過去と現在を結ぶ異世界ストーリー

なつきいろ

~最愛の発情とそれぞれの願い~最愛と純愛①

王都近郊・雑木林 ~ヘイネ降臨~ 11月5日

目を覆うような眩しい光が突如放たれる
光が段々と治まっていくとそこにはずっと待ち続けた愛しい、愛しい人が微笑みながら立っていた
そう、本日はヘイネとのデートの日だ

「ヘイネ・・・逢いたかった」
ヘイネに駆け寄り抱きしめた

もう何度もヘイネとはデートを重ねているが、やはりこの瞬間だけは何度経験してもいいものだ
きっとヘイネを手に入れるまではずっとこんな感じなのだろう

『私も逢いたかったよ?ユウジ』
俺を出迎えたヘイネも抱きしめ返してくれた

お互いしばらく愛しい人を感じるように抱擁を堪能した
そして抱擁を楽しんだ二人は見つめ合いそのまま軽く唇を重ねた
これはおかえりとただいまの挨拶のキス

挨拶が終れば後はお互いを求めるように、ねっとりと、しかし激しくお互いの唇を貪り始める
始めは何度も何度も唇を重ね合わせ、徐々にお互いの舌を絡め合う
そしてお互いの口内を蹂躙し合いながら、唾液の交換を行う
ここまでくるともはや俺の理性は限界を迎えそのままヘイネを横抱きにして転移で即宿屋に駆け込む

そう、これが今までの俺だった。しかし今の俺は違う!

お互いの唾液交換を済ませた俺はそっとヘイネの唇から口を離す。ヘイネは少し残念そうにしていた
離したお互いの唇からはキラキラと輝く銀の掛橋が掛かっていた
チラッとヘイネの表情を伺うと妙に艶まめかしい?

(ん?なんかヘイネに違和感を感じるような?気のせいか?それにしても俺もなんか非常にムラムラするな・・・。どうしたんだろう?いつも通りと言えばいつも通りなんだが、今回は鍛えてきたんだぞ??)

俺自身やヘイネに多少の違和感を感じつつも気にしないようにした。デートを楽しみたいしな!

俺がいつも通り横抱きにしてくるだろう、と考えたヘイネは俺に体を預け力を抜いてリラックスしている
こういう細かい気遣いができる所がヘイネのいいところだ
遠慮なく横抱きに抱えてあげますかね!
ヘイネの羽毛のような柔らかく、かつ、軽い体をひょいと抱え上げ、余裕釈々とばかりに王都イシスの宿屋へと迎う

『あれ?今日は転移使わないんだね?しかもユウジ、なんか妙に余裕があるように見えるよ?』

まぁ、いつも半暴走状態で転移で宿屋に駆け込んでたしなぁ
今までの俺の情けなさを思いだし、思わず苦笑してしまった

「今までの俺から一皮向けたってことだな。大人ユウジver.を存分に味わってくれ?まずはお姫様抱っこでこのまま歩いて宿屋へむかう。お姫様気分というやつを楽しんでてくれ」

(いつもは半暴走状態だから気付かなかったが、ヘイネの体はめちゃくちゃ柔らかいな!お姫様抱っこをしているからかヘイネの体温と柔らかさがダイレクトに伝わってくる!ん~?それにしてもヘイネの体が少し熱いような・・・?これはこれで抱き心地いいな~・・・はっ!いかん!集中するんだ!一皮向けた所を見せるんだ!)

『じゃあ遠慮なく大人になったユウジに甘えるね?』
なんだろう?ヘイネが益々妖艶さを増してるような気がするぞ?

