元料理人の異世界転生料理旅~冒険の香りを添えて~

茶影さん

転生の初めは1歳の誕生日の豪華な食事から!

1歳の誕生日に私、いずみ ゆい 27歳 改め下級貴族クスルブ家の長女【クスルブ・ルミア】 1歳になりました!いえい!今世の私もそっち側の性癖を持っていたためなのか知らないけれど私の付き人?みたいな世話係みたいな人はなんか耳としっぽがわんわんおのそれで茶色い毛が生えている、超もふもふしてみたい!しかもそれだけではない!お胸も立派でD以上は絶対にある!うふふ今後がとっても楽しみだ!特に私が!まぁこれまでスタイルの話をしてきたが顔もかなり美人の部類に入ると私は思っている、ちょっときつそうな顔をしているけれどもツンデレなのは1歳までの記憶で確認済み!ふふふ!今はただのツンデレさんだが私の前ではデレデレさんにさせてやるぜ!...もちろん他の奴なんかにそんな姿は見させずに私の前だけデレデレにさせるんだ!他の人に前ではツンツンしかしていない私の付き人にさせてやるんだ!...そうそうその人の名前は【アンリ】という半獣人さんだ。なんか奴隷みたいな話を聞いたことが前にあった気がするんだよね。その証拠なのかなんなのか分からないけれども黒い首輪が付いている。奴隷と言う習慣が私の国ではもう無かったからちょっと驚いたりもしたけどこれがこの世界の常識であるならば仕方ないね。と、まぁとりあえず紹介はここまでにしておこうかな!
そういえば!紹介する順番がちょっと違くなったが私の家族も紹介しておきますね。私の家族は両親がいて上に二人兄者がいる。年の差は4年くらいだと思う。思うってのはまだこの世界に来たばかりだから鑑定スキルすら使っていないからなんだよね...え?じゃあなんでそこまで情報があったのかって?1歳までの私の記憶にあったからだけど?おっと話がずれちゃったね。一応両親から説明しておこうかな。鑑定はまだ使ってないけどまぁそれまでの記憶によると私の両親は下級貴族でちょっとした領地を持っている立場の人だ。父の名は【クスルブ・ディーマ】年齢は良く分からないけれども外見的には20代の前半と言ったところかな、顔立ちは普通にイケメンと呼んでもいいと思うくらいイケメンなのは確実!実際何してるのかは謎。1歳までの私は大抵母親に抱っこされるかアンリさんに抱っこされるかたまに来る長男が私のいるベビーベットの近くまで来て本を持って読み聞かせをしてくれるか寝るかのどれかだったからほとんど父親を見たことがない。でも私が寝ている夜中にそっと来ていたらしい。実際良く分からない!だって記憶にないし...そんなこまけぇこたぁもういいんだよ!これから父親にはお世話になりっ放しになりそうだし......はいっ、ここまでにしよう!まだ何人もいるんだし!じゃぁ次は私を産んでくれた母親について。母親の名前は【クスルブ・シャミナ】もう顔から入るけど...もうね!かわいいの一言に尽きるね!ちょっとのほほんとしていてなんでも包み込んでくれそうな包容力!あ!別に太っているわけではないよ。どっちかと言うと細身なんだよね。胸はC~Dくらいなのかな?大きくも小さくもないちょうどいいおっぱい!きっといい形してんだろうなぁ。ぐへへ。あ、そうだ!これは私の予想でしかないけれどもこちらの世界では奥さんが何人もいるのが普通みたいで私のお母さんは2人目らしいんだよね。しかし私はもう一人のパパのワイフを見たことが無いんだよね...それが普通なのかな?まぁ別に会いたいとか思ってないしね。...もしかしたら死んでしまっているのかもしれないし...私が考えてもしょうがないし、しんみりしかけてるからここでこの話はしゅ~りょ~!ほいほい次々!じゃあ次は長男かな、【クスルブ・ドゥー】おそらく7歳くらいだと思う。父親似の今から将来が楽しみなイケメンである。私には関係ないけどね!だって男に興味のひとかけらもないしなぁ...でも面倒見のいいお兄ちゃん程度には思える、前世の私は一人っ子だったから兄とか姉にあこがれがあったんだよね...まさか転生してその夢がかなえられるとは思わなかったけれどね。...まぁあとで『鑑定』で皆のステータスを見ておこう!そうしよう!
 ...とりあえず家族のことはこんなとこかな?後は...ないや!まぁこれからだよね~...そういえばこの世界にも学校というものが存在しているらしい、たしか来年から兄が入学するとか何とか...それにその学校は全寮制とか言ってたっけな...つまり来年からにいさまがこの家から姿を消すということになる。しかもその学校には貧民層から富豪層までいるらしくなかなか問題が起きそうなところではあるがそこの教師は状況把握によって善悪を決める人しか入れないのでいじめ問題や差別問題が払拭されているという表向きにはなっている。おそらく頻繁に問題が起るんだろうなぁ...と兄さまを心配する。だって兄さま弱いんだもん、私たちが産まれてきてすぐにやる鑑定は大体三種類のスキルと名前と性別くらいしか鑑定できないらしいんです。まぁ急いで行うからそういう結果がでるんだろうなぁとも思う。しかも出てくるのはどんな適性がとりあえずありますよ程度だからほとんどの人は1歳の誕生日に神殿へ赴き正式な鑑定士にスキルや能力を調べてもらいそこから天職に向けて進んでいくらしい...兄さまの結果はこうなっていたらしい、ちゃんとした事を聞いたことがほとんどないから真実なのかは分からないけど一応はこうなっていたらしい

