子供の時の約束を、相手の方々(複数形)はどうやら覚えてるみたいです

kurio

吹っ切れた彼女たち。そしてハーレムの始まり

屋上に着いて、一番最初に口を開いたのは楓恋だった
「有咲さんだっけ?あなたは颯との約束が本気じゃ無かったとしたら、どうするの?」
「そ、それは……」
「そんな生半可な気持ちなら、諦めなよ。少なくとも私は誰にも颯を譲る気はないしね」
「おい楓恋、そんな言い方はな_
「私は諦めない!颯ちゃんは誰にも譲らない!」
「おいお前らなぁ……」
「「颯ちゃん(颯)は黙ってて!」」
「ウィス」
「楓恋さん。実際誰と結婚するのか決めるのは颯ちゃんなので、高校卒業時に選ばれた方が結婚する。というのはどうでしょうか」
「そんなの結果は目に見えてるけど、まぁそれでもいいわよ」
「そんな勝手に話を進めないでくれよ……」
「「誰のせいでこうなったのかな?(#^ω^)」」
「僕のせいですすいません」
(女ってこえぇ……)
そう胸の中で怯える颯だった
とりあえず二人の中で何かが決まったようなので教室に帰ることにした……が、
「なんだよこれ!離れてくれよ!」
そう言い、廊下を歩く僕の両腕には有咲と楓恋が抱きついていた
「だって颯ちゃん。私が離れたらこの女が、ねぇ」
「あの女が颯に抱きついてるから、離れたら、ねぇ」
「お前ら仲良しか!」
つい僕はそう叫んでしまった
「おい、あれ見ろよ!俺の有咲ちゃんがぁぁぁ!!」「いや、お前のじゃないだろ」
「あの後いったい何があったの?」
僕たちの周りの生徒が、僕らのことを見てざわざわしだした
「あっ、待って。ねぇねぇ離してお願い!周りの視線が痛いんだよ!」
どうやら有咲と楓恋は何かが吹っ切れたらしく、そんなことお構いなしだ
「お前らもっかい屋上来い!」
流石に露骨すぎる態度をとる有咲と楓恋をもう一回屋上へ連れて行った



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