神子な転生者は楽々生きれると思っていました。

黒和 狐福

戦争の火種

「よし。アイリス、イブン。今日は休みにするから服でも買いにいくか。好きな服買っていいぞ。」

「本当にいいの。イブンさん、早く行こ。ほら、シオンも。」

「待ってよ、アイリスちゃん。嬉しいのはわかるけど。急ぎ過ぎだよ。」

やっぱり、女の子は服やお洒落できる物は欲しいものなんだな。じゃあ、俺も行くか。
ついた場所は、商店通りのあるお店〔キュピーちゃんのお店〕という場所だった。

「あら、いらっしゃい。ようこそ。そこのボウヤは。初めてね。キュピーよ。」

「あ、あぁ、宜しくな。男で「あぁん。」じゃ、なくて、女の方ですか。シオンです。」

「そうよん。男の体に生まれた乙女よ。」

店主さんは、なんとオカマでした。しかも、2人と知り合いらしい。

「で、今日はどんな服がお好みかしら。どんな要望でも叶えるわよ。」

「じゃあ。この2人に合う最高級の服を数点頼む。金額は気にしなくていい。」

「じゃあ。2人はこっちに来て選ぶわよ。ついておいで。」

2人がついて行ってすぐ位に肥った男が近づいてきた。

「おい、そこの男。さっきの女たちは、お前の連れか。」

「あぁ、そうだが何か用か。」

その言葉に男はご立腹の用で、

「貴様、下手に出てやれば。僕ちんは、ワルド帝国第二皇子のヤルーノ・バカルノ・ワルド様だぞ。さっきの女達を僕ちんの妾にしてやるから寄越せ。断っても自分が苦しんで行くだけだぞ。」

「だが、断る。なんで、お前何かに俺の許嫁を渡さなくてはいけないんだ。バカなのか。」

「な、なんだと。もう、許さんぞ。やれ、お前ら。」
 
その言葉を境に店の中から。悲鳴が聞こえてきた。そして、黒づくめの2人がアイリスとイブンを肩にぶら下げていた。そして、急にいなくなった。肥った男と共に。

「おい。何をするんだ。てめぇ、そこまでやったのなら覚えておけよ。アイリス、イブンすぐに迎えに行くからな。」

そして、まず国王の所にいった。

「国王様。ご報告があります。すみません。貴方の娘のアイリスをワルド帝国によって拐われてしまいました。なので戦争を仕掛けますが、ご了承を。では。」

「まて、お主。帝国に戦争を挑むだと。じゃあ。この情報だけでもって行け。帝国は、勇者を召喚したらしい。その勇者は、常人よりも強いらしい。気を付けるのじゃぞ。」

「はっ、では、行って参ります。援軍は不要ですので。要らぬ心配をかけたくありませんし、国軍を使うには幼さな過ぎる理由で兵を殺したくないので。」

こうして、戦争の準備が始まった。

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