【クスルブ・ドゥー】 男  1歳  半竜族 (半分竜族でなかなか丈夫)

Lv1

基礎ステータス

HP 786/800
MP 756/763
STR 12
DEF 10
DEX 15
INT 21
AGI 9
LUK 7
APP 68

スキル

・竜化 Lv6
・剣 Lv2
・槍 Lv6
・火、炎魔法 Lv5
・風魔法 Lv4
・物理耐性 Lv2

加護
【クラミの微笑み】(体力回復速度上昇 小)

____________________

おそらく普通の人よりは恐ろしく高いのだろう...主に魅力が...確かに父親似と言ったけれどまだまだ幼さが残っているためなのかこの数値なのだろう。まぁ計測したのは1歳のとき...しかしこんなんでいいかの?だって行くところは学校だよ?きっと兄さまより優秀な人はいるし力が強い人がいるんだと思うんだよね...まぁ兄さまがどうなろうが私には関係ないけれどもね...一応兄妹だからね、心配だ...というのは建て前でほんとは兄さまが強いってことを『念話』でシェミールさんに聞いていたので何にも心配なんて全くしていない。じゃあなんでそういうことを言ったのかって?んなん決まってるだろ?兄さまの付き人が美人だったからだよ?なんか文句あるか!私がステータスの話を聞いたときからシェミールさんに聞いて強いことぐらい分かってたんだよ!何が心配かって?学校のガキどもにメイドさんを守れるのかが分からないから心配なんだよ!もう!あの兄さまはちゃんと守ってくれるのかな?くそっ私がそばにいれば...しかしそう考えても仕方ない私は私のメイドさんを精一杯守ろう。うん、そうしよう!
 私がそんなことをスキル『並列思考』で考えている間に私の誕生日会(身内のみ)は着々と進んでいた。今日は私のためにいろいろ用意されていた。プレゼントや鑑定とか...しかしそれより目につくのは数々の料理だ、私は母...もうママって呼ぼう、固すぎる。まぁ私は今、ママの膝の上に抱えられて離乳食をはじめとした食事を食べていた。目の前に御馳走とも見えるほどたくさんの料理があるのにだ...分かっているんだけれど損な気がしてしまう。...ちゃんと食べることが出来るようになったらちゃんと食べよう.......ん?尿意かな?あまり漏らしたくないんだよね、前世の記憶を持っている影響かね?とりあえずママの私を抱えてくれている腕をペシペシと叩く、気付いてくれないかな~。『ぺしぺし』『ぺしぺしぺし』『ぺしぺしぺしぺしぺしぺし』そろそろ漏れそうなんだけど...こうなりゃ最終手段だ!
「ん」
「さっきからどうしたの?」
「ん!」
私はお腹を指差す
「お腹?お腹いっぱい?」
「ん~ん」
やっぱ伝わらないか、まだ喋れもしないしなぁ...
「違うの?ん~おしっこ?」
「ん!」
まじかよ!伝わるんだね!やった~
「わかったわ、ちょっと行きましょうか」
「ん」
「よしよし、ねぇ、ちょっとトイレに行ってくるわね」
ママはただそれだけを言ってその場を私を連れて出てくれた、伝わってよかった...さすがに精神年齢20歳を超えてのお漏らしは恥ずかしい...
「...ねぇ、トイレはどっち?」
「ん?」
「迷っちゃった、テヘッ☆」
「......」
...オゥ、マジかよ...ママには方向音痴属性が付いていたのか...あっ!...でちった...
「あうぅ」
「あらっ!間に合わなかったか...ごめんね!すぐトイレに行くからね!」
「ん」
「え~っと、そうだ!アンリ!いない?」
まさか、それだけで来るとは思えないけど...
「なにかご用でしょうか?」
え?マジで来ちゃったよ、すごいなこのメイドさんは...
「実はね~...」
......
「なるほど、うけたまりました。こちらです」
「ありがとね~」
「いえいえ、大丈夫ですよ」
そうして漏らした(おむつの中に)私を抱きかかえたママはメイドさんの案内の下、無事?トイレにつくことが出来た。そうして気付いたことがある、いままで通ってきたのはすべて逆方向だということに...なんてやっかいなパッシブスキルなんだ...まぁそんなスキルないけどね!...たぶん。ん?着いたのかな?止まったし
