過去と現在を結ぶ異世界ストーリー

なつきいろ

~ユウジ vs ヘイネ~①

サーシャの世界ダンドリオン

王都を出発してから早いもので既に20日以上過ぎた
帝国エクスペインまでは残り僅からしい(サーシャ談)
20日たったということは、そう、待ちに待った最愛ヘイネに逢えるのだ
俺はそれはもう喜んだ。今回は楽しみなものが多い!
顔も緩み、口元も緩みっぱなしだ

【おにぃ、顔がやらしいッス。きっとHなこと考えてるッス!】
あれ?こんな流れ前にもあったような?デジャブ?

【お兄ちゃん!レンならいつでもいいナノ~!】
え?なにが!?いいの?・・・あ、サーシャの視線が痛い

{スイ、レン。覚えておいてね?ユウジ様のこの表情は絶対あれしかないの}
サーシャはさすがに3度目だしな、気付いたか

スイの頭をグリグリしつつ、さすがサーシャと考えていた
今回はサーシャの世界ダンドリオンに招待しようと思う
この世界を見てもらいたいのだ

「スイ、レン。明日この世界に俺の最愛を連れてくる。二人に紹介するよ。二人も楽しみにしててな」

【おおおお!おにぃ、おねぇ以外にもいたんッスね!しかも最愛ッスか!よくおねぇの前で言えるッスね!神経疑うッス!】
こいつ!言いたい放題言いやがって!グリグリだ!レンを見習えよ!

【最愛・・・?タノシミナノ~。オニイチャン】
あれ?レ、レンさん?全然楽しみじゃない感が・・・

サーシャは苦笑して俺を見てくる。どういうこと!?

「んん、とりあえずよろしくな。サーシャ、明日午前は王都だ。サーシャも久しぶりにセリス達に会って来い。昼前に元俺の部屋で集合だ」

{わかりました。お気遣いありがとうございます}
嬉しそうだ。その笑顔はプライスレス!

□□□□

王都近郊・雑木林

翌日サーシャを連れ王都に転移した
サーシャを王城に連れていき、俺は一人雑木林にきていた
待つことしばらく、まばゆい光とともに最愛ヘイネが降り立った 

「ヘイネ!逢いたかった!」
俺は駆け寄りヘイネを愛おしむように抱きしめた

『ユウジ!私も逢いたかったよ?今回は優しいんだね?』
くすくす笑うヘイネ。可愛いな、ちくしょう!

「その節はご迷惑かけました。ただ同じ失敗はしない!」
『えらいえらい、よく出来ました』
ヘイネは俺の頭を優しくなでる

二人は顔を合わせて笑った、そして見つめあいキスをした
軽いキスで一旦離れ、そして再び熱いキスを始めた

「ヘイネ、ストップだ。俺が我慢できなくなる」
『我慢しなくていいんだよ?私はこのままでもいいから』
すごい魅力的な提案だが理由がある・・・

「いや、本当ならこのまま押し倒したいんだ。ただ、今回は理由があってな。その・・・『色情』を解放させたいんだ。最近サーシャが特訓を始めたのは話したろ?疲れの為か1回したら寝ちゃうんだよ。無理もさせられないし、情けない事に溜まっててな。だからヘイネに全てを受け入れて欲しいし、全てをぶつけたい。多分色魔でも抑えられないと思う。どうなるかわからないから、宿屋がいいと思う。受け入れてくれるか?」
『私の答えは聞かなくてもわかるでしょ?宿屋いこ?』

こうして二人は宿屋に向かった
ヘイネは自分の専用場所で華やいだ笑顔を向けてきた

□□□□

王都・宿屋

『今回はイメプレするの?』
「いや、本当にそんな余裕はないかも。今でもやばいから」
体の奥から沸々と色欲が沸き上がってくるのがわかる

「色情を解放したら感情を抑えないから、多分乱暴に扱うかも?悪い」
『気にしなくていいよ、私に全部ぶつけて?』
そう言ってキスをしてくるヘイネ

「よろしく頼む。ヘイネ、愛してる」
『任せて?ユウジ、私も愛してる』
そして二人は熱いキスをした

(ありがとう、ヘイネ。・・・色情解放、色魔解除!)

