接客バイトでありがちなこと2
接客バイトでありがちなこと2
俺の名前は、渋谷信也。もうすぐ今大学三年で、もう少しで四年になる。来月退職予定だ。やったぜ。
「店長、十二月いっぱいでやめたいんですけど、いいですか?」
「年末終わってからってこと?」
「はい。」
本当は、一月に辞める予定だったので早めに申告しておく。
「もう少しだけつづけてくれない?」
そうくるのは、想定内だ。
「では、来月の中旬あたりでどうでしょうか?」
「分かった。それでお願い。」
やれやれ、うまくかかってくれたぜ。ハンターハンターのジン=フリークスのやり方を模倣しておいてよかった。店長のことだから、こうでもしないと、三月いっぱいまで働かせようとするに決まっている。
前にも言った通り、飲食店はどこもかしこも人手不足である。就職が理由でもない限りできるだけ長く働いてもらいたいのが普通であろう。俺は、店長以外にも、バイト先の社員さんやスタッフに、俺今、就活の準備やゼミの仕事に追われてて大変なんだぜアピールをしておいた。
三年のうちに、辞める伏線を貼り続けた。我ながら見事な伏線の貼り方だと思っている。ワンピースのようだ。
さてさて、今日も俺が、バイトでムカついてた数々の出来事を紹介していこう。
ある日のバイトのこと。
「すみません。紅茶、一つお願いします。」
「かしこまりました。」
俺は、注文を取り、飲み物を作るところへと戻り、マニュアル通りに紅茶を作り始めた。
さて、お聞きしよう? 普通、飲み物はマニュアル通りに作るのが普通ではないだろうか?
マニュアル通りに作っていると店長がやってきた。
「なんだこれは! 渋谷くん! どうして、紅茶作るのに、こんなスプーンを使っているんだ!」
マニュアルには、スープのスプーンを使って茶葉を二杯入れ、お茶を入れると書いていた。そう、俺は間違いなくマニュアルどうりに作っていたのだった。
「マニュアル通りに作ったのですけど、このスプーン違いましたか?」
俺は、奴にマニュアルを見てもらった。
「全く、こんな作り方をするなんて馬鹿か......ああ、これはマニュアルそのものが間違ってるな......」
  お聞きしたい。これは俺が悪い要素がなにかあっただろうか? 接客は、臨機応変にやることはあるとしても普通は、飲み物はマニュアルどうりに、普通は、飲み物はマニュアルどうりに(大事なことなので二回言いました)作るのが普通ではないだろうか?
やれやれ、マニュアルどうりに作ったのなら、俺はミジンコの大きさほども悪くはないだろう。もし俺が規則を重視する公務員なら素晴らしい判断だ。
別の日。
「渋谷くん。この日入れないかな?」
「すみません。ちょっと、ゼミの関係で厳しいですね......」
「何とかならないかな? 他の人出れないっぽいんだよね。」
俺もでれないっぽいんだが? で、でた〜〜〜〜〜! 他の人に頼むの嫌だから初手、渋谷に頼み奴wwwwww
他の人に頼みづらいからって、とりあえず、最初に俺に頼んでくるんじゃあない!
店長、あんた今週だけでなく先週も先々週も、俺に最初に頼んだだろうが! 俺、週に三日か四日ほど入ってますよ?
他の方はどうでしょうか? 二日がデフォルトじゃないですか? 頼むなら、普通は空いてそうな方を頼みませんか?
そして、こんなこともあった。バイトの連絡の張り紙にて。
--来週の月曜日から水曜日は忙しいので、皆さん。なるべくシフトに入ってくださるようにお願いします。
まぁ、俺も別にこれくらいじゃイライラしたりはしない。そして、その来週がやってきた。
なんと、店長は月曜日から水曜日、三連休であったとさ。
なん......だと......
あ、ありのまま起こったことを話すぜ! 俺は月曜日から水曜日忙しいと思っていたから、店長も働くのが定石だと思っていた! しかし、奴は......ちゃっかり三連休していたのだ! 信じられない...... そうか! あの張り紙は自分が休むための作戦だったのだ! なかなかの策士。我が店の店長ながら恐れおののくぜ。
俺も社会人になったら、参考にさせてもらおう。
反面教師としてな!!!
いろいろ、吐き出させてもらったがなんやかんや言っても来月退職だ。来週から7連勤というくそみたいな状況になるが、あと少しで俺は自由に、死せる餓狼の自由を手に入れることができると希望を持って、今日もバイトに励んでいこう!