「着きました」
「ありがとね~」
「いえいえ、それでは終わるまでお待ちしています...ところでおむつはお持ちでは...」
「...忘れてた」
「...取ってきましょうか?」
「ごめんね~、迷惑かけて」
「それが主人と従者の関係ですので問題ありませんよ」
...わかってたけどおむつ持ってきてなかったのな...苦笑いしながらアンリさん行っちゃったし...はぁ、さんざんだなぁ...
「さて、トイレのついでに少しママとお話しましょ」
「ん?」
「...ルミア、あなたは何者?」
トイレに入るなりいきなりそう言われた...なんで分かったの?
「...?!」
「その反応を見るに当たりと言ったところかしら?」
「...」
「一応分かってるわよ、私はこう見えても昔冒険者をしていて鑑定を覚えて鍛えたからLv9まで上がっているわ」
鑑定Lv9?もうそれは人間ではない、観察魔だ...
「...」
「表記的にはおかしいところは無いわ...表面上はね?けど加護がおかしいのよ、私たちがいる世界はクラミ様が創られたとなっており、この世界に住むすべての人々には【クラミの○○】というものが付くはずなのにあなたは【シェミールの加護】という分からない加護と私レベルの鑑定でも見ることが出来ない加護がもう一つ付いている...そして【クラミの○○】が付いていない。これは異常な事よ、どういう事か説明してもらえない?」
ふむ、加護で気付くとはなかなかですけれど、ステータスは私が解かないと見えなくなっている。鑑定士の人にはある程度のことを見せて、そのままにしておくためスキルのいくつかは解放しておいたんだがそれが功をせいした感じかな?でも、ここまでばれてるんだったら仕方ないか、それでも母親であり続けられるのかな?私はある意味化け物みたいな事をしているからね、魅力9999はやりすぎたからあとで変更しようと思っていたのにな...さてどうしたものかな...『念話』で会話しなくちゃだめか...ふぅ、じゃあ確認だけしておこう...
「ねぇ、分かってる?」
『分かっていますよ』
「!?」
『これは念話です。私はまだ呂律ろれつがまわらないのでこうしてお話しましょう』
「...」
『念話の仕方ですが、言葉を脳内で発すれば出来ますよ。』
『こうかしら?』
『そうです、大丈夫ですか、なんともないですか?』
『一応はね、けど慣れないからちょっと大変かな』
『それだけ、話せるのであれば問題ありません』
そうして私と母との無言の会話が始まった。
『では、改めて自己紹介しましょう。私は【クスルブ・ルミア】こと【いずみ ゆい】と申します。唯とでも呼んでください』
『わかったわ、“ルミア”』
『...それでいいんですね?』
『もちろんよ』
『分かりました。では、私が何者でどうしてこのようになったのかをお話します。...一応聞いておきます』
『なんですか?』
『...この話を聞いてもあなたは私の...【ルミア】の母親でいてくれますか?』
『...もちろんよ、ルミアは私の子よ。どんなことがあっても...ね』
『ありがとうございます。ではお話します。最初はある事故からでした。私はここでは無い世界にいました...』
『他の世界?』
『...そうです。私はここの人間ではありません。』
『それを信じろと?』
『残念ですが信じてもらう以外どうしようもないです』
『...そうですか、ならそう仮定して話を聞きます』
『それで充分です。では続きを...私の世界では車と呼ばれるものがありました』
『車?』
『...そうですね、この世界には馬車はありますか?』
『それはもちろん。そうでなければ荷物を持って移動なんて出来ません』
『そうですか、なら、馬車を馬なしで走る馬よりも早い物体とでも思っておいてください』
『...馬がいなくても走る物体...』
『この話をすると長くなるので話を続けます。私はその車に衝突され命を落としました。』
『...命を』
『そうです。しかし、私が次に目を開けたらそこは白い空間にいました。』
『白い空間...』
