いきなり転移したら邪神に邪神になってくれってどうなんだ!?

SERO

第参話 夢の中で!壱


『〜〜♪〜♪〜〜♪』

「うるせぇなぁ」


いつも通り聞こえた携帯の目覚まし機能にキレて、起きた。


「あぁもうこんな時間なのか」


そういうと、携帯の時間は8時32分を指していた


「あぁなんだ、あれは夢だったんだな、邪神になることなんてありねぇな、こんなつまんねぇ世界に」

そういうと俺は、いつも通り学校行く支度をした。


制服を着て、キッチンで目玉焼きとベーコンを作って食べて、歯磨きをして家を出た。


「あぁまた面倒くせぇ1日が来た。あいつが来る前にさっさと行こ」


そう言って早歩きで学校に向かった。



「よ!秋壱」


「あぁお前か朋希ともき


こいつは、小学校からの付き合いのある人だ、いわゆる幼馴染なのだろう。


「秋壱昨日の数学の宿題終わらせた?」


「あぁ終わらせたよ」



「お!よかったじゃ後でさ、プリント見してくんね?」


「は!?なんで俺がお前に見せねぇといけねぇんだよ」



「いいじゃねぇかよ、幼馴染だろおれら」



「『は!?なんで幼馴染だからってお前に見せねぇといけねぇんだよ面倒だろが!でもこのまま断っててもまた頼みにくるだけだろうから、そっちの方が面倒だなぁ』あぁ面倒くせぇいいよ」



「おっ!サンキューやっぱ秋壱は優しいな!じゃ教室で見せてな」



そういいながら俺の肩を叩き別の奴らとつるんだ。



「はぁまた面倒なのが一つ増えた」


そうため息をつきながら歩いてたらいつの間にか学校の近くまで来ていた。



「今日は意外と早く着いた気がするな」


そう思いながら、俺が通っている私立たちばな学園高等部ここは、全校生徒約360人のやや少なめの学校である、俺のクラスは、約40人のクラスである。


「さっさと教室に行こ」



「お!ちょうどいいところに秋壱君がいる」



俺を呼んだこの女は俺のクラスの担任である櫻内さくらうち先生だ。いつもいろんなことがあるたんびに、話しかけてくる面倒なやつだ。



「秋壱君今から教室に向かうところだよね?だったらさこのプンリントを、みんなに配っといてくれないか?」



「なんでそんな面倒なのやんないといけないんすか?」



「いいじゃないの、このぐらい男の子ならやりなさいよ」



そう言って俺の前にプンリントの山を渡されそのままどっかに行ってしまった。



「おいおい、面倒なの押し付けられたな」




そのプリントを持ったまま俺は教室へと向かった。




「おーい開けてくれ」



俺は教室の扉の前まで止まった、両手がふさがってるので、部屋にいる誰かに、開けてもらうことにした。



「はいは〜い」



その声が聞こえ俺は、嫌な予感をしたが、すでに遅し扉を開けられた。



「秋ちゃん、おはよ〜〜」


そう言ってこの女は俺に抱きついてきた。その衝撃でプリントが地面に散らばった。



「今日、秋ちゃんの家に行ったのに先に、行っちゃうなんてひど〜い」


このうざい喋り方しているこの女は、隣に住んでるあおいだ、毎回毎回朝うちに来るから、いつも早めに家を出て合わないようにしている。



「おい、そんなことどうでもいいが、さっさとプリント拾え」


俺はそう言って拾わせた。


プリントを拾い終わると次は別のやつが話しかけてきた。


「お!秋壱じゃん、何やってんだ?まぁいいや約束破ったんかと思ったじゃねぇか、来るの遅いから」



「朋希そんなのいいからさっさとどけ、入れない」




「おっ!それはすまん」


そう言ってすぐに退いてくれた。


「そうだ、秋壱、数学の他に英…「あ!そうだ朋希さ先生から頼まれたこのプンリントをみんなに配っといてくれ」


「え!な なんで俺なんだよそれ、お前に頼まれたやつだろ?」




「へぇそんなこと言っていいんだ」


そう言って俺は不気味な笑みをした。


「なんだよ」



「じゃプリント見してやんねぇよ」


そう俺が言うと朋希は顔を青くしてすぐにやってくれた



「サンキューなぁ」


5分ぐらい経った頃に朋希は俺のところに来た。



「おら、配り終えたからプリント見して」



「ほらよ」



そう言って昨日の宿題のプリントを渡した。よかったあのまま言わせてたら、英語のプリントも見してくれとか言いそうになった面倒ごとはごめんだ。



「はぁ、今日も退屈な学校生活が始まった」



そう言うと同時にさっきの櫻内先生が入ってきた。



「おーい、君たち自分の席に座りなさ〜い」


そう言う声が聞こえみんなは席に戻り座った。


「よーし、じゃ朝のH.Rホームルームを始めるよ」



『はぁ、どうせ今日も何もないだろうなお知らせ、多分さっき配ったプリントのことでも言うのだろうな』




「よーし、さっきの配ったプリントを見て〜」



『やっぱりか、じゃいいや寝よ』



そう思って俺は寝た




「おい起きろ秋壱、昼だぞ」



「ん、あぁもうそんな時間なんだやっぱつまんねぇ人生だな〜」



「お前は頭いいし部活してないから、そんなこと言えんだよ、俺なんてバイトだとか勉強に部活やってんだぞ」


そういいながら笑って俺の背中を軽く叩いた。



「痛いぞ朋希、さっさと食堂行くぞ」



「おう」







こんにちは、第参話が遅れすみませんでした。
これからも何週間か投稿できない時があるかもしれませんが、どうか温かい目で見守っててください。

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