やがて枯れる花たちへ

こむぎ子

反比例

束縛をしていた彼が、次第に何も言わなくなっていくことに、積もったストレスが消える安堵感と、このまま捨てられる恐怖感が私を襲う。水位が上がる。歩くことさえままならなくなる。やがて呼吸さえも。

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