元料理人の異世界転生料理旅~冒険の香りを添えて~

茶影さん

入学とクラスと龍と!

はぁ、ようやく部屋に着いた...考え事をしながらは止めた方がよかったかな...でも運よくロビーに戻れてよかった。でなきゃ今頃は......考えたくもない!

「ふぅ、ただ今戻りましたぁ」
「お、ようやく戻ったか、長かったな」
「お恥ずかしながら道に迷いまして...」
「まぁ、仕方ないですよね、この寮なんだかんだ広いですし...」
「そうですよね、なにか魔法でもかけてるんですか?」
「ん~私は聞いたこと無いけどな...ハミルはあるか?」
「いえ、私もそれは聞いたこと無いわね」
「そうですか、でも、あらゆる場所から来るですから広いに越したことは無いですよねぇ」
「そうだな」
「そうですね」
「...ところで、何時ですか今?」
「今か?今はな「消灯の時間だ!」うひゃぁ!」
「...もうそんな時間ですか、寝ましょう。私と先輩は右のニ段を使いますのでルミアさんは左の上でも下でもどちらでもいいですよ」
「わかりました。では」
「ほら先輩、立ってください!寝ますよ!そうそう、消灯はいつも10時よ」
「そうでしたか、ありがとうございます。聞き忘れてましたけど私の荷物はどこですか?」
「あなたの荷物は左のニ段ベットの下にありますよ。」
「だから左を使えと...なるほど、分かりましたありがとうございます」
「いいのよ、じゃあお休み」
「はい。おやすみなさい、ハミルさん、リミス先輩」


そうして私の長いような短い一日が終わった。明日から学園の始まりだそうで、なんとかぎりぎり間に合ったという感じかな...しかし、この先も気をつけなきゃね、APPは変えることが出来るけど変えたところで何かが変わるわけじゃないしなぁ、スタングス家か、確かこの国内に家を構える武家か...この学校は獣人であろうが王族であろうが貴族であろうが平民であろうが貧民であろうが誰でも入ることが出来る。だからこそこのような事態が絶対に発生するのだが...今回のターゲットが私だったということなんだけどな、どうも嫌な予感がするんだよな...ただの不安感ならいいんだけど...なんだかんだ私の予感は当たるからなぁ、はぁ、気持ち程度にLUK 999にまであげて寝よ...一応脳内目覚ましをかけてっと...よし、じゃおやすみ


さて、おはようございます!もう朝の6時30分です。何でわかるか?なんか私の視界の左端に時間が表記されるようになってるんだよね...しかもタイマーもセットできるっぽいし、さらに!意識を集中させれば拡大もできるし移動もできるし消すこともできる。ただそんなに不便ってわけでもないしこのままにしておくけどさ...でも、急にこんな機能が付くとは...最高だな!しかし、まだ先輩たちは寝てるんだよね...嫌な予感がするし風魔法で防音しとくかな..........ん?なんかさっき貼った風魔法が震えている?それに先輩たちが耳をふさいで絶叫してる?...一体どういうこ「パリン」
「..こんかい!」「「「ああああああ!!!!」」」


.......20分後ようやく耳が治りようやく喋れるようになった。しかしこれは凶悪としか言いようがないな...まだ頭がガンガンする...目ざましにしては最悪だけど起きるには最適だよね!強度が低かったとはいえまさか魔法が破られるとは...予想外だ...

「先輩...こんな...のが毎...日ですか...?」
「ああ......そう...さ」 (どさっ)
「リミス先輩...すみませ...ん。ルミ...ア...ちゃん」 (どさっ)
「え?ちょ...と倒...れない...でくださ...い」 (どさっ)

限界が来たみたいだ...まじむり...破壊力がありすぎるよ、こんなのあり得ないよ人間じゃないよ...悪魔だ、悪魔の所業だよ。治ったと思った後に気絶とか洒落にならないよ...『気絶耐性を得ました。神々の加護に統合されます。消滅無効が神々の加護に統合されます。精神攻撃耐性を得ました。神々の加護に統合されます。気絶耐性を気絶無効にしますか?YES or NO』
『イ、イエ...ス』
『了解しました。気絶耐性が気絶無効に変更します。精神攻撃耐性を精神攻撃無効に変更しますか?YES or NO』
『イエス』
『了解しました。精神攻撃耐性を精神攻撃無効に変更します。』


