やがて枯れる花たちへ

こむぎ子

理想郷

私は、綺麗な死を迎えようとしているんです。小さな島に一軒だけある家の、白い壁の家の大きな窓の部屋で、椅子に座りながら波がゆったりと私の足首にかかり沈む時を待っているんです。

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