チート・ご都合主義いらないけどハーレムいります
番外編11 リリアVSマリーVSシア
ここまでは俺の思い通りになったのだが、
「何で俺が実況にいるのだろうか」
「全くだ。だがこれでも二人だから私はいいがな」
隣にいるセシリアも微笑んで言う。
今回、実況の人が自分は出来る気がしないので一緒によろしくお願いしますと言われてしまった。
確かに一日闘技場の日にちを増やした事に責任もあったからいいんだが、本当は変身魔法で適当に俺達に変身させ、デートでもしようかなと思っていたが、バレた時が怖かったので結果オーライだろ。
「二人とも音声皆に聞こえてるから静かにして欲しいニャ」
周りを見れば凄い見られていた。俺達は顔を赤くしながら静かにするしかなかったのだった。
「え、えーとそれではこれからリリア選手、マリー選手、シア選手による前代未聞の三つ巴の戦いが始まります。試合開始!」
俺の声と共に三人が同時に動き出す。
「これはどういう事でしょうか!リリア選手、マリー選手が一斉にシア選手に向かっていく様子です!」
実況の人が驚いた表情で言うので俺とセシリアが解説する。
「これは昨日の戦いでリリア選手とマリー選手が第一にシア選手を接近戦で倒さないと勝ち目が薄いと思っての判断ですね」
「確かにその通りだろうな。シアは魔法使いとしてリリアより強いからな。マリーは接近だからシアに勝つには先手で勝つしかないと思ったんだろうな」
多分リリアとマリ―は作戦を立てるとかはしてないんだろうな。普通に危険と思ったんだろう。
シアは流石にこの状況は考えていなかったのか焦りながらも巫女に変身し、魔法で防戦する。
マリーに関しては多分動きも速いし、ミレムの力を使ってるんだろうな。
「おっと、シア選手空に飛びました!だがそれをマリー選手とリリア選手も追う。これはどういう事でしょうか」
「これは風魔法を自分の足から放ち空に飛ぶんです」
だが、ここで状況が変わる。
リリアが流石にこのままじゃ難しいと思ったのか、マリーの服を掴み、場外にさせようと投げる。
「なっ!」
マリーが叫びながらギリギリの所で踏ん張る。
だが、その間もリリアはシアに攻めて魔法を放ちながら戦う。
「あんたには借りがあるけどそれは別だからね!」
「分かってますよ!」
リリアとシアが借りとか言ってるがどういう事だろうか?
だが、そう考えている時も状況は動く。
マリーは踏ん張ったと思ったらシアの背後にいつの間にか迫っていたのだ。
「シア、今回は敵だから!」
マリーはそう言いながらシアの服を掴みながら足に風魔法を放ち、落下する。
だが、シアは風魔法で耐えようとする。
「悪いけど今はマリーに力を貸すわ!」
もしシアとマリーが押し合えばシアが魔法で跳ね返したかもしれない。
しかしここに来て、リリアが力を貸せば流石のシアにも力は及ばない。
「「いけええええ!」」
マリーとリリアが共闘し、全力で落下する。
「場外です!シア選手場外の為敗北です!」
まさかシアが敗北するとはな。
「この状況はレイさんから見て予想通りでしょうか?」
「いえ、全くの予想外ですね。てっきりリリア選手とマリー選手が戦ている所をシア選手が迎撃する形でシア選手が優位に立つと思っていました」
まさかリリアとマリ―が共闘するとは俺達の中で誰一人思っていなかっただろう。それにシアの動きに少し違和感を感じた。
「流石に予想外でした」
噂をすれば何とやらだ。
「うお!?」
いきなりシアが俺の隣に座っていた。
「それではこれから私も実況してもよろしいでしょうか?」
「はあ、別に構いませんが」
良いのかよ!実況の人はあっさり了承してしまう。
ていうか結構窮屈なんですけど!
「シア、少しいいか?」
窮屈なのはこの際いいが、実況席から少し離れ、シアに先程の違和感を聞く。
「なんでシアはマリー達に対して火魔法を使って対処しなかったんだ?」
そうすればあの時マリー達は必ず離れていただろう。
シアは俺の問いに微笑みながら、
「確かにあの時火魔法等を使えば対処は出来たでしょう。しかし私は友達であり、同じ仲間である人に傷をつけながらも第一の妻の座は欲しいとまでは思いませんよ」
その言葉に唖然としてしまう。まさかシアがそこまで考えているとは思っていなかったのだ。
「何を呆けているんですか。それはマリーも同じでしょう」
「え?」
「マリーは私の背後を取ったとき、自分の剣を使えば、そこで私は終わっていました。しかしマリーは私を傷付ける事はしなかった」
「ああ、確かにそうだな」
言われてみれば、本選は自分の剣が使える。自分の剣を使えば、簡単に勝てた。だがそれをしなかったのはシアを思っての事だ。
だが、微笑んだシアの顔はすぐに真剣な表情に変わる。
「しかしマリーとリリアの場合は少し違うかもしれません。お互い自分達がライバルと思っています。そんな二人が戦えばどちらか危険な目に合うかもしれない。その場合はレイの判断で止めてください」
「ああ、それは俺も分かってる」
マリーとリリアがお互いライバルと思っていることは流石の俺でも分かる。
俺は別に鈍感じゃないしな!
