ラノベ独学の最強スキル3つを選んでみた。~チートって一体~
人生相談
ん〜、実に充実した一週間であった。
こんな美女二人組と海で遊んだり、BBQしたり、今は美女に挟まれて花火を観覧中。
凄く幸せだ!
……幸せ?
「あれ? 大輔? どうしたの?」
「え? あぁ、何でもないよ? お、綺麗なのが上がった! たーまやー」
「……」
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
「はーぁ、楽しかった!」
花火は終わり、部屋に帰ってきて疲れたからもう寝よう。
幸せか……。
そう思った時、コンコンとドアをノックする音が聞こえた。
「どうぞ〜」
「……」
ジーナが眉間にシワを寄せて入ってきた。
「ジーナ? どうした?」
「大輔、今日どうしたの? ちょっと寂しそうな顔してた」
「……何でもないよ」
「隣座っていい?」
「どうぞ」
俺は空いた窓を背にして、ジーナは正面に向けて座った。
「大輔。私は貴方がどうなろうと知らない。けど、話してくれれば相談には乗るしちゃんと応えもする」
「いや、何にもないんだって」
「お願い。話して」
「……」
二人きりの部屋は少しの間静寂に包まれた。
そこで俺はその静寂を破った。
「……俺は異世界から来た」
すごい衝撃発言をしてみたがジーナは微動だにしなかった。
「異世界では、平均より能力が低いと攻撃の的になる。残酷な世界だった。ある日、ちょっとした事件でその攻撃の的になってしまった」
ジーナは顔の表情一つ変えずに俺の話を真剣に聞いてくれた。
「そのちょっとした事件てのは俺は告られた。しかも可愛い。けど、俺は断った」
「何で?」
「自分には向いてないと思ったからだよ。相手がマドンナ的な存在であってどれが釣り合うわけがないと思ったんだ」
「なるほど」
「それからはなぜ断ったかだの付き合ってれば安泰だの、俺はそういうのに興味がなくて、それを言われてきた人には愛想悪く接してきた。自業自得かな。それからだよ、的になったのは」
「それが心配で暗い顔してたの?」
「いや、そいつらは正直興味無いけど、俺はそいつらと合わない手段に出たんだ。引きこもりだよ。母さんはすごく心配した。そいつらの所にも行ったらしい」
ジーナはまだじっとしている。
「それで俺はしょうもない事で死んだんだ。それでこっちの世界で幸せに生きてていいのかなって思ったんだ」
「どうゆうこと?」
「俺の母さんを心配させたまま俺は死んだんだ。親不孝極まりないよ。俺は幸せでいいのかなって」
「大輔はお母さんね」
「へ?」
いきなり言われた言葉にビックリして変な声が出た。
「大輔がお母さんだとして私が大輔だとするよ? かくれんぼをしましょう。ですが、お母さんが大輔を見つけられません。私は親不孝ですか?」
「……? 全然」
「でしょ? なぜかって言ったらかくれんぼを大輔が楽しんでるからでしょ? 大輔がここで幸せにしてて悪く思う人なんて居ないよ。この世界でもね」
なんか、ふわぁと納得させられた。
「もし大輔がお母さんから言われたとしたら私が言い返す! そのための私とエシアだと思って? ちゃんと頼ったいいんだからね」
今ジーナの言葉が俺の足、手、頭、そして心まで行き渡った。
そして今、幸せだと感じた。
「……ありがとう!」
「どういたしまして!」
「なんかやる気出てきたァ!」
「おぉ!やっとか!」
凄くいい事を聞けたなと思った。
そしたらジーナが叫んだ。
「大輔!危な……」
「え?」
ドン! とジーナに押された。
俺はベットに押し倒された。
「おい! いきなり何だよ! ちょっと首痛め……ジーナ?」
ジーナは腹から溢れ出す血を抑えて横たわっていた。
こんな美女二人組と海で遊んだり、BBQしたり、今は美女に挟まれて花火を観覧中。
凄く幸せだ!