ヘイネはそう言うと俺の首筋に手を回し、より体を密接に合わせてきた
いつもより長いお姫様抱っこで俺の体温が感じられるからだろうか?ヘイネが徐々に甘え始めてきた

始めはただ俺をじ────っと見つめていただけだった
次第に首や頬にキスし始めてきた。うん、可愛い甘えだ
ん?ヘイネの体温が抱きしめていた時よりもかなり熱い?
なんかおかしくないか?と思い始めたときには遅かったようだ
既にヘイネの顔は上気し、息が荒くなっていた

(・・・え?なにこれ?ヘイネどうしちゃったの!?なんで息が荒いの!?単なる甘えにしては度を越してないか!?)
俺はヘイネの突然の異変に慌てていた

『ユウジ~。好き~、大好き~、愛してる~』

とろんっと蕩けた顔で、いきなり耳や首筋、仕舞いには指すらも舐め出してきていた
更にヘイネの下半身はもぞもぞと細かい動きを繰り返している
その行為はあえて俺のお息子様に刺激を与えているようにすら感じる

(ちょっと!ちょっと!ちょっと!?なにしてんの!?なにしてんの!?なにしてんの!?ヘイネはどうしちゃったんだよ!?てか、なんてだらしない顔してんだよ!!・・・これはやばいぞ!!ヘイネのこんな姿を他のやつに見せられるかよ!!仕方ない!・・・転移!)

ヘイネの豹変ぶりにただ事じゃない事が起こっている、と判断した俺はそのまま転移して宿屋に駆け込んだ

□□□□

王都イシス・宿屋 ~デート中~

ヘイネを抱えて宿屋に駆け込んでから2時間後

「燃えたよ、燃え尽きたぜ・・・。真っ白な灰のようにな・・・」
『ユウジ────!!』
ヘイネ、ありがとな?ツッコんでくれて・・・

あれから俺はヘイネにこってりと搾り取られました
ヘイネから話を聞くと発情していたみたいです

発情したヘイネはとにかく凄かった
それはまるで、厳しい環境下で子孫を残そうと本能のままにオスから命の源を必死に搾り取ろうとする獰猛なメスの姿になっていた
俺はヘイネのそんな姿にかなり興奮した
俺も狂愛モード中はあんな感じなのだろうか?
ヘイネやサーシャ、あかりが狂愛を気に入るのもなんとなく分かるような気がした

『ご、ごめんね?ユウジ。恥ずかしい姿見せちゃったね・・・』
「むしろまたお願いしたいです!」

恥ずかしそうな表情で謝罪してくるヘイネ
それに対して俺は素直な感想をヘイネに伝えた
ヘイネは驚いた顔をしていたが、すぐに明るい表情に戻った

『それにしてもユウジも凄かったね?正直ユウジが壊れちゃうんじゃないかと思ってたんだよ?よく耐えるどころか、そ、その頑張れたね?』

はい!頑張りました!!
オスの・・・じゃなくて!男の威厳ってやつ?

「自由に『狂愛』を発動できるようになったのと『房中術』のおかげだな。これに『色情』を合わせた俺はまさにSexMasterと言っても過言じゃない!てか、ヘイネに襲われる前に房中術は渡したんだぞ?気付かなかったのか?って、気付くわけないか。あんなに盛ってたらな・・・」

(いや~。それにしても凄かったな・・・。ヘイネがあんなに乱れるなんて。まだ愛し合った余韻が残ってるよ。まだ時間はあるし、後でもう一度楽しもうかな?)

頭に感じる柔らかい幸福感と体に感じる心地よい倦怠感が俺を深い闇へと誘ってくる
このままヘイネの膝枕で眠ってしまうのもいいかもしれないな
・・・しかし!俺にはやりたいことがある!

『え!?狂愛!?狂愛を自由に出せるようになったの!?いつでも出せるの!?さっきも出してたの!?』
うわっ!?サーシャと同じ反応してくるな・・・

ヘイネは目を見開いて俺の顔を覗き込んできた
やっぱり狂愛は大人気みたいだ
俺もヘイネの発情を経験したから気持ちはよくわかる
そこで俺はヘイネに『狂愛』や『房中術』について色々教えてあげることにした
俺の話しを聞いたヘイネの喜びようはそれはそれは凄まじかった。Hなヘイネも凄くいいと思います!

俺は喜ぶヘイネを見ながら、この後も狂愛で楽しんじゃおうかな~、なんてことを考えていた
しばらく喜んでいたヘイネだったがふと何かを考え始めたみたいだ
なんだ?と疑問に思っていたら、ヘイネが口を開いた

『ね、ねえ。ユウジも、私が自由に発情できたら嬉しい?』
「!!!」
ちょっと不安げな表情で尋ねてくるヘイネ

(な、、んだと!?できるのか!?できちゃうの!?神様だから!?それとも原初神だから!?なんでもありだな!神様は!!)

