過去と現在を結ぶ異世界ストーリー

なつきいろ

~再臨と3人~①

俺はウキウキしていた
何が?って明日ヘイネと逢えるからだ!
こんなに嬉しいことはない

{ユウジ様、お顔がだらしなく緩んでおられますよ?またエッチなことをお考えですか?}
ふぅ~やれやれ、とサーシャが呆れていた

プチッ!

確かにエッチなことは否定しない
だがしかし、その決め付けはどうなんだ?
お仕置きが必要だな・・・ふふふ

「ふふふ、サーシャ君。ちょっと調子に乗りすぎではないかね?明日ヘイネがくるんだよ。顔だって緩みたくもなるだろ?聞こう。これのどこがエッチなんだね?」
静かにプレッシャーを放った

{ユ、ユウジ様?お顔が本当に怖いんですが・・・。ご、ごめんなさい!謝りますから!}
あわてふためくサーシャ。でも許しません 

「ダメだな。楽しみに水を差したんだ。お仕置き確定な。そうだな~お尻叩き10回だな!お尻触れるし!ちょっと強めに叩くから覚悟しろよ~?」
サーシャを捕まえ羽交い締めにした

{結局エッチな目的あるじゃないですか!うぅ~痛くしないでしないでくださいね?}
観念したようだ。で、では失礼して・・・げへへ

{え?ちょ、ユウジ様?なんで脱がすんですか!?}
当然ですよね?お尻叩きなんですから、直でしょ?

「なにが?俺の世界では直で叩くよ?俺がお仕置きするんだから、俺の世界のルールが基本だろ?」
こう言っておけば、従うしかないだろ!

{うぅ~恥ずかしいですぅ}
にしても、すべすべで綺麗だなぁ
程よい肉付きでたまらん

「じゃあ、いくぞ。あっ!お仕置きだから敢えてサイレントしないから。・・・1!」
{え!?聞こえちゃ・・・《ぱちんっ》、ひゃん!}

「え?なんか言った?キコエナイナー・・・2!」
{聞こえてますよね!まず・・・《ぱちんっ》、ひぃ!}

サーシャのなんとも可愛らしい叫びが10回響いて満足
今はサーシャを抱きしめ、ほんのり赤くなったお尻をさすってあげている。うん、役得、役得

{うぅ~。さすがにこれはあんまりですよぉ~。サイレントぐらいはお願いしますぅ。みんなに聞こえちゃったらどうするですか?}

「可愛いサーシャをちょっと虐めたくなったんだ。ごめんな?ほら、あれだ!好きな子に意地悪したくなるやつ!」
ジト目で見てくるサーシャから視線を逸らす

{もういいです!さすってくれてる手がエッチなのもスルーしときます。それでヘイネ様がいらっしゃっるのは本当ですか?}
バレてたか~笑。でもヘイネがくることを嬉しそうにしてくれてるな。サーシャいい子だな~

「本当だ。明日は3人でデートしようか。ヘイネも希望してたしな。それとヘイネと仲良くしくれて、ありがとう」
俺は感謝の気持ちも込めて強く抱きしめた

{ぁん、私もヘイネ様好きですから。ですが、3人のデートはお昼前からにしませんか?私お弁当作りますよ。それまではヘイネ様とお二人でどうぞ}

「気を遣ってくれたんだよな?ありがたく受け取っておく」
サーシャの気遣いに感謝。頭なでなで

{ヘイネ様だってたくさん愛してほしいはずですから}
ありがとうサーシャ、ヘイネ愛されてんなぁ 

□□□□

王都近郊・雑木林

ヘイネ2度目の降臨
目の前に愛しい最愛の女神が立っていた

「ヘイネ、逢いたかった!」 
俺は駆け寄り抱きしめた

『い、痛いよ、ユウジ。私も逢いたかったよ』

「悪い、嬉しすぎて力が・・・。大丈夫か?」

『うん、大丈夫だよ。それだけ嬉しかったんでしょ?気にしないで?』
そういって優しく抱き返してくれた

俺達はしばらく再会の抱擁をした後、最初は軽いキス。
その後は俺は何度も何度もヘイネの唇を蹂躙した
逢えなかった分の愛おしさが募り募っていたので、我慢できなかった。爆発させたのだ。前回とは違う

