神を使って世界征服

虹ウサギ

くそったれな神

はあ、それにしても昨日は酷い目にあったな、サキに竹刀で見事な一撃をもらった僕は気絶してしまったが、すぐにサキにたたき起こされ、ラーメンをおごれと脅迫してきたのだ。仕方なく昨日の帰りにラーメン屋により醤油ラーメンをおごった。なぜかカガミのぶんも払わされた。そのせいで、僕の財布はすっからかんだ。
キーンコーンカーンコーン
やべ!予鈴だ急がないとまた、連続遅刻記録を更新してしまう。そして僕は3週間連続という遅刻記録を叩き出してしまった。

「はぁ」
朝から全力疾走したせいで一時間目から眠くて仕方ない
このまま寝てしまおうか、そう思い目を閉じて夢の国へ行こうと思ったら隣の席から、消しゴムのカスを丸めた弾丸が飛んできた。
「ちょっと起きなさいよ!まだ一時間目始まった所よ」
案の定サキである。このお節介マンめ!いつも僕のことを思って言ってくれてるのはわかるのだが、今だけは眠らせてくれー
「あっははは」
くそ!見なくてもわかるぞ!カガミの野郎笑ってやがるな。
「はーやーくー起きなさいーー」
いまだに飛んでくる弾丸なんだか逆に心地よくて眠れそうだ。Zzz・・・・

放課後の帰り道。何時間たっても引かない頭のたんこぶをさすりながら、夕焼けの川沿いを一人で歩いて帰っていた。サキめあんなに一日中怒らなくてもいいじゃないか。一時間ずっと寝ていたら、授業のあととてつもない一撃を頭に食らったあと、その日は口も聞いてくれなかった。放課後になるとカガミを連れてさっさと僕を置いてけぼりにして帰ってしまった。カガミはカガミで何も言わずに言いなりになるなんて酷い酷すぎる。僕はこう見えて凄く寂しがり屋さんなんだぞ!
「サキとカガミのバカー!そんなに僕のこと嫌いなら
どこか遠くにいなくなってやるー」
はぁはぁ、僕はそう夕日で輝く川に叫んだ。なにやってんだろ、こんなの逆ギレじゃないか、明日になったらちゃんとサキに謝ろう。よし!帰るかそう思い僕が歩きだそうとした瞬間世界が止まったように、すべての動きが止まった。体は全く動かないし音も何も聞こえない、どういうことだ意味がわからない。まるで意識だけの世界にいるように、意識ははっきりとしている
僕が困惑していると後ろに何やら大きな塊が居るように感じる。実際には、見えないのだがなんとなく感じるのだ。なんだ何がいる!?
「私は神である」
しゃ、しゃべった!紙だと?
「紙ではない神だ!」
なぜ、考えてることがバレた?
「貴様どこか遠くに行きたいと願ったな?よかろうその願い叶えてやろう」
へっ?な、何て言った確かに言ったけどもしかしてアメリカとかロシアに連れってくれるのか?
「いや違う。貴様が行くのは、ここより文明は遅れてはいるが、魔法やら魔物、亜人などがいる夢のような世界だ」
な、なんだって行きたくないよそんなところ!なんか危なそうじゃん、何魔法って魔物に亜人なんだソレ、嫌です!行きたくないですー!
「強制参加だ!」
なんだよ強制参加って、魔物に食べられでもしたらどうするんだよ!
「安心せい、異世界に行きすぐに死んでは意味がないからな、貴様にはある程度の身体能力と技能そして固有スキルを授けよう」
えっ?マジでちょーチートじゃん、でも行きたくないよ
「男なら覚悟を決めよ!貴様の他に数名同じ異世界に送るようになっている。他の神が誰を選ぶか楽しみだわい」
どういうことだよ!お前の他にも神はいるのか?他の数名って誰だよ
「貴様と同じぐらいの若者じゃよ」
くっ!お前ー!サキとカガミに手を出したらただじゃおかねぇぞ!
「なんという気迫じゃ、これは成長が楽しみじゃわい、安心せい貴様の友達とやらは、まだ異世界に転移させられとらんぞ。…今のところはな」

なんだよ、今のところはってこれから飛ばされるかもしれなってってことか?ふざけやがって

「ふざけとらんわい、貴様の目的は、その世界をお前の望む世界にして見せろ」

どういうことだよ、僕の望む世界?

「そうじゃ、どの神より早く世界を侵略せいってことじゃ」

侵略どういう意味だ!お前はいったい何がしたいんだ

「まぁ、細かい説明を後じゃ後、とにかく飛ばすぞ」

はぁ!?ちょっと待てよ

「さんにーいちホイ!」

ピカッと光に包まれたかと思うとそこはもう、僕の知る場所ではなかった。
ただただなにもない平原だった

「あのくそったれな神めーー」






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