「できるならぜひやってくれ!いや、やってほしい!やってください!お願いします!」

ヘイネは俺の言葉を聞いて安心したのか美しい笑顔を向けてきた
俺の頭をなでる手つきも優しさを増した気がする

『私は子宝の神様なんだよ?それぐらいは簡単だよ?』
あ、なるほどね。子宝の神様パワーか。最高れふ!

(ひゃっほ~い!子宝の神様万歳~!狂愛と発情?の共演とか夢みたいだな!これは一刻も早くヘイネを手に入れないと!できることならサーシャ達にもあげたいところだが、そこまで頼むのはさすがにな)

『大丈夫だよ?ちゃんとみんなには私から与えておくからね』
「おふっ!?心話か・・・。すっかり忘れてたよ」

う、う~ん。これはいつも忘れちゃうんだよな
便利なスキルなんだろうがビックリするんだよなぁ

改めてヘイネは女神様なんだと思い知らされた一幕だった

□□□□

王都イシス・宿屋 ~デート中~ 【ヘイネの願い】

ヘイネと話していたらまたムラムラしてきた
本来ならあまり時間がないので、このまま狂愛と発情?のコラボレーションを楽しみたいのだが・・・
まだ俺はヘイネに確認したいことがある

それは『ヘイネの願い』についてだ
愛しい嫁達の願いは聞いた
それなら最愛ヘイネの願いを聞かない訳にはいかないだろう

『私の最終目的?』

俺はヘイネにサーシャ達と行った夫婦会議?の内容を事細かく説明した

「そうそう。ヘイネは既に愛情度がカンストしたから願いは叶ってるんだろうけど気になってさ。てか、そもそもヘイネは女神だし愛情スキルとかあるのか?」

ヘイネと一つに結ばれた時にカンストしたから、きっとそういうことなんだろうな

(そもそも愛情度は俺と対象者の感情が起因してるみたいだから愛情スキルの有無は実際関係ないのかも?あくまで目安になるって程度だったりしてな)

『愛情スキルはあるよ?それと私の願いはまだ叶ってないね』
「・・・へ?あるの?神様なのに?しかも願いはまだ叶ってない?でも俺の愛情度カンストしてるんだが???」

ど、どういうことだ!?
神様なのに愛情スキルとかあるの!?
これがランク:∞の力なのか!?

『前言わなかったっけ?神様は種族的には人間族に分類されるんだよ?いちおは神族って表示になるけど。人間族なんだから人間族が取得できるスキルはなんでも取得できるよ?』

「あぁ~。そう言えばそんなこと言ってたな。すっかり忘れてたよ。ごめん、ヘイネ。それで願いの件は?確かに俺のステータスではカンストしてるんだが?」

言ってた、言ってた
俺とした事がヘイネの言葉を忘れるなんて・・・
不覚すぎんだろ!無限書庫、無限書庫

『気にしてないから大丈夫だよ?カンストしてる件は・・・恐らくだけどユウジが人間族のステータススキルを使ってるからだと思うよ?』

「人間族のステータス!?ステータススキルにも神技みたいなのあるのかよ!?どこまで神ってやつは無茶苦茶なんだ・・・」

おっと!つい言葉にしてしまった
ヘイネが困惑したような表情をしているな
神様なんだから無茶苦茶なのは仕方ないよな
ヘイネに不満をぶつけるのはお門違いもいいところだ

「え~と。すまん。気にしないで・・・んむぅ!?」
『今まで黙っててごめんね・・・んっ。』

俺がヘイネに謝罪しようとしたら、俺の顔に覆いかぶさるようにしてヘイネの唇に防がれてしまった
そして俺とヘイネの唇が触れると柔らかい白銀の光が俺を優しく包み込んでいく。・・・これはまさか!?