再会のキスは格別だ
降臨は2度目ではあるが、もう既に結ばれていたので俺は遠慮しなかった

前回は初めてのデートやヘイネの初めてをもらうことで頭がいっぱいだった。
更に言うなら童貞の焦りもあったわけですよ
だから余裕がなかったことが逆に自制に繋がっていた
今はサーシャと回数も重ねてるから大人の余裕もあるわけですな、はい。
余裕がないほうが自制できるという皮肉

ヘイネは蹂躙されるがままになっていた
息継ぎのために二人の唇が離れると、

『ユウジぃ、・・・もっとぉ』
ヘイネの唇から甘い吐息が漏れて興奮した

うるっとした碧眼で上目遣いされたユウジは、もう貯まりに貯まった愛おしさとヘイネの可愛らしさに理性を失い、ヘイネをその場で押し倒してしまった。

サーシャの時同様、雄が雌をただひたすら蹂躙するだけの交尾だった。
何度も何度も肉がぶつかり合う音が雑木林に響いていた
そこに愛はなく、ただひたすら力が支配する世界が広がっていた。そう、広がるはずだった

しかし、現実は違った

ユウジは何度も何度もヘイネを求めたが、次第に雄からいつものユウジに戻ってきていた
ユウジが全力を出しきってなお、ヘイネは全てを受け入れた上で、まだ意識を失っていなかったのだ

『はぁはぁ、、ユウジ、、、すご、、かったね。おちつい、、、た?』
ヘイネも結構バテているようだ

「。。。あぁ、はぁ、俺また、やっちまったか?今回は全部吐き出したおかげで、体は怠いが、爽快感がはんぱないよ。今なら神にさえなれそうだ・・・はは。ヘイネ、乱暴にして悪い。怪我はないか?」

俺はぐったりしているヘイネに近寄り、優しく抱き上げた

『大丈夫、、だよ。ちょっと、疲れて、るだけだから。でも、はげし、く愛してくれ、て、ありがと。ユウジ。ねぇ、キスして?』
俺はヘイネに愛の気持ちを捧げてキスをした

【加護 女神ヘイネ『色情』を獲得しました】
【スキル『色魔』を獲得 ランク:不明】

「え?ヘイネ、これは?」
俺は突然取得した加護やスキルに驚いた

いや、なんとなくそれ系の加護やスキルなのはわかる
ヘイネは子宝の神でもあるのだから

ヘイネも大分落ち着いてきたみたいだ

『それはね、きっとユウジの役に立つ加護やスキルだよ。スキルは作りました!』
ドヤ顔だった、なんかすごそうな気がして不安だ

「ありがとな。後で確認しておくよ」 
俺は胸の中にすっぽり収まったヘイネの頭をなでなでしながら休憩していた

乱れた髪を梳いて整えていく
すごいサラサラだ、サーシャとは、また違うしっとり感だ
ふわっふわなんだよなぁ
これだけサラサラなロングならウェーブかかっててもいけるか?

ヘイネは頭をすりすりしてくる、可愛い
キスだ、キスしかない。可愛いすぎる

「ヘイネ?少し髪をまとめていいか?」
『ん?いいよ?』

まずは髪を優しく梳いてっと
ヘイネは俺の左腕が専用場所だから髪が邪魔にならないように左に纏めよう
あとは垂らす髪と纏める髪を分けて、纏める髪は高頭部らへんっと
あっ、髪止めないな。
ん~リボンでいいか。金髪だし赤かな。
纏めた髪をリボンで結んでサイドテールの完成だ!

