異世界は神様とともに

うん小太郎

第一章 003 「本の話」

 役所に行った日の朝、ホープはバックパックに入っていた3冊の本を読んだ。1つは5人の神について、もう1つがこの世界について、最後に魔法についてであった。
 ホープは5人の神について書いてある本を手に取った。




 ある日、一人の神が現れた。その神の名はバラリス。
バラリスは何もない世界にたった一人だけで生きていた。バラリスは寂しく思い、生き物を作り始めた。なん種類もの生物を作り出し、世界を豊かなものにした。
 だが、バラリスの寿命が近づいてしまい、230万年続いた世界は崩れ始めた。
バラリスは最後の力を振り絞り、自分の魂を5等分して新たな神を作り出した。
 人の良心を表す善の神ミルス、人の邪心を表す悪の神ラーク、人の心の陰を表す陰の神フィリック、人の心の光を表す陽の神バルート、人の心の裏にある無を表す無の神カルト。
 それらに神の使者を持たせ、自分の世界を守らせた。

 5人の神の時代、種族間の紛争などが相次ぎ、それを止めるために神は力を手に入れた。武器を作り出し、それを使って紛争を止めた。
だが、作りすぎた武器を使って使者達が反乱を起こした。
 反乱から他の神を守るために、使者を持たない無の神カルトは4人の神を封印して姿形を消させた。
 神が使っていた5つの武器は使者に奪われてしまい、神の力だけでは到底解決できなかった。




「大体まとめるとこんな感じかな」

 ホープは、本の内容をまとめて記憶しておいた。
2冊目のこの世界についての本は童話だったので、読む気になれなかった。
 内容は、この世界にいる人たちは神の使者(この世界の人はカルトの仕業だと思っている)と戦うために冒険者として仕事をする。との事だった。

 3冊目を読む前にミーニスに呼ばれ、前回の役所の場面へとつながるのだった。

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コメント

  • 暇人001

    面白いです!次の投稿待ってます!

    1
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