やがて枯れる花たちへ

こむぎ子

最終宣告

心臓を搾って、涙と混ぜて筆に吸わせる。それで書いた文がこれとなる。感受性とは時に鈍くあった方がいいのです。可哀想に。こうでもしないと書けないのです。感情を擦って溶かしていかないといけないのです。だから先人は死んでいった。幸せに痛みは付き物です。膿むか否かは逃げた先にかかってるのです。

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