「ヘイネ、出来たぞ。あれ?ヘイネ?」

ヘイネは先程の行為で体力を消耗していたのか、ユウジの胸の中ですやすや寝ていた

「このままここにいるのもあれだし、鏡ないと髪見せれないから部屋に移動するか」

ヘイネをお姫様抱っこで抱え、部屋に転移した
そのままベッドに寝かし、頭を撫でていた

「ヘイネ、無茶させてすまなかった。それと全部受け入れてくれて、ありがとう。起きるまで加護とか確認するか」

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『色情』
子宝の神しか所有していない原初の神護
子宝の神から生涯ただ一人のみ与えられる共有神護
全ステータス神大上昇・ステータス上限突破
色欲上昇・男精注入時対象微回復

(原初?またすごいのきたな・・・。少なくともヘイネは原初の神様ってことだよな?そりぁ、無茶苦茶できるはずだ。しかもヘイネと共有スキルかぁ、いいな!なんか繋がってる感がいい!あ、もう違う意味では繋がり済みです。き、きになるのは最後のやつだな。そういうことだよな?だからヘイネは意識保てたのか?てか、これないと無理とかどんだけだよ俺・・・)
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『色魔Lv.1』ランク:不明
女神ヘイネにより構築されし魔法
ユウジ専用色欲コントロール魔法
暴発時コントロール力増大

(これがヘイネがドヤってた魔法だな。確かにありがたい。ヘイネはこういう細かいところも手助けしてくれるからなぁ。スキルに頼らないとダメってのがあれだが・・・)
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□□□□

ユウジの部屋

「にしても、神様も寝るんだな。一緒にいたときは俺は寝たが、ヘイネは起きてたからなぁ。」
可愛い寝顔を眺めながら、頬をつんつんとする
ヘイネの寝顔を堪能できて大変満足です

しばらくするとヘイネが起きてきた

「ヘイネ、おはよう。ゆっくり寝れた?」
『ふにゅ~!・・・ユウジ?あれ?ここは?』
可愛い欠伸するなぁ

「確認も大事だけど、起きたらお嫁さんの義務あるだろ?」
『そうだったね、おはよ。ユウジ。・・・ん!』
そうそう、おはようのキスは大事だよな!ここは譲れん!

『それでここはどこなの?』
ヘイネは部屋の中をキョロキョロとみている

「俺の部屋だな。ようこそ」
『へぇ~?ここがユウジの部屋なんだね。あっ!目覚まし時計に、小物もあるね。使ってくれてるんだ?』

「そりぁ、ヘイネからもらったものだしな。宝物だよ。でも盗撮はやめてな?一緒に写るから。てか、どうやって撮ってるんだ?」

『ありがと、ユウジ。えっとね、う~さ~フォンを魔法で隠蔽浮遊させて、常に私の周りにあるようにさせてから、いつでも撮れるよ?・・・ダメ?』
くっそ!上目遣いのヘイネは可愛いな!

「可愛いけど、ダメです。盗撮は犯罪です。・・・あれ?異世界だから犯罪じゃないのか?そもそも写真なんてあるのか?でも犯罪じゃなくても俺のプライバシーもあるからダメだな」

『ユウジのプライバシーは私のもの。私のものは私のもの?てへっ♪』
ウインク舌ちろは反則です

「どこの例えの下手なジャ○アンだよ!てか、プライバシー侵害もほどほどにね!?ちょっと可愛かったがお仕置きな?・・・「ビシッ!」」
ヘイネの額にデコピンをかました

『いたっ!むぅ~。ユウジの意地悪!』
「意地悪じゃない、意地悪じゃない。でも痛かったよな?撫でてあげるから、おいで」
ヘイネを抱き寄せなでなで再開だ。ふわふわだな~