あぁ、一気に楽になった。ていうか神々の加護の状態異常無効って初めからすべて登録されてるわけじゃないの?そうだと思ったんだけどなぁ...あの声って精神攻撃なんだな...恐ろしすぎるだろ!ほんとに敵に回したくない人だな...さて起きるか今は...7時か、少し気絶してたしな...しかたないか...はぁこれじゃ何が幸運なのか分かんねーなこれ。21に変えとこ...はぁひどい目にあった。今日から始まるってのにさ...『クロホスト学園』でようやく正式に魔法を使うことが出来るのさ!今まで非公開だったし、ようやくだ!楽しみだなぁぐへへ~

「お、ようやく起きてきたのかい。」
「...あのさぁ、【サミアさん】いつも言ってるけどさあれは止めてよ!また気絶したじゃん!」
「くく、いいじゃないか。そのおかげで気絶耐性上がってきてるんだろ?あと精神攻撃耐性」
「そりゃそうだけどさぁ、あれは慣れないよ」
「おや、そうかい。あんたらの部屋から魔法で私の魔法を防ごうとしたやつがいるんだけどさ結局勝っちまったよ。」
「?魔法を?」
「知らんかったのか?あんたらの部屋から風魔法を感じた。あんたか?ルミア」

...ばれてた。マジかよ...だませる気しないしな、ここは正直に言った方がいいか

「まぁ、はい...私が魔法を使いましたけど...」
「ふ~ん?面白いねぇ、まさか風魔法で防ぐとはね...どうやったんだい?」
「風魔法で音だけを遮断する結界を作ったんです。割られましたけど...」
「ほぉ...新しい魔法か...今まではそんなの無かったからな。まぁ、発想の柔軟さが鍵かね...」
「へぇ、ルミアちゃん魔法使えたんですね!」
「一応は...ダメでしたか?」
「いいや、全然平気だ。さて飯が冷めちまうよ。さっさと飯食って着替えていってきな!」
「は~い」
「はい」
「そうします」

朝ご飯を食べて着替えて学園の入学式に向かうことにした。...もうゆるさねぇ!次は魔力に物を言わせてやる!
さて、着替えたのはいいけどこれはいい感じだな...私スカートって好きじゃなくてねぇ、圧倒的ズボン派なんだよねぇ、下から入る風が嫌なんだよ!しかも小学生の時にスカートめくりにあったんだよね!もう嫌だったからありがたい。黒のズボンでかっこいい感じでスタイルが締まって見えるんだよね~うんいい感じ♪

「ふんふ~ん」
「お!ごきげんですね、ルミアちゃん」
「それはそうですよ、楽しみです!」
「そうか、君はまだ知らないんだよね...まぁ頑張れ!」
「はい!」

というわけで始まった学園の入学式、まだクラスが誰なのか知らないし誰が入学してくるのかも知らないんだよね...まあいいか。どうせすぐわかるよね?今は適当に座ってるし後で案内してくれるよね~

「これより、クロホスト学園、第102回入学式を始めます。まずは学園長のアンドルフからお話があります」

...寝たいなこれ...でもなぁさすがに寝るわけにいかないよなぁ。幸い今の席は一番後だ、やることがないのであれば鑑定でもしてよ



え?どうなってるんだこれは...

_________
ハイム・スライハ・モルディカシオ  女  7歳 人族 処女  モルデカシオ王国第二王女
状態異常:左腕の損傷による左腕の使用不可。左目の魔眼化進行による左目の正常世界の視界不良

基礎ステータス
HP 2051/2301
MP  2513/2530
STR  820
DEF  625
DEX  952-52
INT  3052
AGI  856
LUK  66~999
APP  539

スキル
・天使の寵愛 Lv9 (天使のスキルを一部使うことが出来る)
・不老 (25歳から開始)
・魔力読み Lv8 (左目にて確認できるが使うたびに魔眼化進行)
・魔力消費軽減 Lv2
・闇魔法適正 Lv9
・光魔法適正 Lv9
・魔法攻撃力上昇 Lv3
・事実の目 (PS.ルミアさんは感づいているかもしれませんが真実の目の下位互換です。この文章はルミアさんにしか見えません)
・カリスマ Lv2
・石化の魔眼 Lv0 (魔眼が覚醒後発動)

加護
・クラミの加護下 (魔眼の進行の速度低下)
・上級悪魔の呪い (左目の魔眼化)

称号
・悪魔が見入った女
・諦めの姫
・魔眼の持ち主
・聖女
____________

こりゃあ、やばいな。テンプレでいえば教会が出てくると思うんだけど...

