美少女でバイで異世界に転生して性教育をして回っているエルフとは俺のことだ

ペンギンがいる

序章④:オークを説教します2

前回のあらすじ。
オークの体力、半分に。

「さっきおまえ、俺の陰部のなかにその陰茎をぶち込もうとしたよな?おまえ、後悔するぞ」
「ブヒ?」
「俺のマ○コまだ濡れてないじゃん?入らねえよ。特にその童貞チ○ポは。痛えぞ。チンポ傷つくこともあるぞ。お前の次のセリフは『ブヒ、レイプどうなんだよ』だけど敢えて答えないぞ」
「ブヒ、レイ……わかった」
「男はぶっちゃけすぐ発情できるから基本問題ないんだ」
俺たちはむしろ困るほど勃起する。発情しなくても勃つから。
歩いているときの勃起も嫌だけど、女の子の近くにいるときとか、オバサンの近くにいるときとか、オバサンに説教されているときとかはもっと嫌。
「でも女は比較的取り扱いが難しい」
女性はまずその気にさせるところから始めなければいけない。
俺たちからすればなんでホイホイ発情してくれないのかわからないけど、しないんだ。
だからセックスの前の前戯は大切なのだ。挿入するための下準備なのだ。
エロ動画で見もしない前戯シーンがあるのは意味筋が通っている。
他に緊張であったり体質であったりと女性が濡れるには条件がいろいろ付いてくる。面倒くさい。
要約すると、挿入するとき自分のためにも女性をまず考慮しないといけないのだ。

「あとぶち込むとこ避妊具とか用意したか?………この世界にあるかどうかわからないけど」
「この世界?避妊具?なんぞ?」
「まあ知らないならいいや、いや良くないけど。性感染はセックスにおいて一番気にするべき重要事項だけど、防ぎようがなければいくら言っても無駄だ」
セックスするとき、相手が性感染しているかどうかは知らないと後悔する。知らなければコンドーム、なければするな。
チ○ポにブツブツができるならまだマシだけど、エイズにかかったらヤバイで済まされない。
潜伏期間長いし、知らぬ間に広めてしまう危険性がある。
それに自分の妻にうつして、それによって生まれてきた子どももエイズになったら……。
そんな十字架背負えますか?

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