走れエロス

ビッグバン

生きてるじゃん

矢は深々と突き刺さり、二人の身体を貫通した。

しかし、瀬利達は矢に射抜かれたというのに死ぬことも無く特に身体になんの違和感もなかった。

瀬利は安心したのかエロスに殴りかかりながら不敵な笑みを浮かべながらこう言った。

「自慢の矢も不良品だったようだな。この自称神が。今度はこっちのばんだな。散々好き勝手にやってくれやがって。覚悟しろ。」

しかし、エロスは避けようともせず余裕の表情でこう言った。

「ハハハッ。せっかくの脅し文句もその可愛らしい甲高い声だと台無しだな瀬利よ。何度も言うが神がそんなミスをするはずがないだろう。その矢の効果は身を持って味わうがいい。」

瀬利の拳はエロス当たる前に見えない壁に当たり弾き返された。

瀬利はこの見えない壁によって手を痛めたらしく手を摩りながらこう言った。

「何だ。これは一体何をしたエロス。」

エロスは勝ち誇った顔でこう言った。

「感謝しろ瀬利よ。お前達の身体を守る為にバリアを張ってやったのだ。そのバリアは外部からの攻撃は勿論、お前の敵意や性欲に反応して、お前自身の攻撃も弾く。つまりだ。」

エロスはドヤ顔でこう言った。

「お前が私達神にその拳を振るう事ももうできないが私達もこれ以上、お前達に手出しは出来ないと言う事だ。さらに、性欲にも反応するから前みたいにお前自身の身体に襲われる事もない。まさに、これ以上ない完璧な条件だろ。瀬利よ。これならあの天然小娘も私を神と認めるだろう。褒めよ。讃えよ。偉大なる性欲と愛の神エロス様を。」

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