「.......それでは、以上で私の話を終える」
「ありがとうございました。それでは次にクラミ信仰教会、大司祭であります。アミテス・サイマル様からのお話です」
「どうも、私が紹介にあずかったアミテス・サイマルだ。突然だがこの国の第二王女は聖女ということを知っているかい?今どうするとかは無いけど。今後干渉するかもしれないということは覚えておいてくれ。今の世界は回復魔法の使い手が不足している。だからこそ、光魔法を使えて回復魔法が使えるものはこの学園を卒業した時には教会が経営している治療院で働くことが出来る。待遇を良くするし、ある程度は願いにも答えよう。頑張って回復魔法を鍛えてくれよ。入学おめでとう」
「ありがとうございました。では続いて...」

おいおい、あり得ないぞ!あんな豚野郎に王女は渡すことなんて出来ないだろ...知ってるのかあいつは...姫の魔眼はかなりのつわものだぞ?コントロールできるはず無いし下手したら死ぬ。そうでなくてもほぼ死なない身体を研究する気だろ?無理だ!絶対に死ぬ、老いで死ぬことがないだけなんだからな?そもそも姫は私がもらいうけるに決まってるだろ?というかあの発言で分かったがおそらく今の教会は回復魔法を使える人が圧倒的に少ない。天罰だと知ってるのか?つーか潰してやろうか?

『すみません、ルミアさん。クラミです』
『おや?どうかなされたんですか?』
『分かってると思いますが今の教会は腐りきってます。それもかなり』
『まぁ、なんとなくはわかったけどどうするの?』
『腐敗してる部分を完全に消してください』
『いいの?』
『問題ないです。腐っていない人には回復魔法を授けています。御迷惑をかけますが天魔法で回復魔法を持っていない司祭たちを一時的に私のところに送る魔法を作ってほしいんです。こちらの座標はお送りしますので』
『分かった。その話やらせてもらう。あの姫様は私の永遠のパートナーにしたいから』
『ありがとうございます。何かありましたら連絡ください。なにかお力になれるかもしれませんし』
『わかった。それじゃ今から送るから任せたよ』
『え、もうですか?』
『...今すぐというわけにもいかないか...そうね、三時間後に送るわ』
『......わかりました』

さて、まだ式は続いてるしさっさと作るか、要素はこの世界にいるクラミ信仰教会の回復魔法を持っていない聖職者。座標をセットして...よし出来た。後は三時間後に使うようにセットして...うん、これで勝手に発動するはず。さて、式の方に少しは集中するか...


ようやく終わった...長かった。始まったのが10時で終わったのが12時34分か、これからクラスに移動みたいだしよく聞いておかないと...

「では、これにて入学式を終わります。新入生以外は下校してかまいません。新入生はこれからクラスの発表と実際にクラスに行っていただきます。では解散」
「はい、では新入生の皆さん。こんにちは。私は2組の担任【ユアリ・ジュリア】です。これから1組から名前を言って行くので手を上げている先生についていってください。では、1組まずは.......」


さて、ようやくクラスか...私は1組か、まぁいいや、APPは489まで上げとこ。姫様の方が高いし問題ないでしょ。.......と思ってた20分前の私を殴りたい...またやっちまったよ、しかもクラスにはいろんな領主の子供とあらゆる貴族と第二王女と友好関係を結んでる国のお偉いさんばっかじゃん!なんだって私に求婚を迫ってくるんだよ!断りずらい相手ばっかじゃないか!