「そうそう、サーシャの手鏡で悪いが。どうだ?可愛くできたと思うが?」

ヘイネに手鏡を見せる。
サイドテール気に入ってくれるといいが

『うん、いいと思う!いつもと違う感じがするね?新鮮かも。似合う?』
「似合いすぎだな。ヘイネはありのままでも綺麗だが、その髪型にするとヘイネの快活さがより明るくなる。元気な妹って感じだな!」
サイドテールは妹系元気っ娘って感じがするよなぁ

『ふふふ、ありがと。お・に・い・ち・ゃ・ん?』

(ぐはっ!お兄ちゃん、だと!?まさか現実リアルで言われるとは思わなかった。これは破壊力抜群だ!可愛いすぎる!妹がこんな可愛くて懐いてたら誰だってシスコンになるわ!たまらん!)

『興奮しすぎだよ、ユウジ?またしたくなっちゃった?』
「心読まないで!?なんか恥ずかしいから!それとお願いします!」

『素直でよろしい!なんて笑。せっかく妹で興奮してるし、妹設定でする?近親○姦って言うんでしょ?』
「マジで!?いいの?てか、また部屋漁った!?いい加減にしてね!?・・・それと妹設定でお願いします」

『べ、別にお兄ちゃんの為にやるんじゃないんだからね!か、勘違いしないでよね!・・・でも、お兄ちゃんがしたいならヘイネも・・・いいよ?』

ベタなツンデレ系妹かぁ~。王道だけどいいなぁ。てか、これ俺の部屋の参考にしてるんだよな?

『どうして?どうしてダメなの?妹でも血は繋がってないんだよ?ヘイネ知ってるんだから・・・』

え?義妹設定!?しかも血縁隠してる系!?持ってたっけ?

『ヘイネはお兄ちゃんが好きなの!お兄ちゃんじゃなきゃダメなの!お願い、お兄ちゃん抱いて?一回だけでいいから。そしたら我が儘言わないから。お願い』

一回だけとか、お兄ちゃん、辛抱たまりません!頂きます!

『ありがと、お兄ちゃん。そ、その初めてだから優しくしてね?』
「ヘイネ!例え妹でもお前が一番好きだ!!」

そのままヘイネ(妹)をおいしく頂きました
普段と違うヘイネでかなり興奮しました
イメプレいいな・・・GJ!!

『ふふふふふ、これでお兄ちゃんは私のものだよね?私がお兄ちゃんの彼女だよね?お兄ちゃんのお嫁さんだよね?ほかの女と話したらダメだよ?嫉妬しちゃうからね?お兄ちゃんは私だけを見てればいいんだからね?ねぇなんで逃げるの?お兄ちゃんは私が好きなんだよね?一緒にいてくれるんだよね?いつも一緒だよ。赤ちゃんできてるかな?できなかっはたら・・・』

「ストぉップ!なりきりすぎ!怖い、怖いから!目が虚ろ!ヤンデレ系はいらん!お兄ちゃん、ちびっちゃうから!」

『あれ?妹系の近親○姦ものはこれがテンプレじゃないの?ユウジのお部屋にも、こん・・・』

「それもストップな!ったく。ヘイネには敵わないな。デレデレ系のほうが好みだが、かなりよかった。ありがとう」

『満足できた?私もちょっとよかったかも?希望があったら言ってね?頑張るから』

「マジで!?あ、いや、今はありのままのヘイネを愛したい。今日はまだヘイネをちゃんと愛してないしな。ヘイネ、愛してる」

『私も愛してる』

二人は愛の言葉を交わしながらキスをし、お互いを慈しむように体を重ねた

□□□□

行為が終わった後、二人はベッドで横になりながらまったりしていた
ヘイネを抱き寄せ、ヘイネの体温を感じていられる今は至福の時間だ

「髪型崩れちゃったな、どうする?髪解くか?」
『さっきの髪型またお願いできる?ユウジに髪やってもらってた時、気持ち良かったから』

「任せろ!でも髪型変わるだけで随分印象変わるよな。さっきすごい興奮したし。ヘイネは髪長いから色々な髪型にできるのがいいよな。こればっかりはサーシャじゃできないからなぁ」
『今のところは私だけの特権、なんだよね?他にも色々あるの?』

