チート・ご都合主義いらないけどハーレムいります
番外編7 結婚式
現在俺は今までの生活の中で一番緊張している。
どうしてこんなに緊張しているのか、それは明白だ。
今日は結婚式だ。
本当は一人一人別々に結婚式をしようかと思ったのだが、女性陣に面倒だから一緒でいいと言われてしまった。
女性は結婚式を大事に思っているものなのではないかと思ったが、改めて思ったら皆でやるからこそ意味があるのかなと思ったので気にしない事にした。だが四人と結婚式をしますと聖職者の方に言ったら苦笑いされてしまった。
なんかすいません。
会場には親戚の人達や校長、それに魔王ラバーナが変身魔法を使い一般人の恰好をした人がいる。
魔王だが、暇なのかちょくちょく家に遊びに来る。遊びに来るというかジルドと遊ぶために来る。
こいつは暇なのかと思うが暇らしい。魔王が働いていたのは幹部である二人の為であって、幹部の二人がいなくなった今何もする必要もない為、遊びに来る。
だが、毎回来るたびに俺とマリーの事は認めないと言っているのがめんどくさい。
なので俺の息子であるジルドになら今後は近づいたらいけないと言うとすんなり了承してくれた。孫の力はどうやら相当な物らしい。
まあ、それは置いておいて皆まだか?そう思っていると、
「花嫁の登場です」
その声と共に四人がウエディングドレスを着て現れた。
「「おおおおお」」
周りから感嘆の声が聞こえる。
俺も正直に言って驚いている。
まさかこんな美人が俺の彼女?改めてそう思わせる。
四人全員が美人過ぎてやばい。
「それでは結婚式を始めます」
聖職者の声で結婚式が始まる。
途中まで帰ったら誰が部屋に来るのかなと想像していたが、
「.....うう。......ううう」
泣き声が聞こえる。
マジでか。
少し振り返ると泣いている人は結構いた。
アネット、校長、魔王が泣いている。
どうやらそれが分かっているのか、シアとリリア、マリーも若干顔を赤くしている。
セシリアはいつも通りだ。ミレイアさんがリリアの為に頑張って死んだという事を聞いて初めは驚いていたが、リリアの為死んだのなら本望だろと言っていた。
セシリアはいつも大人で強いけど心に抱えてしまう所がある筈だ。
だからこそ夫の俺がしっかりしないとな、と改めて思っていると、
「キョロキョロしない」
マリーから横から囁かれる。
「悪い悪い」
謝りながら次はきちんと聞く。
そして誓いのキスはあるようで、リリア、セシリア、マリー、シアの順番でしていくのだが、
マリーの時に魔王から殺気をものすごい発していたことは俺の勘違いだと願いたい。
俺この結婚式の後に殺されたりしなよな?
若干怖くなりながらも流石にそれはないだろうと結論付け結婚式は無事に終わった。
家に帰り、俺は皆に贈り物をする。
「え?これどういう事?」
リリアが戸惑いながら説明を求める。
結婚式で皆に指輪はあげたのだが、それだけでは何だかいけない気がしてプレゼントを渡した。
リリアには魔王戦の時に壊れたので、ネックレスをあげた。
「ありがと。またつけてくれる?」
「ああ」
リリアにネックレスを付けてあげる。
セシリアには髪留めだ。
「どうして私はこれなんだ?」
「セシリアは髪が長いから結んだら似合うと思ったからです」
あわよくば髪を結んだセシリアが俺の部屋に来てくれますようにと少しだけ願っておく。
「ねえ、私のこれは何?」
「それは俺が自分で作ったんだけどブレスレッドだ。手首に付けるんだけどどうだ?」
この世界にブレスレッドは無かったため、物作りの職人さんに売ってもいいから一個作ってくれという事で作って貰った。
職人さんも新しい商品で人気になりそうなものだったから大層喜んでいた。
「ピッタリ!ありがと」
マリーも喜んでくれているようだ。
「あら?これはレイが選んでくれたんですか?」
シアは自分の贈り物に少し驚いている。
「ごめんけど俺はそういうの苦手だからココとロロと一緒に選んだんだ」
シアには服をプレゼントだ。
本当は皆にもアクセサリーと服をプレゼントしようかと思ったのだが、ココとロロのおねだりが上手くて沢山色んな物を買っていたらお金が足りなかったとは言えない。
だから今回は一人一品になったのだがいつか買う予定だ。
「いえ、何だか趣味が良かったもので違う女でも連れてきて買ったのかと思いました」
「そんなわけないだろ!」
シアが変な事を言うから周りから睨まれている。
だが結婚式も無事に終わった。だが、そこで安心しきっていて一つ大事な事を忘れていた。
その発言をココが何気なく言ったのだ。
「そういえば第一の妻って誰なの?」
「「「私よ?」」」
リリア、マリー、シアが同時に呟くのだった。
波乱の予感しかしません。