「おいおい、お前らほどほどにしとけ。というかさっさと席に着けよ!」
「ルミア、といったか俺の嫁になれ!」
「何を言っている貴様!私の嫁になれ!」
「ふざけるな!貴様みたいな下級貴族に渡せるか!」
「あなたこそ賄賂で今の地位を維持してる家のものではないですか!」
「なにを!」
「ああ?」
「......どうすればいいのこの状況...」
「逃げるのがいいと思うんだよね~」
「そうそう、そんな見栄しかはっていない人たちはほっとくといいよ」
「ん~そうねそうしておきましょうか。ところであなたたちは?」
「私たちはサイリス領の領主の娘だよ。ついでに言うと双子なんだ~」
「へぇ~双子なんて珍しいわね」
「そうでもないよ?うちの家系は大体双子がおお「....いい加減にしろよ?」

お?これは威嚇かな?レベルは2かな?この先生いいもん持ってんじゃん!じゃあ私も威圧しとこ。薄く広くレベルは3でいいか。このくらいだとちゃんと先生も耐えるよね?...あれ?足ががくがくしてるぞ?...おいおい勘弁しろよ?これでも全体でレベル3だぞ?1人当たり威嚇のレベル9くらいだぞ?そんなんも耐えられんのかよ...期待はずれだなぁ、でもこれでかなり静かになったよね~

「「「.........」」」

ん?何人か失神してるね、いや、先生を残して全員軽く気絶してるね...しょうがない席に座ってよ~っと

「......クスルブ・ルミア、何故お前はそんなに平然としている...?」
「え?そんなの決まってるでしょ?私がこの学園中に威嚇 Lv9 程度をかけたからですが?なにか?」
「...ありえねぇ。化けものかよ...」
「化けものとは心外ですね、でもこのくらい耐えてもらわないと私の身の回りで活動できませんよ?たとえ先生であっても」
「...常に出しとく気かそれ?」
「そんなはずないです。皆がうるさくなったら使う程度ですかね」
「......今は?」
「今?もうとっくに解除してますよ?この学園で耐えられたのは13人ですか。あまり多くないですね、いい忘れてました。この事は内密にお願いしますね?」
「.......」 (こくこく)
「...ところで姫...起きてますね?」
「何故分かったの?私が起きてるって」
「分かりますよ、でも、動けないようですね」
「そりゃあね、あんなのは初めてよ、あの「悪魔野郎」よりも強い威圧感を感じたもの...」
「そう言えば...呪いがありましたね?それと魔眼と身体の不自由」
「!何故それを?」
「私には...その前に[威圧 Lv6]よし先生も気絶したね、これで話せるよ。」
「......一体あなたは何者なの?」
「ま、それはあとで話すとしましょうか、まずはそうですね、呪いと身体どちらを治したいですか?」
「...もういいわ、私は呪いを先に解いて欲しい。出ないと傷の治りが遅い」
「いいわよ。ちょっと待ってね.....よし、これでいいかな?【追跡】こいつか...【浄化】よし、これでいいかな、では【解呪】...どうかな?」
「..........そんな!治ってる...私の加護にあった呪いが無くなってる!」
「それは良かった。さて、そろそろ皆を起こすかな?」
「...この事は話さないようにしとくわ。」
「それがいいと思いますよっと【リフレッシュ】」
「...ん?あれ?私どうしたんだっけ?」
「皆ようやく起きたのね」
「あれ?ルミアちゃんは大丈夫なの?」
「私の方が先に起きただけよ」
「そう...なんだ」
「...皆、席につけ...」

そこからはスムーズに進んだ。まずは自己紹介からだった男はアピールするように女も存在を示すように自己紹介をしていた。話しかけてきてくれたあの双子は【サイリス・ルアエ―マ】と【サイリス・フリエミア】と言うらしい。私にいきなり求婚してきたのは【アイメン・クライシス】と下級貴族の【ライボント・タラエスタ】というらしい。私?私は適当にやったよ、必要最低限くらいは話したかな、さっきの威嚇があるからなんだか皆静かになってるね、そんなに怖かったのかな?まぁいいか、私には少し空気が変わるぐらいしか感じないしね。まったく軟弱者が!

『......それはこの世界の人にとって酷ってものよ?唯ちゃん』
『なんで私の心理を読んでるんですか!』
『だってクラミちゃんから学園都市でなんか気絶者が一気に出たとかいって泣きつかれたんだもの...あなたぐらいしか私はそんなことをする子をあなたしか知らないし』
『うん、まぁ大当たりだけどさぁ、それでも収穫はあったよ?威嚇のLv9を耐える人間とか不老を持つ姫様とか』
『...そりゃ先生でしょ?それじゃ耐えるわよ。ステータス的には威圧のLv1を耐えることが出来るわよ?ってそうじゃないわ。いいかしら、いいから今度からはあのような事をしないでね?』
『まぁ、今回は反省してる。ここまで被害が広がるとは思わなかったし今度から選んで使うことにするよ』
『まぁ、それでいいわ、じゃあね』


つーか、耐えれないのかよ。まったく面白みがないな。でも魔物なら耐えることが出来る奴がいるよね。龍なら耐えるかな?竜は無理だと思うけどさ。捕まえてみたいな~スキルを作るか。天魔法発動、【調教師ビーストテイマー】を作る。よし、天魔法の汎用性が良すぎるね。いい感じだけどさ。まあ気にしない方向で...試してみたいなぁ...