「たくさんあるなぁ。そんなに詳しくはないが。次回は違うやつにしてあげるからな?」
『うん、楽しみ。じゃあ私の髪型はユウジがこれからも担当してね?『約束』ね?・・・それとユウジがよかったら、この前の・・・赤ちゃんのやつも『約束』したい、な』

「あぁ、最初に産んでみたいってやつか。そうだな、俺が避妊魔法カントラセプションさえしっかりやってれば、それも可能か。わかった、『約束』する。それにしても、ヘイネも結構独占欲ないか?」 

『う~ん?毎日逢えるわけじゃないから余計なのかもね?幻滅しちゃった?』
不安そうにみつめてくる

「俺がヘイネを嫌いになるわけない。独占欲も嫉妬もなんでも含めて、ヘイネの全てが好きだ。安心しろ。ほら、『約束』のキス」

『ありがと!私もユウジの全てが好き!』

二人は新たな『約束』のキスを交わした


『あ、そう言えばさっき私達が愛しあってた時、サーシャちゃん覗いてたよ?』

「何やってんの!?サーシャ!本当ここのメイドは出羽亀だらけだな!」

隣でくすくす笑うヘイネをみて
あぁ、俺はどうしよもなくヘイネを愛してるんだな
と改めて感じた


ヘイネとの『約束』

・ヘイネの髪型はユウジが担当する
・ユウジの赤ちゃんは可能な限り最初はヘイネに

□□□□

ユウジの部屋 ~サーシャ合流~

{ユウジ様お待たせしました。ヘイネ様もお久しぶりです}

「お待たせしましたじゃねぇ!あくまでとぼける気なんだな?さっき覗いてたよね!?なかったことにするの?」

『サーシャちゃん、お久しぶり。元気そうだね』

{ふぇ!?の、覗いてなんていないですよ!?} 

「ヘイネが嘘つくはずがない。サーシャは確実に覗いてた。まだとぼけるならお仕置きだな」

{ヘイネ様!?気付いておられたんですか!?}

『気付くよ?普通はね。ユウジは夢中だったみたいだから気付いてないみたいだっけど』

「ヘイネさん!?そりゃ夢中になるだろ!仕方ない!」

『夢中になるぐらい愛してくれてありがと。今度は3人でしましょ?♪』

「{3人!?}」

『あれ?確かユウジの部屋にそんなざっ・・・』

「ちょ、ちょっと!ちょっと!ストップ!!」

『ふふふ、ごめんね?』

{{ヘイネ様ご機嫌だな~。それにツヤツヤしてるし。きっと満足されるまで愛されたんだろうなあ~。よかったぁ}}

『『サーシャちゃん、朝の事は後で話すね。サーシャちゃんも普段どんな感じなのか教えてね?』』

{{・・・!神話でしたっけ?恥ずかしいですが、わかりました。その、激しかったですか?}}

『『うん・・・神である私でさえもバテるぐらいだったよ!』』

ユウジの知らないところで愛の営みの報告会が続く
サーシャがたまに顔が赤くなっているのに気付いたユウジは、二人が何か会話をしているだと判断したが敢えて知らない振りをした
二人の愛しい人達が仲良くしているのを見るだけでも幸せであった
ついつい幸せで顔が緩むのであった

{ヘイネ様見てください、あの顔はきっといやらしいこと考えてるはずですよ}

『そうなの?いつもあんな顔じゃない?私は好きだよ?』

ついつい幸せで顔が・・・プチっ!

