痛みで歪んだ表情になって横たわるクソ野郎の顔
全てが俺の感覚をハイにしてくれた
1回ゴミを切り裂く度に俺とてつもない快楽に身を奪われた
そこで俺は初めて快楽を覚えた
そこからはもう俺は止まらなかった
いつも俺がいたぶられている姿を遠目から眺めていた女も後から刺した
こいつもいい声で鳴いてくれた
その断末魔が俺をさらに狂わせる
刺せば刺すほど流れてくる快感に身を委ね、俺は快楽を求めて女を刺した
刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して刺して
刺した
もう原型をとどめてない女だったものを見ながら俺は満面の笑みを浮かべた。恐らく人生でこれほど自然に笑ったのは初めてだったろう。
しばらく快楽に浸っていると糞共の断末魔を聞いて駆けつけた大人に見つかった
部屋に入ってきた奴らは血だらけで満面の笑みを浮かべる俺
(・・・・・・・・・・・・・・・・)を見て絶句していた
とても面白い顔だった
後に俺は強制的に児童養護施設に入れさせられた。まぁ行く宛もなかったから別に気にはしていない
だが人を殺す快感を覚えてしまった俺はもう後戻り出来なかった
それから殺した人間は1000を軽く超えるだろう
俺は両親を殺したことを後悔していない。なぜなら正しい選択だったと自負しているからだ
俺の快楽への好奇心は収まることを知らない
だから俺はもっともっと殺すだろう
殺そうが頃住まいがもう俺は後戻りはできないのだから…
これは、親から虐待を受け愛を知らずに人を殺す快感を覚えた少年“柊 ユウト”の物語
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コメント
猫の糸
物語の始まり方がスゴく好きです。
主人公「ユウト」の性格もほどよく歪んでいて一気に好きになれました。
誤字報告失礼します
殺そうが頃住まいが…→殺そうが殺すまいが…
だと思われます