色情を解放したことにより精力が増強され、そして色魔を解除したことによって沸き上がる色欲の防波堤がなくなった
色魔を解除した瞬間には、既にユウジからは理性が吹き飛んでいた

そこには体から黒いオーラを見に纏い、目はギラギラと紅くたぎらせ、口元は獰猛な笑みを浮かべていた
空腹状態の魔物が目の前で獲物好物を見つけたかのような笑みだ
ユウジは傍から見たら、もはや人には見えないぐらいの異様なオーラとプレッシャーを吐き出していた
ただただ目の前の獲物ヘイネを本能のままに犯し、組み伏せ、蹂躙し、支配するか、そのことしか頭になかった

その姿にヘイネは歓喜した
これから激しく求められ、愛されることに
何度も何度も組み伏せられ、犯されることに
神ではなく一人の女として一匹の雌として蹂躙されることに
本能のままにユウジがヘイネを支配しようとすることに
全てをぶつけてくれる唯一の存在としてくれてることに
そしてそれでもなお、全てを受け入れられることに

二人の肉と肉が、雄と雌が、狂愛と狂神が、何度も何度も何度もお互いを求め、激しく愛しあった
その様子は部屋の外、宿屋の外にまで伝わり、とてもこの世のものでなかったと噂されることになる
そうユウジは沸き上がる色欲を抑えることに精一杯で、避妊魔法カントラセプションはかけていたが、静寂空間サイレントをかけ忘れてしまっていたのだ

宿屋から引き上げるときに宿主だけでなく、宿併設の酒場にいた人々や往来の人々が顔を真っ赤にしながら、ユウジ達をちらちらみていた。
その視線に気付いたユウジ達は状況を理解し、さすがのヘイネもユウジ同様顔を真っ赤にして俯いていたとかなんとか
この噂は瞬く間に広がり、既に唐揚げや餃子で伝説になっていたユウジは王都では英雄になっていた(主に飲食店から)
そこから人々は、英雄スケベ色を好む、から『英雄スケベ勇者』と王都全体・・・・に広がった
この後、この噂でユウジは恐怖体験をすることになるが、それはまた別のお話である

長い、長い時間、力だけが支配する世界にいたユウジは段々と理性ある世界に意識を戻してきた

(ううう・・・、体が凄まじく怠いが気分は爽快だ。体を動かすのも怠い。なんとか戻って凝れたか・・・。ヘイネは無事か?)

意識を集中すると、隣で荒い息遣いが聞こえる
体は怠いし、汗はかきまくってるしで、うごきたくなかったユウジはヘイネに声を掛けた

「ヘイネ?大丈夫か?なんとか治まったよ」
『・・・』
返事はなかった

不安になったユウジは動かしたくない程の怠い体を無理矢理動かし、隣の最愛ヘイネを見やる
心はざわついた。
最愛ヘイネを壊してしまったのかと落ち着かなかった
しかしヘイネは優しく微笑んでいた
どうやらヘイネもユウジ同様、心身疲労状態で声すら出すのが大変だったみたいだ

「よかった、安心したよ。また全てを受け入れてくれてありがとう。疲れたろ?俺も疲れた。少し休もう。愛してる、ヘイネ」
怠い体を無理矢理動かし、愛しくヘイネを抱きしめた

ヘイネから返事はなかったが、顔を伺うとコクりっと頷き、可愛らしい笑顔で微笑んでいた
ユウジはより一層愛しさが増し、ヘイネを胸に抱き、そのまま二人とも眠りについた

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『狂愛』ユウジ vs 『狂神』ヘイネ

~第一ラウンド~

(勝者)ヘイネ (勝因)全てを包み込む神愛

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王都・宿屋

柔らかい感触が頬をつつく・・・気持ちいい
俺は段々意識を覚醒していった
どうやらヘイネが俺の寝顔を堪能していたようだ

『おはよ、ユウジ。ぐっすり寝てたね?・・・ん!』
「おはよう、ヘイネ。体は大丈夫そうだな」
ヘイネからおはようのキスがきた。幸せだ

「体が綿のように軽いよ。ヘイネのおかげだな、ありがとう。また全てを受け入れてくれたようだな」
『どういたしまして。ユウジの全部は私のだから全て受け入れるよ?』

頭を胸に乗せスリスリと甘えてくる。珍しい。
よほど満足してもらえたようだ、よかった

『今回は前回より更に凄かったよ?あんなの受け入れられるの私だけなんだから、いつでも言ってね?』
ん?これは甘えん坊モードか?

「わかった。いつでも言うからな?それは無し、はないからな?必ず受け入れろ?」

ヘイネの頭をなでなでし、太股も摩る。太股弱いんだよな
ヘイネから甘い吐息が漏れる

『ユウジぃ~。・・・またしたくなっちゃった?』
「ヘイネもだろ?もう一度な!・・・あれ?」

あれ?おかしい・・・。避妊魔法カントラセプションしか発動してない・・・
ま、まぁ大丈夫だろう

『どうしたの?ユウジ、はやくぅ~』

甘えん坊モードのヘイネを鎮めるのが先だ
可愛い過ぎて我慢できません!うん、いつもの俺だ!  