「店長、十二月いっぱいでやめたいんですけど、いいですか?」
「年末終わってからってこと?」
「はい。」
本当は、一月に辞める予定だったので早めに申告しておく。
「もう少しだけつづけてくれない?」
そうくるのは、想定内だ。
「では、来月の中旬あたりでどうでしょうか?」
「分かった。それでお願い。」
やれやれ、うまくかかってくれたぜ。ハンターハンターのジン=フリークスのやり方を模倣しておいてよかった。店長のことだから、こうでもしないと、三月いっぱいまで働かせようとするに決まっている。
前にも言った通り、飲食店はどこもかしこも人手不足である。就職が理由でもない限りできるだけ長く働いてもらいたいのが普通であろう。俺は、店長以外にも、バイト先の社員さんやスタッフに、俺今、就活の準備やゼミの仕事に追われてて大変なんだぜアピールをしておいた。
三年のうちに、辞める伏線を貼り続けた。我ながら見事な伏線の貼り方だと思っている。ワンピースのようだ。
さてさて、今日も俺が、バイトでムカついてた数々の出来事を紹介していこう。
ある日のバイトのこと。
「すみません。紅茶、一つお願いします。」
「かしこまりました。」
俺は、注文を取り、飲み物を作るところへと戻り、マニュアル通りに紅茶を作り始めた。
さて、お聞きしよう? 普通、飲み物はマニュアル通りに作るのが普通ではないだろうか?
マニュアル通りに作っていると店長がやってきた。
「なんだこれは! 渋谷くん! どうして、紅茶作るのに、こんなスプーンを使っているんだ!」
マニュアルには、スープのスプーンを使って茶葉を二杯入れ、お茶を入れると書いていた。そう、俺は間違いなくマニュアルどうりに作っていたのだった。
「マニュアル通りに作ったのですけど、このスプーン違いましたか?」
俺は、奴にマニュアルを見てもらった。
「全く、こんな作り方をするなんて馬鹿か......ああ、これはマニュアルそのものが間違ってるな......」
  お聞きしたい。これは俺が悪い要素がなにかあっただろうか? 接客は、臨機応変にやることはあるとしても普通は、飲み物はマニュアルどうりに、普通は、飲み物はマニュアルどうりに(大事なことなので二回言いました)作るのが普通ではないだろうか?
やれやれ、マニュアルどうりに作ったのなら、俺はミジンコの大きさほども悪くはないだろう。もし俺が規則を重視する公務員なら素晴らしい判断だ。
別の日。
「渋谷くん。この日入れないかな?」
「すみません。ちょっと、ゼミの関係で厳しいですね......」
「何とかならないかな? 他の人出れないっぽいんだよね。」
俺もでれないっぽいんだが? で、でた〜〜〜〜〜! 他の人に頼むの嫌だから初手、渋谷に頼み奴wwwwww
他の人に頼みづらいからって、とりあえず、最初に俺に頼んでくるんじゃあない!
店長、あんた今週だけでなく先週も先々週も、俺に最初に頼んだだろうが! 俺、週に三日か四日ほど入ってますよ?
他の方はどうでしょうか? 二日がデフォルトじゃないですか? 頼むなら、普通は空いてそうな方を頼みませんか?
そして、こんなこともあった。バイトの連絡の張り紙にて。
--来週の月曜日から水曜日は忙しいので、皆さん。なるべくシフトに入ってくださるようにお願いします。
まぁ、俺も別にこれくらいじゃイライラしたりはしない。そして、その来週がやってきた。
なんと、店長は月曜日から水曜日、三連休であったとさ。
なん......だと......
あ、ありのまま起こったことを話すぜ! 俺は月曜日から水曜日忙しいと思っていたから、店長も働くのが定石だと思っていた! しかし、奴は......ちゃっかり三連休していたのだ! 信じられない...... そうか! あの張り紙は自分が休むための作戦だったのだ! なかなかの策士。我が店の店長ながら恐れおののくぜ。
俺も社会人になったら、参考にさせてもらおう。
反面教師としてな!!!
いろいろ、吐き出させてもらったがなんやかんや言っても来月退職だ。来週から7連勤というくそみたいな状況になるが、あと少しで俺は自由に、死せる餓狼の自由を手に入れることができると希望を持って、今日もバイトに励んでいこう!
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