異世界に転生したら人化できるカマキリでした!?

しそ昆布

13



ファントムが日課の魔物狩りをして、レベル上げをしていると、

(この森にはスライムとゴブリンしかいないのかなぁ。)

そう思い、いつものようにゴブリンやスライムを狩っていくと、前からガサガサと言う音が聞こえました。
ファントムは音のする方向に振り返り、いつもどうりスキルを撃とうとすると、

(あれ?こいつなんかおっきいな?もしかして他の魔物かな!鑑定さんー!)





種族名  オーク 

レベル  10

性別  雄  状態  興奮

説明  女の敵。 男は殺し、女は苗床にされる。

これ以上は鑑定の練度が低いため閲覧できません。




(オークだ!!やっぱり女の敵なんだなぁ。
てことはこの世界は地球にあった小説のような世界なのか。なら魔法とか使えるようになりたいなぁ。)

ファントムがそう呑気に思っていると、突然オークが襲いかかってきました。ファントムの手をつかもうとし、
ファントムは避けましたが、

(予想以上にはやい!?これはさっさと終わらしたほうがいいな。オークって強かったんだなぁ。斬!)

ザシュッ!!

オークの首と胴体が2つに分かれ、オークは倒れました。

(やっぱり[斬]はチートだよなぁ。本当に強いや。)

『ファントムのレベルが28になりました。
ステータスが上がりました。』

(やった!レベルが上がった。僕もだんだん強くなるなぁ。あ、そうだ食べなきゃ。オークって小説だと美味しいらしいからなぁ。期待しよっと!)

ファントムが継承する者を発動するために食べようとした時、突然首と胴体を分離させて殺したはずのオークの体が動き出し、ファントムの手を掴みました。

(え!?なに、何が起きたんだ?)

しかし、それ以上オークは動く気配がなかったため、ファントムは気にせずにオークを食べました。
もちろん人化した姿で、左手を掴まれているのですがそれでもなお食べることを優先しているファントムはすごいですね。

(なんだったんだろ?死んでまでなお襲おうとするなんて、こいつはすごいなぁ。ちゃんと受け継いであげないとね。いただきます。)

ムシャムシャ

(人化したままでも、生の肉たべれるんだなぁ。姿が変わっただけで、中身はカマキリのままなのかな?だからこそ噛みちぎれたんだろうしね。)

『ユニークスキル、継承する者が発動しました。
種族名 オークのスキル、ユニークスキルを受け継ぎます。スキル [豪腕] [自然治癒] を受け継ぎました。
又、オークがユニークスキルを所持していなかったため、うけつげませんでした。』

(あ、[自然治癒]なんて持ってたんだ。とりあえず効果みよっと。鑑定さん!!!!)





[豪腕]

力が強くなる。

[自然治癒]

傷などが自然と治る速度が速くなる。
MPを消費することにより、その速度を速めることができる。




(おー、自然治癒は使えるな。[豪腕]の方もシンプルが故に強そうだなぁ。これは多分ステータスに現れない方で強いのかな?隠れステータス???みたいなものか。)

その後、眠くなったのでうとうとしていると…

ちなみにファントムはいまだにオークの手をほどいていません。また、そのままかぶりついたので口などの周りが血で汚れています。


ファントムがうとうとし始めて、10分ほど睡魔と格闘した後、眠ろうと思いオークを引き剥がそうとした時に…


「あなた!大丈夫!?」

と言う声が聞こえました。

「異世界に転生したら人化できるカマキリでした!?」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「ファンタジー」の人気作品

コメント

コメントを書く