『私はそこでシェミールと言う人?に出会いました。』
『シェミール...』
『私はそこで自分のステータスを“作りました”』
『“作った”?』
『そうです。そして私は死なない身体と無限ともとらえられる体力と魔力を授かりました』
『?! 死なない身体!』
『そうです。私は死にません、おそらく全盛期である20代の前半でそのスキルは発動されます。もちろん老いもしない身体です』
『...不老不死』
『そうですね。それが最も正しいと思います。そしてわたしはあらゆるスキルをLv10...つまりMaxの状態で保持しています。』
『...死なない、老いない、すべてが上限?そんなの!聞いたこと無い!』
『そうでしょうね、今まで、そしてこれからもそのような人は私だけです。』
『なんでそう断言できるの!』
『...神様そのものが言っていたからとしか言いよう無いですね』
『神様?』
『そうです。名前は忘れてしまいましたが確実にそう言っていました。』
『そう...』
『...話を続けますよ?』
『...もう十分よ...』
『そうですか...わかりました。』
『...あなたは嫌じゃないの?不老不死だなんて』
『そうですね、本当のことを言ってしまえば嫌なんですよね』
『じゃあなんで!』
『...私にはやらなくてはいけないことがあるんですよ』
『やるべき事?』
『そうです。それは、不老不死である私にしかできません』
『それって...まさか!』
『そうです、この世界を...』
「壊すの?」
『声が出てますよ。そしてそれは違います。』
『じゃあ』
『私はこの世界を見守らなくてはいけないんです。人類が魔族が滅びないように...』
『...』
『なにも無いなら終わりましょ?結構な時間が進んでしまっています。』
「そう..ね」
タイミングをはかっていたのか知らないけどもトイレのドアがトントンと鳴った。おそらくメイドのアンリさんだろう...大丈夫だろうか今後...母親として態度を変えてほしくないんだけれども...しかし、変えられても仕方ないよな...仕方ないか...ここで使うかシェミールへのお願い。このままだと母親が壊れてしまいかねない...
『...シェミール。いる?』
『いますよ。普通は聞こえてる?だと思うですけど...』
『まぁ、いいじゃないですか』
『まぁいいですけど...どうかしました?』
『そうなんだよね...実は存在がばれてさ』
『ばれた?どういうことですか』
『母親が鑑定持ちで加護のところでばれた』
『...なるほど、確かに加護の偽装はしていなかったですしね...おそらくクラミの加護が無いこともその一端を持っているのでしょうね...それで?どうしたいのですか?』
『...今、ほとんどのことを話したんだけれど話に付いていけないようで壊れかけているんだと思うんだよね...だから、ここで一つ目のお願いを使う』
『...本当にいいの?』
『うん、でないと悲しいし...』
『...はぁ、分かりましたよ、それでそのお願いと言うのはなんですか?』
『お願いは簡単な事だよ...壊れないようにしてほしいんだ、精神的に』
『...それならあなたの魔法で何とかなると思いますけれども?』
『だってまだ魔法使えないし...』
『...もしかしてまだ1回も鑑定を使っていないんですか?』
『まだ使ってないけど...え?なんで?』
『鑑定で使い方くらい分かると思います...というか分かりますよ』
『...え?』
『...あなたのお願いを3回かなえることが出来るのは消滅を防ぐとか、死にたくなったとかそういうときに来るのかと思っていましたが...え?』
『...じゃあ消滅の無効化をください...』
『...』
『...』
『...』
『...』
『...まぁいいですけれども...消滅効果の無効化を付与』
身体が軽く光って、おそらく付与されたのだろう...なんだろうこの気持ちは...
『...どうもありがとう...』
『...後2回です。では、鑑定はきちんとしてくださいね...』
『...はい』
そうして私は念話を切った。そして言われた通り鑑定を自らに使った。そしたら少し変化していた。

