やがて枯れる花たちへ

こむぎ子

ネオン

嫌いな奴が濃くなって好きな人が薄くなっていく感覚が歩いている。否定しても重なる点があるのではと怖くなっていき悪循環をしてくるくると回っている。同じ場所をずっとだ。寝たい日に限って目が覚めるのはそいつがネオンみたいに光りやがるからで、乾燥のように刻みつけたいわけじゃない。なのに

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