「よし、覚悟しろ?甘えん坊ヘイネをいっぱい愛しちゃうぞ!」

そのまま二人はキスをして、愛し始めるのだった

先程のユウジだけが一方的に求める愛ではなく、お互いが慈しむように求める愛だった
甘えん坊モードのヘイネを鎮めるべく、ユウジは丹念にヘイネの全身をなめ回した。
太股あたりは特に丹念に可愛いがったらしく、ヘイネは大満足だったそうだ
その後、慈しむ愛は2回ほど続いた

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『気分はお兄ちゃん』ユウジ vs 『甘えん坊』ヘイネ

~第二ラウンド~

(勝者)ユウジ (勝因)太股への丹念な愛撫

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王都・城下町 ~昼~ 

俺とヘイネはお互い大・満・足!して、宿屋を出た
そしてすぐに絶望に叩き落とされた
やはり静寂空間サイレントをかけてなかったみたいだ
ヘイネに事情を話したら、さすがのヘイネもりんごみたいに真っ赤になって俯いてしまった
赤裸々な行為が筒抜けになれば誰でもそうなる
しかも周囲からは、『英雄勇者』、『英雄勇者』とか囁かれてるしさ!
カッコイイ称号なのに絶対いい意味じゃないだろ!それ!
本当もうやだ、ここ・・・

「とりあえず、サーシャと合流してちょっと買い物してからサーシャの世界ダンドリオンを案内するな?」
『わかった。楽しみにしてるよ?』
まだほんのり赤いが色っぽいなぁ~。おっと!色魔、色魔

サーシャを迎えに転移した時、サーシャから

{お久しぶりです、ヘイネ様。ずいぶんと激しくお楽しみだったそうですね?英雄勇者ユウジ様?笑。王宮までお噂は届いておりましたよ?}

俺は恐怖した
今だかつてないほどのプレッシャーがサーシャから放たれていた
怖くなってヘイネの後ろに隠れてしまった
それを見て更に憤慨するサーシャ
サーシャを鎮めるのに時間がかかった
どうやって鎮めたかって?満足させるしかないだろ!
サーシャは首筋が好きだから丹念にな!
3人で仲良くいちゃいちゃしてました
きっと出羽亀はいた、王宮だし間違いない!

サーシャを交えて3人で久しぶりの王都デートだ
といっても、メインはここじゃないので軽く買い物だけだ

まず昼はそばにした
俺がさっぱりしたかった
俺の両隣はそれはもうツヤっツヤの満面な笑顔だった
ヘイネは、わんこそばかよ!ってぐらい食べてた
俺もサーシャも苦笑していた
ちなみにヘイネはお弁当を作ってきたらしいので、スイとレンとみんなで食べることにした
天ぷらが気に入ったみたいだ、いつものようにお土産にした
『天ぷら勇者』も獲得した。いい加減にしろ!?

次に服飾店に寄った
大目的はヘイネの水着・巫女服・白衣・エプロン・ナース・制服だ
小目的はヘイネ達の服だな
あまり時間がないのでパパッと決めてもらった

最後にスイとレン達へのお土産だ
一つはベビーカステラにした、おやつ時にいいしな
もう一つはサーシャ希望でタピオカだ
サーシャはミルク、ヘイネはレモンティー、俺はコーヒー、スイとレン達はラテにした、甘いものが好きらしい

「よし、こんなところだろう。デートの最後にまた王都にくるな?どうしても二人を連れて行きたい場所がある。楽しみにしとけ?」

『うん。楽しみ。期待するね?』
はにかむ最愛ヘイネ。美しい

{ありがとうございます。楽しみにしてますね}
ほほえむ愛しサーシャ。可愛い

そうして俺達はサーシャの世界ダンドリオンに向かった

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サーシャの世界ダンドリオン

『は~。すごい綺麗な世界だね?』  
ヘイネの第一声がそれだった。気に入ってくれて嬉しい

「ヘイネ、紹介するよ。こちらのあでやかな桜色の髪の子がスイ。隣にいるさわかな水色の髪の子がレンだ。二人共、こちらが俺の最愛の女神ヘイネだ。みんな仲良くな?」

『スイちゃん、レンちゃん、よろしくね?』
【よろしくッス。若奥様ヘイネさん。にしても、恐ろしくきれいッスね!同じ女性と思えないッス!】
【よろしくナノ~。若奥様ヘイネさん
若奥様?なんでそうなった!?