【スキル『神級ステータス』を取得 ランク:不明】

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『神級ステータス』 ランク:不明
神界における神級魔法のステータススキル
自分の全てのステータスを一切の例外もなく正確に表示する
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

(やっぱりか・・・。なんかねだったみたいで後味悪いな。とりあえず確認してみるか・・・神眼!)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ユウジ・ハクト 17歳 ♂ レベル:610 ★カンスト

種族:人間族
職業:勇者

愛情:ヘイネ:99/サーシャ:98/セリーヌ:98
   白鷺あかり:99★/アオイ:80

先天:『ムーンライトLv.1』
   『狂愛Lv.1』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「確かにヘイネの愛情度はカンストしていないな。まだ上があるのか。それはいい。それはいいのだが・・・。なんで先天的固有スキルにレベル表記ついちゃったの!?」

ちなみにこの神級ステータスにはもう一つおかしいところがあるが、俺は気付いてない!気付いてないぞ!
なぜだ?なぜあるんだ!?・・・そ、そうなのか!?

『え?そこをツッコむの!?それらはユウジへのお詫びだよ?もっと強くなれるね!でも本当に黙っててごめんね?・・・というか!私はてっきりツッコんでくる部分はアオイちゃんの愛情度が・・・』
「やめてくれええええええええええええええええ!!」

(なぜだ!?なぜアオイが愛情欄にいる!?確かに家族としてアオイの事は愛している。数値もそんな感じだ。問題はなぜ愛情欄にいるのか、だ。おかしいぞ!なにかがおかしい!!アオイに愛情スキルがないのは確認してある。なのになぜ愛情欄にいるんだ!?他の家族も載っているなら神級ステータスがそういう仕様なんだと納得できる。でも載っているのはアオイだけだぞ!?俺に明らかに好意があるエステルすら載っていないのにだ!でもアオイには愛情スキルは絶対ないはずだ!それは神眼で確認している!となると神級ステータスが間違っている?そんなことあるのか?・・・いや、発送の転換だ。もしかしたら神眼でさえ見えないスキル?もしくはステータススキルみたいに神眼の上位があるとかか?そもそも神眼は全てを見通す眼なのにユニークアイテムなんかのような見えない物が多過ぎないか?全てを見通していないよな?もしかしたら・・・)

「ヘイネ、まだ何か隠してないか?」
俺はヘイネにジト目を向けて尋ねてみた

『・・・隠してることならまだいっぱいあるよ?だって私は女神なんだよ?今のユウジには言えないことがいっぱいある』

そう言い放つヘイネの顔は、俺が愛した愛しい人の顔ではなく、女神然としたヘイネの顔だった
突然の事に俺は思わずヘイネの膝上から体を起こしてしまった
うっ。その能面のような女神然とした顔は好きじゃないな・・・

(それにしても、さっきは黙っていたことを謝っていたのに、今はまだ隠し事はたくさんあると臆面もなく言い放ちますか・・・。それもこれも『今の俺』が原因なんだろうな・・・。神級ステータスは教えられても、『今の俺』では他のを教えるにはまだ力不足だと言うことか・・・)

しばらくヘイネと見つめ合う
ヘイネは依然能面のような女神然とした顔だ
今はまだ全てを話す気はないということか・・・

「はぁ~・・・。わかった、わかった。俺の負けだ。何点か聞きたいことがあるのとその能面みたいな顔はやめてくれ。他の奴らを見るような目や顔を俺には向けないでくれ。本当に頼む。さすがに落ち込むわ・・・」

教えてくれないのはまだいい
俺にはまだ力が足りないと判断されたんだから仕方がない
ただ他の奴らと俺が同じ扱いにされるのが我慢ならん!
それだけは絶対許せない!

ヘイネは、俺の言葉にハッ!としたような顔で申し訳なさそうにしている
気まずい空気が辺りを覆う
俺もヘイネもどうしたらいいかわからないようだ
せっかくのデートなのに俺達はなにをしているんだか・・・
もっといちゃいちゃしたいんだけどなぁ~
こういうときは男が折れるほうがいいんだっけか?

「ヘイネ、おいで。怒ってないから」

俺は両手を広げて門戸開放の意を示した
怖ず怖ずと俺の胸の中に収まったヘイネを優しく抱きしめる
ヘイネの温かい体温と柔らかい体の感触、そして静かな命の鼓動を感じることができる

『ユウジ、ごめんね』
「謝らなくていいから『約束』してくれ」
こうしてまた新しい『約束』が増えた

その後めちゃくちゃS○Xした!
・・・という訳にはいかないが、いちゃいちゃしまくった
いや別にしてもよかったんだが、まだ話の途中だからな
それは後のお楽しみってやつだ!

