転移してのんびり異世界ライフを楽しみます。
22ページ目「されど僕はステータスを確認する」
僕達は再びコワウルヌへと足を進めた。途中、見ず知らずのガイコツが喧嘩を売ってきたくせに逃げてしまったので、無視している訳だ。
その内、現れることだろう。
僕達が次の目的地としているコワウルヌまでは少し距離がある。その間に王女様&騎士さんと合流する予定なのだが、未だに姿を見せない。
「もしかして、先に行ったとかあると思う?」
「それはないと思う。」
リルは否定した。竜族の彼女曰く、ある程度であれば人の気配を遠距離でも察知できるらしい。
王女様と騎士さんはハーメリアルから出ていないそうだ。潜入捜査は大変なようです。
王女様がここまで大変な仕事とは1ミリ足りとも思っていなかった。もっと優雅な暮らしかと。
あ、いや、王女様の寝る〈魔導テント〉を見るに優雅な暮らしなのは分かるけど、流石に野宿するのか~みたいな?そう、思っただけですよ。
だけど言える事があるとすれば、あの盗賊のアジトの地下にあった空間〈死者の花園〉は二度と行きたくない。
地上へ上がった際の皆の疲労困憊が目立っていた。一人一人が能力値の高い僕達のチーム。それが疲労困憊までするのは、確かに大変だったと言えるだろう。
それにしてもこの旅は楽である。唯一、馬が苦労してるけど、コワウルヌについたらゆっくりさせてあげよう。頑張ってる事だしね。
何はともあれ、無事が一番だ。何事も無くて良かった。
僕達は旅を続ける。
「そう言えばあれから〈魔族化〉は使えるの?」
「うん、もう使えるようになったよ。」
旅路のとある夜。エレナが聞いてきた。僕はすぐに〈魔族化〉してみせる。正確には半魔族化だが。
「これでステータスはどれぐらい上がるの?」
「ちょっと確認してみるね。」
僕は〈情報〉スキルを使用してステータスを確認した。
◆◆◆◆◇ステータス◇◆◆◆◆
神代拓人
種族:人間、魔人
年齢:8歳
性別:男
職業:冒険者(青色)、上位魔術師
レベル:95
HP:204703/204703
半魔族:+1000000
MP:3707668/3707668
半魔族:+1000000
称号:
氷竜王が認める者
魔神に気に入られる者
魔導神の保護
氷竜王の友
転生神に見守られし者
鬼神の素質を持つ者
聖獣契約者
生物神に護られし者
スキル:
情報(固有)- レベル10
万能(固有)- レベル10
念話(固有)- レベル10
魔法無効(固有)- 未取得状態(保留)
翻訳(特別)- レベル10
├竜言語(通常)- レベル10
└魔族言語(通常)- レベル10
魔族召喚(特別)- レベル10
魔族使役(特別)- レベル10
眷属化(特別)- レベル10
魔族化(特別)- レベル10
├半魔族化(特別)- レベル10
└完全魔族化(特別)-未開放状態
精神干渉(特別)- レベル10
守護(特別)- レベル10
守護聖獣召喚(特別)- レベル10
意思疎通(特別)- レベル10
生物の恩恵(特別)- レベル10
魔力操作(特別)- レベル10
無詠唱(特別)- レベル10
聖・土属性(特別)- レベル10
全属性強化(特別)- レベル10
聖・土属性強化(特別)- レベル10
??(特別)- 未解放状態
保有地管理(通常)- レベル7
収納(通常)- レベル8
変幻自在(通常)- レベル5
成長促進(通常)- レベル10
氷属性強化(通常)- レベル5
闇属性強化(通常)- レベル10
無属性強化(通常)- レベル10
身体強化(通常)- レベル10
ステータス強化(通常)- レベル6
加護:
転生神の加護
魔導神の加護
魔神の加護
生物神の加護
守護聖獣の加護
氷竜王の加護
パーティメンバー:
リル、エレナ
契約対象:
ガリメデルス
保有地:
刃蟻の根城
ブレイリルザードダンジョン
街道盗賊のアジト
盗賊のアジトA
盗賊のアジトB
盗賊のアジトC
盗賊のアジトD
盗賊のアジトE
盗賊のアジトF
◆◆◆◆◇◇◇◇◇◇◇◆◆◆◆
となっていた。
「ふむ、何処からツッコミをいれようか。」
僕は迷った。まず注目すべき点は僕が出来るようになった〈魔族化〉スキルに派生スキルが出てきた事だろう。
〈万能〉スキルではスキル入手の表示が出ていたらしい。見逃していた。
僕がレベル10になっているのが派生スキルである〈半魔族化〉。勿論これは僕が容易く半魔族になる事が出来るようになったからだろう。さらにそれに伴った結果なのか、種族に〈魔人〉が増えている。
おおよそ〈人間〉と〈魔族〉の境であるから〈魔人〉と言った所だろう。
それともう1つの派生スキル〈完全魔族化〉。これが完全に魔族になる事だろう。
これによりステータスがさらに伸びるのではないか?半魔族化でもステータスが+1000000だ。算用数字では分かりにくいが、漢数字だとこうだ。+百万。
僕の現時点のHPやMPよりも半魔族の時のステータス上昇値の方が高いのだ。皮肉としか思えない。
こんなステータスにオチをつけるとしたら、勿論これだろう。