『{若奥様!?}』
あ、二人が食いついた。大丈夫か?ヘイネは嬉しそうだ

【あれ?違うッスか?おにぃの最愛と聞いたッスが?】
うん、間違ってないな。若奥様か、なんか背徳感がするな!

「さすがスイだ!間違ってない!それにしよう!それにして?それにしてください!」
{ユウジ様?}
【お兄ちゃん?】
ひぃぃ!サーシャはともかくなんでレンまで!?

『若奥様~。えへへ~』
「ほら見ろ!ヘイネは満更でもないだろ?異論は認めない!」
{うぅ~。ずるいです。私だってユウジ様のお嫁さんなのに・・・}
【ぐぬぬナノ~!レンもお兄ちゃんのお嫁さんになりたいナノ~!】
へ?レンさん?今なんと?もしかしてスイも?

「スイもなりたい?俺のお嫁さん」
【わわわわ、私は別になりたくないッス!】
「そっか・・・残念。諦めるか」
【あっ・・・】
あからさまに残念がってるな!萌えるわ~

「二人にお土産もあるし、おやつ時に渡すな?それまでは各自自由にしててくれ」

【わかったッス。小屋作成に移るッス。若奥様またッス!】
【わかったナノ~。お花植えてくるナノ~。若奥様またナノ~】
よしよし、素直ないい妹たちだ 

「じゃあ俺らは空間内を色々回ってみるか。それなりに充実したしな」
『うん。楽しみ!』
{はい、お供します}

そして二人の愛しい人たちは、それぞれお互いの専用の場所についた
左にヘイネ、右にサーシャ
腕を組んだ3人が空間内を歩き出した

□□□□

サーシャの世界ダンドリオン・アスレチック広場

{よっ、はっ、えぃ}
サーシャの為に設けられたアスレチック広場を華麗に駆け抜けていくサーシャ

うん、さすがサーシャだ
慣れもあるだろうが、身のこなしは華麗の一言だ
それに比べて・・・

事の始まりはこのアスレチック広場に着いてからだった

『ユウジ、これなに?』
「これはアスレチック広場だな。サーシャの訓練場だよ。地球の遊戯場なんだけど、最近は少なくなってきたんだよな。それをスイが創ってくれたんだ。特訓場としては優秀だぞ?特に時間を徐々に縮めていくと達成感でるんだ」
{はい、特訓として毎日やっていますね}
スイは本当優秀なんだよなぁ。よっぽどサーシャが好きなんだな

『ねぇ、私もやってみてもいい?』
おっ?ヘイネは実際どのぐらい動けるか気になるな

「いいぞ?ただし!規則には従ってもらう。特訓はこれを着るのが義務だ!」

俺が取り出したのは体操服にブルマーだ
胸元には『へいね』と記されている
こうなることぐらいは予想済みだ!事前準備しといた
しかもちょっと小さめになるよう調整済みの逸品だ!

「サーシャもヘイネに見本見せてやってくれ」

サーシャはすでに持っている
胸に『さあしゃ』と書かれた逸品をな!
これを作成した時のスイの一言がとても厳しかったのを覚えている

今二人の愛しい人達が並んでいる
こ、これはたまらん!まず二人とも大きい
小さめに敢えて調整しているので浮き彫りになる
山の先端がこれでもか!と主張してくる
着替え中こっそりヘイネの先端を摘んだりして遊んでいた
下に目を向けよう
食い込んでいるのである
お尻のラインもしっかりと、いや、ぴっちぴちになっている
食い込みを直す仕種がエロくてたまらん
着替え中サーシャのお尻を撫でて堪能していた
更に下に目を向けよう
眩しいばかりの太股を!むちむちのスベスベだ
二人のを摩らせてもらった

既にアスレチック関係なく俺は楽しめていた
ちなみにイリアスにはブラジャーはない
服飾店に頼めば作れるだろうが頼まない。頼みたくない!
邪道だろう?この後の展開にはな!

そんなこんなありまして、アスレチック回の冒頭に戻る
サーシャは華麗にこなしていく
もうぶるんぶるんですな、目のやり場に困ったので直視しておく
そしてヘイネは・・・

『ユウジ~。ちょっと手伝って?揺れて移れないんだよ?』
一言鈍臭い。これはあれですな?運動音痴ですな?

「ほら、ヘイネ捕まって。そのまま飛び付いてこい。受け止めてやるから」
『ありがと。ユウジ、えぃ!』
おぉ!豊満な果実がぶつかり合う幸せ、最高れふ!