「話の続きをしよう。もはやシリアス先輩はいらん。というか、そもそも俺にはシリアス先輩自体がいらん。何かあってもなんとかなるし、なんとかするからな!だから気楽にいこう!気楽に!俺は早く話を終わらせてヘイネを抱きたい!」

『ふふっ。話をしないでこのまましちゃう?』
それでもいいなぁ~。すごく魅力的だ

しかしこういうのは流されちゃいけないはずだ!
話を今聞いておかないと、この後絶対テンプレ先輩が待っているからな。テンプレは踏まん!絶対だ!
ヘイネがメスの顔になる前に話し始めた

「もしかして神眼もステータスみたいになんかある?下界でも見えないアイテムあるし、何よりもヘイネのステータスが見えないからさ」

そう実はヘイネのステータスもユニークアイテム同様文字化けしているのだ
これは割と早い段階で気付いていたが、神様だからそもそもステータスなんていう概念がないのかと思っていた
しかし神級ステータスなるものの存在を知ってしまった以上は気になって仕方がない
だからきいてみたのだが結果は如何に・・・

『・・・』
「は~い、そういうのはなし!ってさっき言ったろ?話せないなら話せないでいい。そう答えてくれ。いちゃいちゃの支障になる!俺はヘイネといちゃいちゃしたいんだ!」

今はまだ話せないだけだしな!
力をつけていずれ聞き出ばいいさ

『うぅん、話せない訳じゃないよ?どうしようかな?って不安になっただけ。・・・神眼はね、その名の通り神の眼なんだよ。だから見通せないものなんて何もない。アイテムだろうと、神様のステータスだろうと、ね』

不安?不安ってなんだ?迷ったんじゃなく??
というか今の説明だと、ユニークアイテムだろうとヘイネのステータスだろうと見れるはずってことだよな
ヘイネが神眼の偽物をくれるはずもないだろうし、そもそもそんなことを考えるのは失礼だ
ということはつまり・・・

「・・・俺の神眼は力を封印しているとかそんな感じか?」
『その通りだよ。強すぎる力は身の破滅に繋がるからね。それは例えユウジであっても。だから敢えて力を抑えた状態でスキルを渡したんだよ?』

なるほど。図に乗っちゃう系テンプレを潰してくれたのか・・・
ありがたい。ありがたいがヘイネは俺に対して過保護すぎないか?
俺ってそんなお調子者か?意外としっかりしてるつもりなんだがな
まぁ、とりあえずそれは置いといて、

「じゃあ、よろしく頼む!」
『え?なにが?』

ふぁ!?話の流れでわからないかな?解放だよ!解放!
いちいち、力の解放はしてくれないのか?とかのテンプレはいらないだろ!テンプレ先輩おつかれっした!

「おいおいおい。俺にテンプレを踏ませる気か?そこまで話したってことは力の解放をしてくれるんだろ?」

『ふふっ。さすがユウジだね。解放はするよ?するんだけど・・・絶望したりしない?嫌いになったりしない?』

あぁ、不安ってそういうことか
そりゃそうか。神眼の力が解放されれば真っ先にヘイネのステータスを見ることになるしな。興味もあるし!
かつてヘイネの停止世界の力を知って絶望した過去もある
サーシャの世界ダンドリオンの戦いではヘイネに手も足もでなかったしな
・・・ヘイネはヘイネなりにそのことを気にしていたのか

「絶望したりしないし、嫌いになるなんてもっとない!さっきも言ったが、俺なら何かあってもなんとかなるし、なんとかするよ。だから頼む!」

(あっ!全てを見通せるなら透視効果もあるのかな?)