自分が鈍感じゃない事は置いておくとして、やはりシアと俺の予想は当たってしまう。
「眠れる者たち、今こそ復活し、踊れ、いでよ死者達、我に力を!」
リリアの眼が青く光り、アンデット達が会場に出てくる。
反対にマリーは体が薄い紫色に変化した。
まさか聞いていたけど本当に魔王の力が使えるとはな。
ここにきて、三大最強冥王VS魔王の再現のような形が見れるとは。
ここでようやく彼女達の戦いの最後が始まるのだった。
「何で俺が実況にいるのだろうか」
「全くだ。だがこれでも二人だから私はいいがな」
隣にいるセシリアも微笑んで言う。
今回、実況の人が自分は出来る気がしないので一緒によろしくお願いしますと言われてしまった。
確かに一日闘技場の日にちを増やした事に責任もあったからいいんだが、本当は変身魔法で適当に俺達に変身させ、デートでもしようかなと思っていたが、バレた時が怖かったので結果オーライだろ。
「二人とも音声皆に聞こえてるから静かにして欲しいニャ」
周りを見れば凄い見られていた。俺達は顔を赤くしながら静かにするしかなかったのだった。
「え、えーとそれではこれからリリア選手、マリー選手、シア選手による前代未聞の三つ巴の戦いが始まります。試合開始!」
俺の声と共に三人が同時に動き出す。
「これはどういう事でしょうか!リリア選手、マリー選手が一斉にシア選手に向かっていく様子です!」
実況の人が驚いた表情で言うので俺とセシリアが解説する。
「これは昨日の戦いでリリア選手とマリー選手が第一にシア選手を接近戦で倒さないと勝ち目が薄いと思っての判断ですね」
「確かにその通りだろうな。シアは魔法使いとしてリリアより強いからな。マリーは接近だからシアに勝つには先手で勝つしかないと思ったんだろうな」
多分リリアとマリ―は作戦を立てるとかはしてないんだろうな。普通に危険と思ったんだろう。
シアは流石にこの状況は考えていなかったのか焦りながらも巫女に変身し、魔法で防戦する。
マリーに関しては多分動きも速いし、ミレムの力を使ってるんだろうな。
「おっと、シア選手空に飛びました!だがそれをマリー選手とリリア選手も追う。これはどういう事でしょうか」
「これは風魔法を自分の足から放ち空に飛ぶんです」
だが、ここで状況が変わる。
リリアが流石にこのままじゃ難しいと思ったのか、マリーの服を掴み、場外にさせようと投げる。
「なっ!」
マリーが叫びながらギリギリの所で踏ん張る。
だが、その間もリリアはシアに攻めて魔法を放ちながら戦う。
「あんたには借りがあるけどそれは別だからね!」
「分かってますよ!」
リリアとシアが借りとか言ってるがどういう事だろうか?
だが、そう考えている時も状況は動く。
マリーは踏ん張ったと思ったらシアの背後にいつの間にか迫っていたのだ。
「シア、今回は敵だから!」
マリーはそう言いながらシアの服を掴みながら足に風魔法を放ち、落下する。
だが、シアは風魔法で耐えようとする。
「悪いけど今はマリーに力を貸すわ!」
もしシアとマリーが押し合えばシアが魔法で跳ね返したかもしれない。
しかしここに来て、リリアが力を貸せば流石のシアにも力は及ばない。
「「いけええええ!」」
マリーとリリアが共闘し、全力で落下する。
「場外です!シア選手場外の為敗北です!」
まさかシアが敗北するとはな。
「この状況はレイさんから見て予想通りでしょうか?」
「いえ、全くの予想外ですね。てっきりリリア選手とマリー選手が戦ている所をシア選手が迎撃する形でシア選手が優位に立つと思っていました」
まさかリリアとマリ―が共闘するとは俺達の中で誰一人思っていなかっただろう。それにシアの動きに少し違和感を感じた。
「流石に予想外でした」
噂をすれば何とやらだ。
「うお!?」
いきなりシアが俺の隣に座っていた。
「それではこれから私も実況してもよろしいでしょうか?」
「はあ、別に構いませんが」
良いのかよ!実況の人はあっさり了承してしまう。
ていうか結構窮屈なんですけど!
「シア、少しいいか?」
窮屈なのはこの際いいが、実況席から少し離れ、シアに先程の違和感を聞く。
「なんでシアはマリー達に対して火魔法を使って対処しなかったんだ?」
そうすればあの時マリー達は必ず離れていただろう。
シアは俺の問いに微笑みながら、
「確かにあの時火魔法等を使えば対処は出来たでしょう。しかし私は友達であり、同じ仲間である人に傷をつけながらも第一の妻の座は欲しいとまでは思いませんよ」
その言葉に唖然としてしまう。まさかシアがそこまで考えているとは思っていなかったのだ。
「何を呆けているんですか。それはマリーも同じでしょう」
「え?」
「マリーは私の背後を取ったとき、自分の剣を使えば、そこで私は終わっていました。しかしマリーは私を傷付ける事はしなかった」
「ああ、確かにそうだな」
言われてみれば、本選は自分の剣が使える。自分の剣を使えば、簡単に勝てた。だがそれをしなかったのはシアを思っての事だ。
だが、微笑んだシアの顔はすぐに真剣な表情に変わる。
「しかしマリーとリリアの場合は少し違うかもしれません。お互い自分達がライバルと思っています。そんな二人が戦えばどちらか危険な目に合うかもしれない。その場合はレイの判断で止めてください」
「ああ、それは俺も分かってる」
マリーとリリアがお互いライバルと思っていることは流石の俺でも分かる。
俺は別に鈍感じゃないしな!
自分が鈍感じゃない事は置いておくとして、やはりシアと俺の予想は当たってしまう。
「眠れる者たち、今こそ復活し、踊れ、いでよ死者達、我に力を!」
リリアの眼が青く光り、アンデット達が会場に出てくる。
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