「サーシャ。後で、いや、今お仕置きな。ヘイネは可愛いから許す」

{ええええ!?それはひどいですよ!ヘイネ様助けてください!}

『う~ん。ユウジ、お仕置きしたいの?』

「あぁ、したい。いや、するぞ!なんと言われようともだ!サーシャのお尻を赤くしたい!」

『ユウジがしたいならいいよ。ユウジのしたいことは何でもさせてあげる!・・・ん!サーシャちゃん、ごめんね?』

ユウジとキスを交わし、サーシャにバツの悪そうな微笑みでウインクし舌ちろしたヘイネ
サーシャにはそこに神ではなく小悪魔がいるように見えた

{ヘイネ様の裏切者ーーーーーーーーーーーーーーーー!}

サーシャの叫びが部屋の中で木霊した
その後お仕置きを終えたユウジ達は、泣いて拗ねるサーシャをあやしながら会話を続けていた

{ヘイネ様はユウジ様を甘やかしすぎなんです!}

『ユウジが甘えてくれるのは嬉しいし、可愛いよ。どんどんしてほしいと思ってるよ?』

「ヘイネ・・・。なんて可愛いやつなんだ。今俺がどうしたいかわかるか?」

『うん!ユウジのことなら何でもわかるから。』

「ヘイネ・・・」
『ユウジ・・・』

二人は見つめ合い、キスを交わした
そこには完全な二人だけの桃色空間が出来上がっていた

{{うぅ~、ずるい。ヘイネ様だけ。私だってユウジ様とキスしたいのに・・・私だけのけ者だなんて。ユウジ様気付いてほしいな・・}}

『『ほら、サーシャちゃん!自分からいかないと!前も言ったよね?いつでも気付いてもらえるわけじゃないんだよ?言葉にしないと伝わらないよ?』』

{ユ、ユウジ様。私をのけ者にしないでください。淋しいです・・・}

「あ、ごめん。サーシャ、おいで」

サーシャはユウジの胸の中に飛び込んで、顔をあげる
目が合い見つめ合う二人はキスを交わした

「サーシャ・・・」
{ユウジ様・・・}

幸せな気持ちに包まれたサーシャはそのままユウジの胸の中で頭をすりすりしていた
サーシャが甘えてる時にいつもする行動だ
そんなサーシャを見たヘイネもまた

『ユウジ、私も甘えていい?』

「いつでも甘えていいぞ?おいで」

ヘイネもユウジの胸の中に飛び込び、サーシャとともにすりすりし始めるのであった
ユウジは甘えてる二人の美少女の頭を撫でながら幸せを感じていた

「二人とも甘えん坊だな」

そんなユウジの言葉を聞いた二人の美少女はお互い顔を合わせて同時に声を発した

『{ユウジ(様)が一番甘えん坊なんだよ?(です!)}』

「お、おう?すまん・・・」

ユウジは思わずたじろいでしまった

□□□□

ユウジの部屋 ~昼食~

{ユウジ様お昼にしましょう}

サーシャの一声で昼食をとることにした
ヘイネの目が光ったのに俺は気付いて苦笑した

『ユウジ。私もお弁当作ってきたよ。みんなで食べよ?』

「マジ!?絶対食べる!」

ヘイネのお弁当楽しみだな~と思っていたら
目の前に大量の唐揚げが置かれた
ですよねー。前回、唐揚げを作る、って言ってましたもんねー。結局一人であの大量の唐揚げ食べたのか?
サーシャも唐揚げしかないお弁当に苦笑していた

ヘイネがにこにこした顔で感想を待っている
大丈夫だよな?暴食系ヒロインは食べるのが本分で作らないやつ多いからなぁ
恐る恐る唐揚げを口にいれる
サーシャも心配そうに見つめてくる 

「ん!なにこれ?めっちゃ美味いじゃん!この前の店のより美味いよ!『心配して』損した。サーシャ食べてみろ!すげ~美味いから!」
想像以上に美味しかったので思わず本音がでた