『透視効果はないからね!ユウジのバカ!』

そう言ってヘイネは俺と唇を重ねた
白銀の優しい光が俺を包んで行く。なんか力が漲ってくる・・・ようなことは特になかった。まぁ神眼だしな

【スキル『神眼』を取得 ランク:不明】

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『神眼』 ランク:信じてるよ?
女神ヘイネから生涯ただ一人にのみ与えられる神技
【女神ヘイネより全ての力を解放された神聖なる鑑定眼】
全てを見通す鑑定眼、どんな偽装も無効、神族も含む
下位に魔眼や極鑑定あり
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「ヘイネさん!?ランク操作で遊ばないでくれます!?ランク:信じてるよ?とかもはやランクじゃないですよね!?王都で確認して以来で懐かしいわ!」

対するヘイネはてへぺろっと舌を出してはにかんだ
それをすればいつでも許してもらえると思うなよ!?
・・・でもやっぱり可愛いので許します!!

本当に不安な気持ちなんてあるのか?と疑問に思ったが、ヘイネの体は少し強張っていた
安心させる為にもリラックスが必要だろう、と考えた俺は性感帯である太股を優しく摩ってあげた
なんかヘイネの表情からは安堵よりも艶めかしさが出てたがスルーしよう。我慢できなくなるからな!

「じゃあ挿れるぞ。あっ、間違えた。見るぞ?・・・神眼!」
『ユウジ!?』

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ヘイネ 3850歳 ♀ レベル:∞

種族:神族(人間族)
職業:女神

体力:9.99E+66/9.99E+66(+9.99E+40)    999那由他
魔力:9.99E+66/9.99E+66(+9.99E+40)    999那由他
筋力:9.99E+60(+9.99E+40)    9那由他9999阿僧祇
敏捷:9.99E+60(+9.99E+40)    9那由他9999阿僧祇
器用:9.99E+60(+9.99E+40)    9那由他9999阿僧祇
幸運:999★(+999)

称号:原初の神/豊壌の神/子宝の神/デーモンバスター
   魔神を闘滅せし者/邪神を闘滅せし者/刀神
   万物クリエイター/神界無双女神/大罪を犯し者
   勇者に寵愛されし者/勇者に誓われし者/暴食女神
   唐揚げ女神/てんぷら女神/餃子女神/性欲に狂いし者

加護:創造神オリンポス『原初』『豊壌』『子宝』『万創』
           『刀鳴』『無双』『神弟』
   魔神アグナキア 『吸収』
   邪神ベルゼウフ 『暴食』 
   勇者ユウジ   『寵愛』『最愛』
   勇者アカリ   『感謝』
   拳帝セリーヌ  『義姉』

技能:神眼/神偽造/神力操作/神級魔法/無詠唱/生活魔法
   家事Lv.20/身体神化/剣神Lv.∞/剣舞Lv.∞/二刀流Lv.∞
   愛情Lv.6/乙女ヒール/貴方の側に/コウノトリ/神圧
   リフレクトLv.∞/ファウスバンカーLv.∞/万物創造
   ビブラシオンLv.∞/神帝龍/神拳流体術Lv.∞/神気
   異空間ボックス/房中術Lv.20/発情Lv.1

装備:(右)なし(左)なし
   天使のワンピース
   ラブリーマント   (白兎家お手製)
   天使のハイヒール
   誓いの指輪     (ユウジ渾身作)
   勇愛の片イヤリング (ユウジ渾身作)

道具:勇者のお守り

体型:B98・W52 ・H89 Gカップ

『愛情』Lv.6
(Lv)   (効果)      (解放条件)
・Lv.1 愛情度による加護取得  恋の自覚
・Lv.2 全能力成長速度絶大   手繋ぎ
・Lv.3 全能力消費魔力減10  お姫様抱っこ
・Lv.4 『乙女ヒール』解放   告白
・Lv.5 『貴方の側に』解放   初キス
・Lv.6 『コウノトリ』解放   初経験
・Lv.7 『人化』解放      寄り添い

『万創』:万物を素材なしで創造・操作できる
『刀鳴』:使用している刀剣の最大の力を引き出すことが可能
『原初』:全ステータスUP神大 (成長依存)+神権系権能
『豊壌』:全ステータスUP神大 (成長依存)+豊壌系権能
『子宝』:全ステータスUP神大 (成長依存)+小作り系権能
『無双』:全ステータスUP絶大 (成長依存)
『神弟』:全ステータスUP絶大 (成長依存)
『吸収』:魔力ステータスUP絶大(成長依存)
『暴食』:物理ステータスUP絶大(成長依存)
『寵愛』:全ステータスUP極大 (成長依存)
『最愛』:全ステータスUP極大 (成長依存)
『感謝』:全ステータスUP中  (成長依存)
『義姉』:全ステータスUP中  (成長依存)
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「ふむふむ。さすがヘイネだな。凄まじい能力だ。ただレベルの割には能力が見合ってないような気もするが?」

