走れエロス

ビッグバン

エロスの逆襲

エロスは考えていた。どうやって奴らに復讐してやろうかと、そしてエロスは考えた挙句手下の天使達に頼んでとある矢を届けさせた。

エロスはまず俺を最初に殴り飛ばした男瀬利を標的としてこの新兵器を試す事にした。

エロスは手下の天使にも今回は協力を求め前みたいに矢を掴まれたとしても別方向から矢を放ち、確実に仕留める作戦を立てたのだ。

エロスは思った。ここまで完璧な作戦を立てればもうしくじることもないだろうと。

そしてエロスは数人の部下を連れて次の日共学の学校を強襲したのだった。

エロスは手始めに肩慣らしとして性欲の矢を男子学生達に放った。すると、男子学生達は興奮し始めた。しかし、女性を襲うまでには至らないそこでエロスは秘密兵器を取り出した。それは異次元に密室を作り出す矢、密室の矢だった。

この矢で入られたものは男女は事に及ばない限り、外に出られないと言う恐ろしい矢である。

なお、男女同時に当てないと効果が出ないため体が密着しているうちに打つ必要があり、非常に使い勝手が悪いが、これだけの精鋭が息を合わせ打つのである十分成功する確率はある。エロスは本番前の練習に彼らを選んだのである。エロスの号令で一切に矢を放つすると、男女の姿消えた成功したのである。

この調子で瀬利をやってやるとエロスは勢いに乗ってきた。すると、騒ぎを聞きつけてターゲットがやってきた。幸いこちらには気づいていないようだ。
そして、エロスは瀬利に狙いを定め矢を放ち、部下の天使達は女生徒めがけ大量の矢を乱れ打ちした。

そしてついに、ついにやったのだ。
宿敵瀬利は女生徒とともに消えた。これでやつは数十人の女性と事に及ぶまで外に出られない。エロスはついに勝てたのだと喜びに打ち震えた。

しかし、その喜びは部下のしくじりにより打ち砕かれた。天使の一人がエロスに言った。なんと、天使達が用意した矢は最初に射った矢だけが密室の矢であり、
残りは絶対に撃ってはならない、瞬間移動の矢であったというのだ。瞬間移動の矢とはこことは違う場所に数十キロ移動させるだけの矢で、あくまで天使達の移動用の矢である。 

なぜ、それを撃つのを禁じられているかというと、エロス達が近くにいる間どんなに騒ぎが起きても後で都合の良い内容に書きかえられるのだが、この矢を打つとエロス達の効果が及ばない範囲に行ってしまうのだ。しかも、人間の場合飛ばせるのは肉体だけなので裸の集団が突然街中に現れた事になってしまうのだ。

今まで、エロスが好き勝手やってきたのもあとでどうにかなるからである。

しかし、これは大問題だ。
神が人間に悪影響を及ぼすのは天罰にあたる。

神の規定では承認なしの天罰は行ってはならないことになっているこれがバレれば、神の座を追われかねない。エロスは考え込み、そして耐えられなくなり気絶した。


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