【クスルブ・ルミア】 女  1歳 天龍族 (天使族と竜族の血を持つ親から生まれる。しかし、発現するのは2億分の1という激レアな種族、性別にとらわれる事が無いので女であっても相手に子を産ませることができる。)

Lv1

基礎ステータス

HP 9999/9999
MP  5132/9999
STR  9999→変更可能(随時)
DEF  9999→変更不可
DEX  9999→変更不可
INT  9999→変更不可
AGI  9999→変更不可
LUK  999→最大値の変更によって減少 今まで9999→これから999がこの世界の最大値となります→変更可能(随時)
APP  999→最大値の変更によって減少 今まで9999→これから999がこの世界の最大値となります→変更可能(随時)


スキル

・不老不死 永続
・龍化 Lv Max
・龍の衣 Lv Max
・天使の微笑み Lv Max
・消滅属性攻撃無効 Lv Max(NEW)
・全魔法適正(火、炎、水、氷、地、重、風、嵐、雷、光、回復、闇、精神、精霊、神聖、天、空間、精霊、超古代) Lv Max
・全魔法威力上昇 (以下略) Lv Max
・魔力循環→魔力消費量軽減 Lv Max →名前の変更です  (クラミ)
・近接、遠距離、超遠距離攻撃方法適正(格闘、剣、槍、弓、薙刀、斧、刀、小刀、二刀流、銃)Lv Max
・近接、遠距離、超遠距離攻撃方法威力上昇(以下略)Lv Max
・錬金術、調合術、薬剤術 Lv Max
・威圧 Lv Max (切り替え可能)
・隠密 Lv Max
・隠蔽 Lv Max
・真実の目 Lv Max
・暗殺術 Lv Max(隠密、隠蔽を取得後、確率で取得)
・料理 Lv Max
・値切りは消滅しました。→必要無いと判断し削除、APPにて代用可クラミ
・鑑定 Lv Max
・念話 Lv Max

加護
八百万之神の加護(レベルの上昇率 大、状態異常無効、地球の知識(更新される))
シェミールの加護(異世界知識の習得  (すべてではない)、シェミールへの念話)

