革命軍総長 ノア・クオンタム

「ご紹介致します。この方は、革命軍副長ティア様です」


「初めまして。ティアと申します。お話は伺ってますわ。ロード君。それと、護衛ご苦労様です。レザノフ様」


独立師団革命軍 副長
ティア・ミルキートライブ
25歳 151cm 43kg

茶髪の三つ編みで、黄色のカチューシャを付け、前髪を降ろしたロングヘアーの髪型。

茶色のブーツに、花柄の白と茶色のワンピースの上に革命軍の白い軍服を着用している。

所謂、森ガールの様な印象を受ける女性。


「この人が、革命軍副長…」


ロードが驚くのも無理はなく、ティアはこれまでロードが出会って来た革命軍や反乱軍の武闘派達とは一線を画す存在であった。


「あら驚きですか？此れでもそこそこやれますのよ？」


ニッコリとした笑顔に、ロードはまた目をそらす。


それを見て、ロードの横でシェリーが頬を膨らめ横顔を見つめていた。


それを見て、何かピンと来たのかティアが２人を見つめてまたニッコリと笑う。


「あらあら。お二人とも可愛い」


「「え…？」」


訳もわからず２人が声を合わせる。


その会話の途中で奥のカウンターで座っていた男がゆっくりと立ち上がり振り返るとこちらに近づいて来た。


「遠路遥々、ご足労頂きありがとうございます。シェリー様、レザノフ様。そして噂の赤髪の侍…ロード君…」


「コイツは…」


ロードは目を合わせただけで直感で思い知る。


剣も抜いてねェ


やり合う気迫を見せてる訳でもねェ


だが…コイツ…


相当な手練れだ…



「ロード様、この方が…」


シェリーの言葉に合わせる様に目の前の男が口をゆっくりと開く。


「独立師団革命軍総長ノア・クオンタムだ。以後お見知り置きを」


独立師団革命軍 総長
ノア・クオンタム
25歳 184cm 72kg

銀髪のストレートロング、後ろ髪は背中にまでもたれるほど長く伸びている。

銀色の瞳に、左眼のみ銀の十字架と狼のタトゥーが彫られている。

革命軍の白い軍服を着用し、黒のパンツと銀の十字架のベルトが見えていて、手には銀の手袋を着用している。



ロードは、ノアの全身を確認すると何故か陰険な目をして想う。


手練れなのはわかったが…


この清潔感にイケメンときた…


ムカつく程のサラ男だ…



ロードは、何故かノアを睨み付け、ノアは苦笑いでロードを見つめていた。