サーシャもまた
{あら?本当に美味しいですね!ヘイネ様、『意外』と料理お上手なんですね!}
本音を口に出していた

それを聞いたヘイネは
『あ~!二人ともひどい!私傷ついたよ?』
嬉しそうな顔をしながらも拗ねてしまった

ごめんな?、と頭を撫でて謝ると許してくれた。ちょろい
その後は楽しくサーシャの料理とヘイネの唐揚げを舌鼓うちながら食べていた

ヘイネはサーシャに料理を教えてほしいとか、サーシャもまたヘイネに唐揚げの作り方のコツを教わっていた

実はヘイネの唐揚げは、冗談抜きで俺の好みのテイストだったので、かなり箸が進んだ
それを見ていたサーシャが対抗心を燃やして、ヘイネにコツを教えてもらっていたのだ

楽しい時間だった、楽しい時間だったよ?
でも今目の前にはまだまだ大量の唐揚げがある
ヘイネいるから楽勝だろ!って?
ふざけんな!ヘイネはヘイネ用で持ってきてたんだよ!
どうしよう?残す選択肢はない!ヘイネの悲しい顔は見たくない
サーシャもヘイネ用唐揚げを見た瞬間に覚悟を決めたようだ。顔は引き攣っていたがな

俺とサーシャはひたすら目の前の唐揚げを駆逐していった
さすがサーシャだ!華麗な殲滅食べ方だ!
しかしサーシャは紙装甲なのが仇したか、すぐ撃沈お腹いっぱいしてしまった
くっ!サーシャお前の遺志協力は無駄にしない。安らかに眠ってくれ!サーシャよ、永遠ベッドで休んでてくれに!

サーシャが尊い犠牲ダウンになったせいか、ヘイネが

『ユウジ・・・無理して食べなくていいんだからね?』

すごく悲しそうな顔だ、今にも泣きそうだった
俺はヘイネのそんな顔を見たくはなかった
だから精一杯の見栄を張った

「無理なんてしないぞ?こんな美味い唐揚げ食べれるなんて幸せだよ。余計な心配すんな?ヘイネの料理は俺にとって別腹だよ、別腹。女の子のデザートと一緒だ。いくらでも食べられる。変なこと気にしてないでヘイネも唐揚げ食べろ?俺も美味しく頂くから」

い、言っちまったよ・・・
男には避けられない戦いがそこにある、今がそうだ!
ヘイネは嬉しそうな笑顔になった
そう、俺はその華やいだ笑顔が見たかったんだ!
ヘイネは引き続きヘイネ用唐揚げをパクつき始めた
すげぇ・・・あんな細い体のどこに入っていくんだ?

さて、俺も出陣唐揚げ殲滅戦するか
いいぜ?来いよ!俺の火力胃袋で一網打尽にしてやるよ
もっとだ!もっと俺を楽しませてみろ!・・・あ、やっぱりもういいです。勘弁してください

そこからの俺はただひたすら唐揚げを倒していた
どれぐらいの時間がたったのだろう
孤立無援の中の戦闘唐揚げを食べるで、俺は無意識の内に唐揚げを屠っていた
まさに無の境地。体が勝手に動く、愛しい人を護るため
ついに目の前の唐揚げが最後になった
体は限界お腹いっぱいだった
それでも諦めずに力を振り絞ってついに勝利完食した
もう限界お腹いっぱいだった

薄れいく意識の中、愛しい人ヘイネの顔がみえた
泣いている、嬉しそうな顔で泣いている
泣かなくていい、あなたヘイネの為に戦った唐揚げを食べるんだから
俺は護る完食ことができた。目の前の愛しい人ヘイネの笑顔を
もうお別れ苦しくてダウンしそうです
願わくばあなたヘイネの膝の上で死にたかったダウン・・・

あぁ、愛しい俺のだけの女神様ヘイネ
そして、俺は意識を失ったお腹いっぱいでダウン

【スキル『無我の境地』を取得 ランク:SSS】


『無我の境地』ランク:SSS

あらゆる武技を修めるか絶対絶命の危機を脱した時のみに得られる武技の奥義
奥義発動中:全身体能力3倍
瀕死時には自動発動する

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