どうしてこんなに緊張しているのか、それは明白だ。
今日は結婚式だ。
本当は一人一人別々に結婚式をしようかと思ったのだが、女性陣に面倒だから一緒でいいと言われてしまった。
女性は結婚式を大事に思っているものなのではないかと思ったが、改めて思ったら皆でやるからこそ意味があるのかなと思ったので気にしない事にした。だが四人と結婚式をしますと聖職者の方に言ったら苦笑いされてしまった。
なんかすいません。
会場には親戚の人達や校長、それに魔王ラバーナが変身魔法を使い一般人の恰好をした人がいる。
魔王だが、暇なのかちょくちょく家に遊びに来る。遊びに来るというかジルドと遊ぶために来る。
こいつは暇なのかと思うが暇らしい。魔王が働いていたのは幹部である二人の為であって、幹部の二人がいなくなった今何もする必要もない為、遊びに来る。
だが、毎回来るたびに俺とマリーの事は認めないと言っているのがめんどくさい。
なので俺の息子であるジルドになら今後は近づいたらいけないと言うとすんなり了承してくれた。孫の力はどうやら相当な物らしい。
まあ、それは置いておいて皆まだか?そう思っていると、
「花嫁の登場です」
その声と共に四人がウエディングドレスを着て現れた。
「「おおおおお」」
周りから感嘆の声が聞こえる。
俺も正直に言って驚いている。
まさかこんな美人が俺の彼女?改めてそう思わせる。
四人全員が美人過ぎてやばい。
「それでは結婚式を始めます」
聖職者の声で結婚式が始まる。
途中まで帰ったら誰が部屋に来るのかなと想像していたが、
「.....うう。......ううう」
泣き声が聞こえる。
マジでか。
少し振り返ると泣いている人は結構いた。
アネット、校長、魔王が泣いている。
どうやらそれが分かっているのか、シアとリリア、マリーも若干顔を赤くしている。
セシリアはいつも通りだ。ミレイアさんがリリアの為に頑張って死んだという事を聞いて初めは驚いていたが、リリアの為死んだのなら本望だろと言っていた。
セシリアはいつも大人で強いけど心に抱えてしまう所がある筈だ。
だからこそ夫の俺がしっかりしないとな、と改めて思っていると、
「キョロキョロしない」
マリーから横から囁かれる。
「悪い悪い」
謝りながら次はきちんと聞く。
そして誓いのキスはあるようで、リリア、セシリア、マリー、シアの順番でしていくのだが、
マリーの時に魔王から殺気をものすごい発していたことは俺の勘違いだと願いたい。
俺この結婚式の後に殺されたりしなよな?
若干怖くなりながらも流石にそれはないだろうと結論付け結婚式は無事に終わった。
家に帰り、俺は皆に贈り物をする。
「え?これどういう事?」
リリアが戸惑いながら説明を求める。
結婚式で皆に指輪はあげたのだが、それだけでは何だかいけない気がしてプレゼントを渡した。
リリアには魔王戦の時に壊れたので、ネックレスをあげた。
「ありがと。またつけてくれる?」
「ああ」
リリアにネックレスを付けてあげる。
セシリアには髪留めだ。
「どうして私はこれなんだ?」
「セシリアは髪が長いから結んだら似合うと思ったからです」
あわよくば髪を結んだセシリアが俺の部屋に来てくれますようにと少しだけ願っておく。
「ねえ、私のこれは何?」
「それは俺が自分で作ったんだけどブレスレッドだ。手首に付けるんだけどどうだ?」
この世界にブレスレッドは無かったため、物作りの職人さんに売ってもいいから一個作ってくれという事で作って貰った。
職人さんも新しい商品で人気になりそうなものだったから大層喜んでいた。
「ピッタリ!ありがと」
マリーも喜んでくれているようだ。
「あら?これはレイが選んでくれたんですか?」
シアは自分の贈り物に少し驚いている。
「ごめんけど俺はそういうの苦手だからココとロロと一緒に選んだんだ」
シアには服をプレゼントだ。
本当は皆にもアクセサリーと服をプレゼントしようかと思ったのだが、ココとロロのおねだりが上手くて沢山色んな物を買っていたらお金が足りなかったとは言えない。
だから今回は一人一品になったのだがいつか買う予定だ。
「いえ、何だか趣味が良かったもので違う女でも連れてきて買ったのかと思いました」
「そんなわけないだろ!」
シアが変な事を言うから周りから睨まれている。
だが結婚式も無事に終わった。だが、そこで安心しきっていて一つ大事な事を忘れていた。
その発言をココが何気なく言ったのだ。
「そういえば第一の妻って誰なの?」
「「「私よ?」」」
リリア、マリー、シアが同時に呟くのだった。
波乱の予感しかしません。
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