異世界を追い出された俺は──元の世界でハーレム作りに勤しみます【凍結】

決事

着想ーー

異世界を追い出された俺はーー

俺はこの学校に転入してきた。
自分のクラスにに転校生がやってくるドキドキわくわくイベントではなく。
それも親の転勤という普通のものであり、この土地に前住んでいて幼馴染と仲良くしていた、という設定もなし。
つまらないことこの上無い……。
先に言っておくと、俺はめんどいこと、楽しくないこと、よりもつまらないことが嫌いだ。
楽しくないこととつまらないことはどう違うんだ、という指摘を受けそうだが、それはおいおいわかっていくだろう。
そんなことは置いといて……

「はーい、新入生ちゃーん! 入って下さーい!」

先生の声に促されてクラスの扉をかけると。

ピシャッ

思わず閉めてしまった。
し、しかしあれはなんなんだ!
俺は中二病ではないし、重度のオタクでもない。
少しばかりラノベを齧っているだけの平凡な生徒だ。
なのにこれは一体……この禍々しいことこのうえない空気は一体!

「おい、今入ってきたと思ったら引っ込んじまったぞ、サイちゃん。ああん?」

不良染みた、というよりそのものな声。

「ええっ!? 新入生ちゃーん……怖がらなくて、いいんですよー!」

サイちゃん、と呼ばれたのはまさか先生か。

「そうですわ。このクラスには何一つ怖いものなど無いというのに。安心して入って来てくださいませ」

お嬢様口調の台詞も聞こえてくる。

他にも俺を教室に引き入れようとする声が交互に上がる。
それで勇気を出した、というわけではないが取り敢えず扉を全開に開けると教卓の真ん前に。

「ああん? なにガン飛ばしてくれてんだおらぁ!」

スケバンがいた。

〜*〜*〜*〜*〜
最初、こんな感じで考えますた。
異世界関連剣だの魔法だの云々無しのただの学園モノ書いてみよっかな…的な。
神数100いった記念というわけではないですが((え   上げてみました。
いつかこれを元にパラレルみたいの書きたいな、とか思いますね。
今までありがとうございます。
そして、これからもよろしくお願いします!

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