ロリっ娘女子高生の性癖は直せるのか
【番外】ロリっ娘の可愛さはトリックオアトリートなのか その2
「衣装持ってきたけど……見てみたい?」
「ハロウィンの仮装か? ノリノリだな」
堂庭が手にしているバッグの中にはどうやら衣装が数点入っているらしい。突然呼び出して一分足らずで家に来たというのによく準備できたものである。
「じゃあ着替えるからちょっとだけ待っててね」
ほんのりと顔を赤らめながら言った堂庭はその場で制服のスカートに手をつけた。
「え……?」
まさかと驚く俺をよそに恰も当然のように、ずるずるとスカートを下ろす堂庭。待て待て。見えちゃいけないモノが見えちゃうだろうが!
「いやお前何ナチュラルに脱いでるんだよ!」
「あぁ、だって晴流ならあたしの身体は見慣れてるだろうし、その……恋人同士、なんだから別に良いかなって思って」
「良くねぇよ! いくら俺が相手だからって男の前で脱ぐんじゃないぞ。特にお前は綺麗なんだから」
プライベートでは本当に世話が焼けるというか抜けているというか……。やれやれと溜め息をつきたい気分だったが、堂庭は何故か顔を真っ赤にして固まっていた。スカートは未だ床に落ちている。
「あの……堂庭?」
「え…………あ、あぁごめん! ちょっとびっくりしてた」
堂庭は口をパクパクさせながら途端に慌て始める。それよりも……俺は目のやり場に困るのだが。
「その、いい加減穿いてくれないか? ……色々丸見えだし」
「そ、そっか、ごめん忘れてた……」
忘れてた……?
いや、忘れるはずがないだろ。今日の堂庭はいつもと調子が違う気がするな。普段ならもっと威勢が良くて俺に歯向かってくるぐらい元気なのに。
「着替えは別の場所でしてくれ。俺の部屋を使っていいからさ」
「うん、ありがと。そうする」
ポツポツと恥ずかしそうに答えた堂庭はバッグを片手にリビングを後にした。俺はそんな彼女の背中を見送った後、止めていた息を一気に吐き出すかのように盛大な溜め息をついてソファーに寝転んだ。
「衣装、か……」
堂庭のことだからきっと園服とかランドセルといった幼女系の格好で登場するのだろう。別に楽しみにしている訳では無いが、余りにも似合い過ぎていて人形のように可愛いはずだから反応に困るんだよな。
笑顔ではしゃぐ堂庭を思い浮かべながら妄想に浸る。しかしながら先ほど脳裏に焼き付いたあの姿はどうにも忘れそうにできない。
彼女のお召し物は白生地に小さなリボンが一つだけ付いている素朴な物だった。
これが年相応のスタイルなのかは分からない。なんせ堂庭以外に女子のパンツをガン見したことなんて無いのだから。まあ見たことがあるのなら大問題なんだけど。
しかし堂庭は決して平均的な高校生の体型とは言えない。身長に関しては九歳の平均とほぼ同じであるため、女子高生というより小学生と言われた方が納得できてしまう程である。
それなのに……。あいつは色気の『い』の字も無いお子様なのに、俺は何故か彼女を見ると照れてしまっている。
単に好きな相手だからだろうか。それとも潜在意識に眠る俺の性癖が……。
いやいや違う。俺は堂庭みたいに幼女を見て涎を垂らす気持ち悪い野郎では無い。
きっと変な熱に浮かされているだけだ。頭を冷やして落ち着こう。
目を閉じて心を無にする。まるで僧侶の修行みたいだなと思いつつ邪悪な欲を消し去ることにした。
「ハロウィンの仮装か? ノリノリだな」
堂庭が手にしているバッグの中にはどうやら衣装が数点入っているらしい。突然呼び出して一分足らずで家に来たというのによく準備できたものである。
「じゃあ着替えるからちょっとだけ待っててね」
ほんのりと顔を赤らめながら言った堂庭はその場で制服のスカートに手をつけた。
「え……?」
まさかと驚く俺をよそに恰も当然のように、ずるずるとスカートを下ろす堂庭。待て待て。見えちゃいけないモノが見えちゃうだろうが!
「いやお前何ナチュラルに脱いでるんだよ!」
「あぁ、だって晴流ならあたしの身体は見慣れてるだろうし、その……恋人同士、なんだから別に良いかなって思って」
「良くねぇよ! いくら俺が相手だからって男の前で脱ぐんじゃないぞ。特にお前は綺麗なんだから」
プライベートでは本当に世話が焼けるというか抜けているというか……。やれやれと溜め息をつきたい気分だったが、堂庭は何故か顔を真っ赤にして固まっていた。スカートは未だ床に落ちている。
「あの……堂庭?」
「え…………あ、あぁごめん! ちょっとびっくりしてた」
堂庭は口をパクパクさせながら途端に慌て始める。それよりも……俺は目のやり場に困るのだが。
「その、いい加減穿いてくれないか? ……色々丸見えだし」
「そ、そっか、ごめん忘れてた……」
忘れてた……?
いや、忘れるはずがないだろ。今日の堂庭はいつもと調子が違う気がするな。普段ならもっと威勢が良くて俺に歯向かってくるぐらい元気なのに。
「着替えは別の場所でしてくれ。俺の部屋を使っていいからさ」
「うん、ありがと。そうする」
ポツポツと恥ずかしそうに答えた堂庭はバッグを片手にリビングを後にした。俺はそんな彼女の背中を見送った後、止めていた息を一気に吐き出すかのように盛大な溜め息をついてソファーに寝転んだ。
「衣装、か……」
堂庭のことだからきっと園服とかランドセルといった幼女系の格好で登場するのだろう。別に楽しみにしている訳では無いが、余りにも似合い過ぎていて人形のように可愛いはずだから反応に困るんだよな。
笑顔ではしゃぐ堂庭を思い浮かべながら妄想に浸る。しかしながら先ほど脳裏に焼き付いたあの姿はどうにも忘れそうにできない。
彼女のお召し物は白生地に小さなリボンが一つだけ付いている素朴な物だった。
これが年相応のスタイルなのかは分からない。なんせ堂庭以外に女子のパンツをガン見したことなんて無いのだから。まあ見たことがあるのなら大問題なんだけど。
しかし堂庭は決して平均的な高校生の体型とは言えない。身長に関しては九歳の平均とほぼ同じであるため、女子高生というより小学生と言われた方が納得できてしまう程である。
それなのに……。あいつは色気の『い』の字も無いお子様なのに、俺は何故か彼女を見ると照れてしまっている。
単に好きな相手だからだろうか。それとも潜在意識に眠る俺の性癖が……。
いやいや違う。俺は堂庭みたいに幼女を見て涎を垂らす気持ち悪い野郎では無い。
きっと変な熱に浮かされているだけだ。頭を冷やして落ち着こう。
目を閉じて心を無にする。まるで僧侶の修行みたいだなと思いつつ邪悪な欲を消し去ることにした。
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