_______________________

となっていた。種族?がかなりやばいな...まぁいいか。スキルが増えてるし、いろいろと変更されていてこの世界使用になっていた。別段不便ということは無いし、別にかまわない。それより早く済ませてしまおう。アンリさんが待っている。さて鑑定で魔法を調べる...本当にあった。魔力消費が361か...高いのか低いのか分からない。けど使用。トイレのなかで私は初めて魔法を使った...母親の精神が壊れないようにするために。誕生日なのにこんなことになるとは思いもしなかった...無事に魔法が成功して何とかなった...ほんとか?
「...奥様、どうかしましたか?お嬢様のおむつをお持ちしました」
「...わかったわ、入ってきて」
「え?あ、はい、失礼します」
カチャリとドアノブを回して入ってくる。もう魔法をかけ終わった後でから何とかなるけれども、あまりやりたくは無かったかな...“記憶を封じる”なんて...な
「では失礼します。」
「うん。外で待っててね~また迷うかもしれないから」
「それはもちろんでございますよ」
...
ようやく終わった...なんかおむつを替えるだけなのに結構時間かかってしまったな...まぁ私のせいなんだけどさ...はぁ
「では、戻りましょう」
「よろしくね~」
そうしてまた私はママに抱かれ部屋に戻って行った。トイレでけっこう疲れたから眠くなってきちゃったな...話終わって魔法を使ったあとおむつを替えてもらったんだけど、なんかいろいろと間違っていて結局アンリさんを呼んで替えてもらった。やっぱプロに任せておけば何とかなるんだよなぁ...ママンよ残念だったな!もう私のお腹を絞めさせないぞ!もう死ぬかと思ったよ!死なないけど!生き地獄となるところだったよ!はぁ、最近ため息が多い気がするなぁ...気をつけなきゃ...はぁ
「ん」
「な~に?」
「ん~ん」
「?」
ダメだこりゃ、全然意思疎通が出来ない、単純に何か話そうとしただけなんだよなぁなんも話せなかったけど...
「奥様、着きました。」
「そう、ありがと」
「お開けしますね」
ガチャッとドアを開けるとそこには鑑定士の人が座って待ってた、家族もだけれども...待たせて申し訳ない...
「待たせたようで申し訳ないわ~」
「...いえ、仕事ですので」
「さて、早速やってもらうか、頼みましたよ」
「分かりました。では『祈視』」
おぉ!なんだそのスキル!始めてみた...そういや私ちゃんと隠したよね?...うん、大丈夫
「...ふむ、紙か何かはございますか?」
「持ってこさせよう。クレミア!紙を持ってきてくれ!」
...
「おまたせしましたぁ~あ!」
...まじかよ、スカートの裾に足引っ掛けてこけるとか二次元かよ!...そういや二次元だよな...ドジっ子か...しかも獣人のドジっ子かもちろん想像通り巨乳です。けど眼鏡はしていないよ。
「申し訳ありません!あぁ紙を散らばしてしまいましたぁ」
「...先輩、手伝いましょう」
「うぅ、すまないですぅ」
「困ったときはお互い様ですよ」
ははっ、仲がよさそうでなによりですよ、親父殿が目頭を押さえていますけど...まぁいいか、すぐに鑑定士の人に渡したみたいだし...あれ?書くものはどこから出したんだあの人...
「...どうぞ、これが御嬢のステータスです。」
御嬢?なんか言い方変わったな...
「...ほう、なるほど...くくっ」
え?何でそんな風に笑ってるの?怖い怖い、イケメンがさわやかに笑うのとはわけが違う。腹黒そうな人が悪だくみしてる顔だよ。
「どうしたの?父上」
「いやいや、これはまた面白いな...興味深い」
うへぇ、ドン引きだよ!兄上もママもドン引きだよ!そんなに口角を上げないで!怖いんだって!あっほら!鑑定士の人だって顔が真っ青になってるよ...今にも逃げそうだよ...
「ん?どうしたそんなに怖がって...」
自覚なしかよ!もっとたち悪いな...どうしたものかね...
「...気付いていなかったの?」
「え?何を?」
「...なんでもないわ」
「?」
...まぁ気付かない幸せってあるし...うんそうだねそう考えておこう...
「ま、とりあえず鑑定士よ、これが報酬だ、受け取っとけ」
「...ふぅ、ありがとうございます、それでは私はこれで失礼しますよ」
「あぁ、また何かあったら頼むよ」
「ははっ、では」
...逃げたな、まぁ分からんでもないんだけれどもな~怖かったし...まじで
「ふむ、とりあえずこの子はかなり優秀だな!うん」
「それは本当ですか父上!」
「ああ、もちろんだ!」
「ディーマさん見せてくれますか?」
「ああ、ほら」
と言って、さっきまで食事があった場所にさっき鑑定士が書いた紙を置く。それを覗き込む使用人を含む家族、そんなに気になるのかね?なら私も見させてもらいますよ?拒否権は無いけどね!じゃあ初めは父親である【クスルブ・ディーマ】からだね!鑑定!

