脱走兵

安室 透

第3話 復讐

「今すぐ対応しろ!」
グリムらの侵攻を恐れたオーシア軍の最高司令官ベルトルト・ブレヒトはグリムらの排除に1000人の陣営を用意した。

♢♢♢
 「大丈夫か?」
 「ええ」銃で撃たれたシャルロットはルーマニアの能力を使って生き返ることが出来た。
そして、グリムらはオーシア軍への復讐と他能力をを持った人間達を奪還させる計画を独自に計画した。

 ────1年後

 オーシア軍の襲撃を受ける。
「草の根わけても探し出し殺害しろ!殺害したものは賞金として1000万払う」
 エッサー!!

 「シャルロット、ルーマニア、シンジ起きろ!襲撃だ」「えっ!?」

「逃げるぞ!」「はい!?戦わないのかよ」
「4人であの量は無理だ、とにかくこの先の街に反政府組織SSSTがいるそこまで行こう!」

SSST?

 注釈

 SSSTとは過去の超能力者の老兵で日々オーシア軍に反抗意識が強い。


シンジが20分だけ時間を止める。


(20分後)

「ここまで来たら大丈夫だろう」

 すると、目の前に光のようなものが一列になって近ずいてくる。

「人魂だーーーーーーー」
「違うよ、あれはSSSTのシュイックさんだ」

 「お待ちしてましたお乗り下さい」


 ♢♢♢

  「大変だったでしょう、でもここならEXOに囲まれているから外部からは見えない、安心してください」

 かたっかたっ

街に入った瞬間歓声が上がった。超能力者の中で唯一大佐の称号を持ったグリムらが来たからだ。

「スゲーなここ」

「ここです!どうぞ」
「失礼します」

 「wqーーーーーーーーーーー」
 建物の中は純白の大理石で囲まれて黄金に輝くシャンデリアが吊り下げられていた。
「お座り下さい…本題に移りましょう」
「ええ」「オーシア軍はただいま勢力をあげてこちらに進行してます」

「司令本部攻撃前にまずアシュノビクル収容所で能力者の奪還をしましょう」

「しかし、日本に行くには飛行機が…」
「飛行機だとオーシア軍の高射砲襲撃や機銃掃射に会いますまず、ハワイ島まで船で行きグアム島まで高速観光船で移動そこからは飛行機で日本に渡りましょう」
「でも、高射砲襲撃に会うのでは?」

「西日本は超能力者が支配してますので被害を受けません」

「なるほど…準備します」

続く

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