……幸せ?
「あれ? 大輔? どうしたの?」
「え? あぁ、何でもないよ? お、綺麗なのが上がった! たーまやー」
「……」
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
「はーぁ、楽しかった!」
花火は終わり、部屋に帰ってきて疲れたからもう寝よう。
幸せか……。
そう思った時、コンコンとドアをノックする音が聞こえた。
「どうぞ〜」
「……」
ジーナが眉間にシワを寄せて入ってきた。
「ジーナ? どうした?」
「大輔、今日どうしたの? ちょっと寂しそうな顔してた」
「……何でもないよ」
「隣座っていい?」
「どうぞ」
俺は空いた窓を背にして、ジーナは正面に向けて座った。
「大輔。私は貴方がどうなろうと知らない。けど、話してくれれば相談には乗るしちゃんと応えもする」
「いや、何にもないんだって」
「お願い。話して」
「……」
二人きりの部屋は少しの間静寂に包まれた。
そこで俺はその静寂を破った。
「……俺は異世界から来た」
すごい衝撃発言をしてみたがジーナは微動だにしなかった。
「異世界では、平均より能力が低いと攻撃の的になる。残酷な世界だった。ある日、ちょっとした事件でその攻撃の的になってしまった」
ジーナは顔の表情一つ変えずに俺の話を真剣に聞いてくれた。
「そのちょっとした事件てのは俺は告られた。しかも可愛い。けど、俺は断った」
「何で?」
「自分には向いてないと思ったからだよ。相手がマドンナ的な存在であってどれが釣り合うわけがないと思ったんだ」
「なるほど」
「それからはなぜ断ったかだの付き合ってれば安泰だの、俺はそういうのに興味がなくて、それを言われてきた人には愛想悪く接してきた。自業自得かな。それからだよ、的になったのは」
「それが心配で暗い顔してたの?」
「いや、そいつらは正直興味無いけど、俺はそいつらと合わない手段に出たんだ。引きこもりだよ。母さんはすごく心配した。そいつらの所にも行ったらしい」
ジーナはまだじっとしている。
「それで俺はしょうもない事で死んだんだ。それでこっちの世界で幸せに生きてていいのかなって思ったんだ」
「どうゆうこと?」
「俺の母さんを心配させたまま俺は死んだんだ。親不孝極まりないよ。俺は幸せでいいのかなって」
「大輔はお母さんね」
「へ?」
いきなり言われた言葉にビックリして変な声が出た。
「大輔がお母さんだとして私が大輔だとするよ? かくれんぼをしましょう。ですが、お母さんが大輔を見つけられません。私は親不孝ですか?」
「……? 全然」
「でしょ? なぜかって言ったらかくれんぼを大輔が楽しんでるからでしょ? 大輔がここで幸せにしてて悪く思う人なんて居ないよ。この世界でもね」
なんか、ふわぁと納得させられた。
「もし大輔がお母さんから言われたとしたら私が言い返す! そのための私とエシアだと思って? ちゃんと頼ったいいんだからね」
今ジーナの言葉が俺の足、手、頭、そして心まで行き渡った。
そして今、幸せだと感じた。
「……ありがとう!」
「どういたしまして!」
「なんかやる気出てきたァ!」
「おぉ!やっとか!」
凄くいい事を聞けたなと思った。
そしたらジーナが叫んだ。
「大輔!危な……」
「え?」
ドン! とジーナに押された。
俺はベットに押し倒された。
「おい! いきなり何だよ! ちょっと首痛め……ジーナ?」
ジーナは腹から溢れ出す血を抑えて横たわっていた。
「ファンタジー」の人気作品
書籍化作品
-
-
111
-
-
3087
-
-
1512
-
-
59
-
-
125
-
-
3395
-
-
140
-
-
440
-
-
381
コメント