my memories
第3話
七海「若年性アルツハイマー…?」
母「それって…」
医者「若年性アルツハイマーというのは、今日が何月何日の何曜日なのかわからなくなったり、人や物の名前を忘れてしまう病気です」
何言ってんの…?
母「それは…治るんですか…?」
医者「治療法は…今のとこありません」
もうやめて…
七海「……」
医者「ただ七海さんの病気の進行を遅らせることは可能です。なので3人で頑張っていきましょう」
七海「…」
母「七海…?」
ふざけないでよ…
七海「治してよ…」
母「七海…」
七海「あんた医者でしょ!?治してよ!」
医者「…」
七海「なんで黙ってるのよ…治してよ!」
医者「治すことはできません…進行を遅らせることしか今はできないんです」
七海「だから…!」
母「七海!もうやめなさい…」
七海「……なんで…なんで私なの…」
私は泣くことしか出来なかったその後はどうやって帰ったかは覚えてなくていつの間にか部屋にいた
ピンポーン
母「はい」
竜之介「あ、七海いますか?」
母「あら、竜之介くん七海なら今さっき病院から帰ってきたところよ」
お母さんはなるべくいつも通りのようにあかるく喋っていた
本当は私が病気だと知って辛いはずなのに
竜之介「ちょっと七海に聞きたいことがあるんですけど…」
母「あ、ちょっと待っててね。七海、竜之介が来てるけどどうする?」
七海「…帰ってもらって」
母「わかったわ」
ごめんね竜之介…今はどうしても会えない。泣いたあとの顔なんて見せたくない…それに今あったら竜之介の前で泣いちゃう
母「ごめんなさいね。七海今日は具合が悪いそうだから会えないって」
竜之介「わかりました!七海にお大事にって言っておいてください!それじゃあ!」
母「竜之介くん七海にお大事にって言ってたわよ」
七海「そう…」
なんでこんな時まで優しいのよ…
母「それって…」
医者「若年性アルツハイマーというのは、今日が何月何日の何曜日なのかわからなくなったり、人や物の名前を忘れてしまう病気です」
何言ってんの…?
母「それは…治るんですか…?」
医者「治療法は…今のとこありません」
もうやめて…
七海「……」
医者「ただ七海さんの病気の進行を遅らせることは可能です。なので3人で頑張っていきましょう」
七海「…」
母「七海…?」
ふざけないでよ…
七海「治してよ…」
母「七海…」
七海「あんた医者でしょ!?治してよ!」
医者「…」
七海「なんで黙ってるのよ…治してよ!」
医者「治すことはできません…進行を遅らせることしか今はできないんです」
七海「だから…!」
母「七海!もうやめなさい…」
七海「……なんで…なんで私なの…」
私は泣くことしか出来なかったその後はどうやって帰ったかは覚えてなくていつの間にか部屋にいた
ピンポーン
母「はい」
竜之介「あ、七海いますか?」
母「あら、竜之介くん七海なら今さっき病院から帰ってきたところよ」
お母さんはなるべくいつも通りのようにあかるく喋っていた
本当は私が病気だと知って辛いはずなのに
竜之介「ちょっと七海に聞きたいことがあるんですけど…」
母「あ、ちょっと待っててね。七海、竜之介が来てるけどどうする?」
七海「…帰ってもらって」
母「わかったわ」
ごめんね竜之介…今はどうしても会えない。泣いたあとの顔なんて見せたくない…それに今あったら竜之介の前で泣いちゃう
母「ごめんなさいね。七海今日は具合が悪いそうだから会えないって」
竜之介「わかりました!七海にお大事にって言っておいてください!それじゃあ!」
母「竜之介くん七海にお大事にって言ってたわよ」
七海「そう…」
なんでこんな時まで優しいのよ…
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コメント
猫
コメントありがとうございます!
そう言ってもらえて嬉しいです!
ありがとうございます!受験も終わったのでこれからまた投稿していきたいと思っています!
上川 竜也
突然に自分に襲いかかる災厄。
それに抗うべく、これからどうしていくのか気になります。
受験も小説も頑張ってください!