英雄王の祭典

雨音ヒカル

プロローグ

時は神話時代、人々は絶滅の危機に貧していた

魔王軍の襲来

突如現れた魔王、そしてその配下の魔族が多数の魔物を率いて襲ってきた

魔王は多数の技能スキル
魔族は我ら人々では到底叶わない高い身体能力と魔力を有していた

魔物の中には、現在の指標でSランク以上の上位種をいた

長い戦いの中、人々は疲弊し徐々にその数を減らしていった

総人口が半分を切った頃、ついに人間は魔王軍に反撃の狼煙を上げた

とある聖女が飲まず食わず、不眠不休で神々に祈りを捧げていた

聖女の祈りが一月を越えたのとの同時に彼女は天に召された

だが、人々を救いたいという彼女の思いが届いたのか、奇跡が起きたのだ

人々は新たに職業と呼ばれる力を手にした

剣士は新たな技能スキルを習得し魔物を切り伏せた

魔法使いは魔力の総量が大きく増え、より長く戦えることになった

僧侶の回復魔法がより高位のものになり、人々の傷を癒していった

何の力もなかった農家が、最前線の戦場に出られるようになった

それから20年後、勇者により魔王が討伐され人々は平和な時代を築くことになった

これが、およそ100年続いた人魔大戦の記録である




そして、物語は1000後に再び動き出す

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