……盗賊のアジトA~F。簡素すぎだろ。
その内、現れることだろう。
僕達が次の目的地としているコワウルヌまでは少し距離がある。その間に王女様&騎士さんと合流する予定なのだが、未だに姿を見せない。
「もしかして、先に行ったとかあると思う?」
「それはないと思う。」
リルは否定した。竜族の彼女曰く、ある程度であれば人の気配を遠距離でも察知できるらしい。
王女様と騎士さんはハーメリアルから出ていないそうだ。潜入捜査は大変なようです。
王女様がここまで大変な仕事とは1ミリ足りとも思っていなかった。もっと優雅な暮らしかと。
あ、いや、王女様の寝る〈魔導テント〉を見るに優雅な暮らしなのは分かるけど、流石に野宿するのか~みたいな?そう、思っただけですよ。
だけど言える事があるとすれば、あの盗賊のアジトの地下にあった空間〈死者の花園〉は二度と行きたくない。
地上へ上がった際の皆の疲労困憊が目立っていた。一人一人が能力値の高い僕達のチーム。それが疲労困憊までするのは、確かに大変だったと言えるだろう。
それにしてもこの旅は楽である。唯一、馬が苦労してるけど、コワウルヌについたらゆっくりさせてあげよう。頑張ってる事だしね。
何はともあれ、無事が一番だ。何事も無くて良かった。
僕達は旅を続ける。
「そう言えばあれから〈魔族化〉は使えるの?」
「うん、もう使えるようになったよ。」
旅路のとある夜。エレナが聞いてきた。僕はすぐに〈魔族化〉してみせる。正確には半魔族化だが。
「これでステータスはどれぐらい上がるの?」
「ちょっと確認してみるね。」
僕は〈情報〉スキルを使用してステータスを確認した。
◆◆◆◆◇ステータス◇◆◆◆◆
神代拓人
種族:人間、魔人
年齢:8歳
性別:男
職業:冒険者(青色)、上位魔術師
レベル:95
HP:204703/204703
半魔族:+1000000
MP:3707668/3707668
半魔族:+1000000
称号:
氷竜王が認める者
魔神に気に入られる者
魔導神の保護
氷竜王の友
転生神に見守られし者
鬼神の素質を持つ者
聖獣契約者
生物神に護られし者
スキル:
情報(固有)- レベル10
万能(固有)- レベル10
念話(固有)- レベル10
魔法無効(固有)- 未取得状態(保留)
翻訳(特別)- レベル10
├竜言語(通常)- レベル10
└魔族言語(通常)- レベル10
魔族召喚(特別)- レベル10
魔族使役(特別)- レベル10
眷属化(特別)- レベル10
魔族化(特別)- レベル10
├半魔族化(特別)- レベル10
└完全魔族化(特別)-未開放状態
精神干渉(特別)- レベル10
守護(特別)- レベル10
守護聖獣召喚(特別)- レベル10
意思疎通(特別)- レベル10
生物の恩恵(特別)- レベル10
魔力操作(特別)- レベル10
無詠唱(特別)- レベル10
聖・土属性(特別)- レベル10
全属性強化(特別)- レベル10
聖・土属性強化(特別)- レベル10
??(特別)- 未解放状態
保有地管理(通常)- レベル7
収納(通常)- レベル8
変幻自在(通常)- レベル5
成長促進(通常)- レベル10
氷属性強化(通常)- レベル5
闇属性強化(通常)- レベル10
無属性強化(通常)- レベル10
身体強化(通常)- レベル10
ステータス強化(通常)- レベル6
加護:
転生神の加護
魔導神の加護
魔神の加護
生物神の加護
守護聖獣の加護
氷竜王の加護
パーティメンバー:
リル、エレナ
契約対象:
ガリメデルス
保有地:
刃蟻の根城
ブレイリルザードダンジョン
街道盗賊のアジト
盗賊のアジトA
盗賊のアジトB
盗賊のアジトC
盗賊のアジトD
盗賊のアジトE
盗賊のアジトF
◆◆◆◆◇◇◇◇◇◇◇◆◆◆◆
となっていた。
「ふむ、何処からツッコミをいれようか。」
僕は迷った。まず注目すべき点は僕が出来るようになった〈魔族化〉スキルに派生スキルが出てきた事だろう。
〈万能〉スキルではスキル入手の表示が出ていたらしい。見逃していた。
僕がレベル10になっているのが派生スキルである〈半魔族化〉。勿論これは僕が容易く半魔族になる事が出来るようになったからだろう。さらにそれに伴った結果なのか、種族に〈魔人〉が増えている。
おおよそ〈人間〉と〈魔族〉の境であるから〈魔人〉と言った所だろう。
それともう1つの派生スキル〈完全魔族化〉。これが完全に魔族になる事だろう。
これによりステータスがさらに伸びるのではないか?半魔族化でもステータスが+1000000だ。算用数字では分かりにくいが、漢数字だとこうだ。+百万。
僕の現時点のHPやMPよりも半魔族の時のステータス上昇値の方が高いのだ。皮肉としか思えない。
こんなステータスにオチをつけるとしたら、勿論これだろう。
……盗賊のアジトA~F。簡素すぎだろ。
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