「ヘイネ運動苦手なのか?てか、もしかして運動自体が初か?」
『神界では運動とかしないからね。初かな。結構大変なんだね?サーシャちゃん、毎日でしょ?凄いね?』
まぁ鍛練だしなぁ、でもサーシャには問題なさそうだ

その後も二人で協力してアスレチック広場を攻略した
ヘイネの荒れた甘い呼吸と汗にムラムラした。色魔、色魔
サーシャは既に何回か往復していた。鍛練してる? 

□□□□

サーシャの世界ダンドリオン・訓練場

今二人の愛しい人達がぴょんぴょん跳ねている
もちろん二人だけじゃない
二人の山も上に下に跳ねている
跳ぶ速度は断然サーシャが早い、てか早すぎ!
体操服からたまにこぼれてるから!わかってるなサーシャ!
男の子心を理解しているサーシャを、横にヘイネはマイペースに跳んでいる。ゆったりとした上下運動も乙なもんだな

続いて反復横とび
予想通りヘイネはグダグダだった
いや、微妙にできてない。リズム感もないな
ヘイネの意外な一面を見れた気がした
運動音痴でもいいんだよ、床上手ならな!
ちなみにサーシャは完璧だった
横とびもだが、左右に揺れる山脈に突き出したお尻
ほとばしる汗。この子エロすぎだろ!色魔、色魔

ヘイネも普段できない体験に満足したのか、すごく嬉しそうだった
連れてきてよかった!

□□□□

サーシャの世界ダンドリオン・フラワーガーデン

おやつ時になったので、スイやレンとも合流した
ここフラワーガーデンはサーシャやレンの自慢の場所だ
様々な種類の花々が咲き誇っている
俺の記憶から地球の花やイリアスの花、グズニールやショーマリーと際限なくだ
もちろんたんぽぽやかすみもある
たんぽぽを初めて見せた時のサーシャの笑顔は今でも忘れない宝物だ

『はい、ユウジ。お弁当』

中からは唐揚げ数種と焼餃子、揚げ餃子だ
ふむ、やはり揚げ餃子が追加されている
お土産に渡せばヘイネの料理のレパートリーが増えそうだ
しかも絶品クラスまで味が昇華される
これは才能あるんじゃないか?
ヘイネ育成計画は着々と成果をあげている
ヘイネのお弁当だけでなく、お土産のベビーカステラとタピオカもみんなで楽しんだ

「やっぱりヘイネの唐揚げはすげ~美味いな!餃子の味も俺好みだし、どうやって知ってるんだ?あ、スイ!俺のタピオカ飲んでみろ?ほれ」

『内緒。日々ユウジ観察日記つけてたからね。大体はわかるよ?』
{ヘイネ様!詳しく教えてください!}
【若奥様!レンもお兄ちゃん日記知りたいナノ~】

【にがっ!おにぃの苦いッス!これ狙ってたッスね!?】

「スイさん!?俺の、とか言わないで!?変な意味に受け取っちゃうから!てか、ヘイネ?観察日記ってなんだ?俺、観察されてたの!?サーシャとレンは落ち着けな?」

『毎日ユウジを観察してたんだよ?失恋した時もバッチリ!ユウジかわいそうだったよ?』
{ユウジ様?失恋ってなんですか?私達だけじゃ足りないんですか?}
【お兄ちゃんフるとかありえないナノ~。始末するナノ~】

【・・・お、おにぃ。わ、私のも飲んでいいよ?は、はい】

「スイ・・・可愛いすぎんだろ!頂きます、あま!ありがとな、スイ。・・・つか、ヘイネ暴露しすぎだから!失恋とかかなり前だろ!?ひぃ!サーシャ、かなり前だから!なんで過去のことで責められてるの!?あと、レンはアウトな?落ち着け?」

『{【と言うか、スイ(ちゃん)、なにどさくさに紛れていちゃいちゃしてるの(ナノ~)?】}』

【ひぃぃ!3人とも怖いッス!おにぃ、助けてッス!】
「無理だ、諦めろ!スイの尊い犠牲は無駄にしない!」

【おにぃの薄情者ッス!こうなったら、おにぃの胸の中で死んでやるッス!】
「あぁ!スイ、飛び込んでこい!いつまでも一緒だ!」

『{【スイ(ちゃん)?】}』

5人で和気あいあいと花が咲き誇るフラワーガーデンで楽しい時間を過ごした
ちなみに今回は無理なく完食できた
ヘイネ専用がなかったのが大きい要因だった

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