____________
【クスルブ・ディーマ】 男  37歳  竜人族(体が丈夫で寿命が長い)

 Lv37

基礎ステータス

HP 5320/6100
MP 3020/4000
STR 3420
DEF 6400
DEX 3510
INT 4230
AGI 7235
LUK 42
APP 173

スキル

・竜化 Lv9(一時的に竜の力を得ることが出来る)
・龍の衣 Lv7(火、炎属性耐性上昇 中)
・槍 Lv8
・火、炎魔法 Lv6
・魔力消費軽減 Lv2

加護
クラミの包容(HPの自動回復〈時間経過によってHPが回復する〉)
______________

...なかなかに強いと思う。主に防御と素早さが高い。でも賢さもなかなかに高い。飛びぬけて高いわけではないけれどもそれでも高い方だと思う。それも種族のおかげなのかな?そして寿命が長いときたか、私は死なないからなぁ...うーん。まぁその時になったら考えるか...うん。そうしよう!んじゃ次だ次!じゃあ次は母上かな~...うん、そうしよう!鑑定!

__________
【クスルブ・シャミナ】  24歳 女  天人族(天使と人間のハーフ。結構レアな種族)


Lv 52

基礎ステータス

HP 5200/5200
MP 3246/3620
STR 2360
DEF 4200
DEX 5260
INT 4530
AGI 3810
LUK 246→425まで上昇可能(変更可能)
APP 132

スキル
・天使の微笑み Lv8
・回復魔法 Lv9
・風魔法 Lv6
・剣 Lv6
・火魔法 Lv3
・鑑定 Lv9


加護

クラミの守護下(器用さ、賢さ 小アップ)

___________
ふむ、まさか母上は天使族と人族のハーフか...たしか、天使族って人族とそんなに交わらないとかだった気がするんだよな...シェミールさん情報だけど...それにしてもステが高いなこりゃ...わかんないけど...っさ!まぁ上限が9999ということから考えてんだけれどもね...このステって自発的に切磋琢磨に訓練すれば能力値って上がるのかね?だってレベルの割に能力値が高いのが目についちゃうんだよね...まぁいいか、私は冒険してご飯作って楽しく生きるのが目的だしね。そっちのことは私の管轄外だしね。私が知ったことではない!私は私で楽しむのだ!それはさておき後は兄さまか...よし!鑑定!

___________
【クスルブ・ドゥー】 男  6歳  半竜族

Lv12

HP 834/1097
MP 876/896

STR 613
DEF 803
DEX 659
INT 762
AGI 731
LUK 195
APP 93

スキル
・竜化 Lv6
・竜衣 Lv2
・槍 Lv6
・剣 Lv3
・火、炎 Lv5
・風 Lv4
・物理耐性 Lv4

加護
・クラミの微笑み(回復速度上昇 小)

_________
...うーんなんかそんなに変わらないね。けど着々に強くなっているのは確かだろうね。これから鍛練とかしていけば父上に追いつくかもしれないほどのスペックは備えている。後はどれだけ頑張るかだよね。私が言っても説得力なんて無いけどね...
 はぁ、みんなのステは確認したし、まぁそろそろ寝ようかな。まだ私のステを見てるようだけども...限界。もう寝るね。よし、なんか料理食べれなかったり、鑑定を持っているとは思わなかったけど。まぁ何とかなるよね。...あ~本格的に来たなこれ...うん。よろしく新たな世界。私をよろしく......zzz

 そうして、私はこの世界に改めて産まれてきた一人の冒険者として料理人として活動し始める夢を見ながらこれからの生活にわくわくを隠しきれずにいた。今から私の物語は始まるのだ!
 ...もちろん私が寝たのを知った家族のみんなは私の寝顔で笑顔になっていたという。そんなことはその時の私は知らなかったけどね

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