『うん・・・。実はその能力は補正が係ってるんだよ?ほら、私今下位神だしね・・・。上位神になるとまた力が戻る仕組みだよ』

なるほど。地位によって発揮できる力の限界があるのか、意外と神の世界は厳しいな
それにしても力を抑えられてこれか。凄すぎる・・・

『・・・引いちゃった?特に年齢とか、ね』
「ん~?てか神様からしたら若いんじゃないのか?たったの3850歳だろ?てっきり10000とか越えてるのかと思ったよ。むしろぴっちぴちなんじゃないか?いや色々とぴちぴちだけどさ!これって人間に換算したら下手したら俺より下になるとかないよな?笑」

ヘイネは目を見開いて驚いてるようだ
まぁ普通の人は気にするんだろうが俺は全くだな
見た目はどう見ても18歳前後に見えるしな

「それに強さについても逆にホッとしたよ。まだ表示されてるだけマシだ。神様だから無限とかもありえるかも?とか密かに思ってたんだぞ?そりゃあ今でも実際途方もない数字だが・・・ヘイネならわかるだろ?」

愛しい最愛ヘイネと見つめ合い、まるで息を合わせるかのようにお互いが口を開く

「『ユウジならなんとかなるし、なんとかする!』」

俺はヘイネに、分かってるじゃないか、と
ヘイネは俺に、俺のことなんだから当たり前だよ?、とそれぞれがそう言わんばかりの表情でお互い笑いあった

お互いがひとしきり抱擁を楽しんだ後、ヘイネに最後の質問を尋ねてみた
そう、ヘイネの願いだ

『私の願いはね、ユウジとこれからもずっとお互いに寄り添っていきたいことだよ。これからの人生をユウジと供に、同じ所に立って、同じ所を見て、同じように歩いていきたい。ただそれだけ、ただそれだけだよ?それさえ叶うならユウジの最愛でなくていい。ユウジの1番でなくてもいい。むしろ順番なんて何番でもいい。ただずっと側にいて私を愛して欲しい。それが私の願いだよ』

あれ?このセリフどこかで・・・
ヘイネの顔を見るとにっこりと微笑まれた
・・・!思い出した!いつかのデートで俺が言ったセリフだ!
覚えていたのか・・・いや、ヘイネの願いそのものだから当然か
ただずっと側にいて愛して欲しいか

「ヘイネの願いは分かった。必ず叶えてやる!ただし!これからもずっとヘイネは俺の最愛だし1番だ。それはこれからも変わらないし、変えるつもりもない。それぐらい俺はヘイネを愛している。だから俺も同じように愛して欲しい。他の誰でもない、ヘイネに愛して欲しいんだ!だからヘイネとずっと寄り添っていけるよう、早く迎えにくるからもう少し待っていてくれ」

ヘイネの願いは俺の願いだ。そして俺にも願いがある
『家族の幸せ』と『嫁達の幸せ』、そして『ヘイネに誰よりも愛して欲しい』こと
俺は傲慢だからな。全部叶えてみせる!

俺の気持ちが伝わったのだろうか?ヘイネから情熱的なキスの贈り物がきた
俺はもうヘイネが愛おしかった
ヘイネもまた感情が昴ぶったのか目に涙を浮かべながらも嬉しそうにしていた
その涙がとても美しかったので、俺は完全にヘイネをベッドに押し倒していた

その後はもうただひたすらオスになって、ヘイネに俺の愛の証を刻もうとヘイネを貪り求め続けた


その後宿屋を出た時に『変態勇者』と周りの人々が囁いていたり、サーシャ達との待ち合わせ時間を1時間もオーバーして怒られてしまったりするのはほんの先のお話

これが理性を飛ばしてヘイネと愛し合った『2度目』のおバカな失敗である


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