(カンカンカン)
「ん?なんだ?」
「お、おい!あれは龍か!」
「何だと!」
『緊急!緊急!東からワイバーンの群れと竜帝と思わしき存在が出現!西の方角からレッドドラゴン5頭と炎帝龍の出現を確認!北の方角からアイスドラゴン7頭と氷帝龍が出現!どうなってる!南からも重帝龍が出現!生徒はその場に待機だ!』

ほほう、これはこれはさすが幸運999だね、さて実験を始めようか!

「...どうなってる!いいかお前らはここで待ってろ!」

やはりこんな事は起きるはずがないんだよね。さすが私だ。やってやろうじゃないか!さて、何をすべきかな?ん~というかさっきから上空にものすごい魔力を感じるんだよね。おそらく姫も分かってるだろう。それにしても教室が騒がしい。静かにしてほしいものだよ...まぁ関係ないか。じゃあまずは【策敵】【捕捉】【固定】よしこんなとこか。どうしようかなぁ

「ねぇ、なんであなたはそんなに安心しているの?」
「ん?たしか『ラミエス・ドルマネス』だっけ?」
「そうです、答えてください!」
「そんなに声を荒げても意味ないですよ?」
「それはそうだけど!龍ですよ!それも四方の最高龍ですよ!これが落ち着けと?」
「...確かに、けどこの街でその龍を倒せる人はいるんじゃないんですか?」
「...いても1人しかいませんよ。」
「じゃあ。いいか、私も行ってくるよ。」
「え?どこに行く気ですか!今は待機と【瞬間移動】......」


まったく、騒がしいねぇ。説明しなくちゃいけないけどまぁいいや。さて、ささっと捕まえるか。まずは重帝龍でいいかと思って来てみたけど。なんか知識がありそうだね。まずは話してみるか

「やぁ、重帝龍さん」
「...何者だ貴様」
「私は学園に入学したばっかの7歳さ」
「...私たちはこれから戦わなければならない。昔に交わした約束でな...巻き込まれたくなかったら逃げるんじゃな」
「面倒じゃないの?」
「なに、200年に一度我らが遊び半分で戦うのじゃ。もちろん殺さないことが絶対条件じゃがな」
「なるほど。ねぇ、空にいる存在は何かわかる?」
「...貴様本当に何者だ?まぁよい。あれは我らの遊び相手じゃ。すべての龍をまとめ上げる最強の龍。龍神ドラゴニクス・アイズヴァン。この世界の覇者よ」
「なるほど、ありがと。最後にさ学園で争うの止めてくれない?」
「無理じゃ。決めるのは龍神じゃからな」
「そっか...分かったありがと」
「いやいいのじゃ。まさか人族がわしの上に来るとは思っていなかったしな。なかなかに楽しかったぞ?」
「そう、じゃあ」


ふむふむ、じゃあさっさと龍神を捕まえるか。【転移】


「...あんたが龍神かい?」
「...いかにも、我が龍神ドラゴニクス・アイズヴァンだ。貴様どうやってここに【威圧Lv5】...貴様何者だ
!」
「私はクスルブ・ルミア、龍神ドラゴニクス・アイズヴァン。お前の主人になる者だ!」
「...っくはは!お前が我の主人だと?ふざけ「これに耐えられるかな?【威圧Lv10】」るな...よ?」
「さて、どうする?」
「.......」
「さっさと服従してくれないかな?学園が壊されるのは困るんだよね」
「.......」
「ねぇ、ってば」

......気絶してる...耐えろよ...仕方ない【捕獲テイム】...『龍神ドラゴニクス・ヴァンの捕獲に成功しました』...歯ごたえなさすぎだろ...もういいや!一気にやっちゃお!【捕捉】【威圧Lv9】【捕獲】...『炎龍帝ボルケーノを捕獲しました。重龍帝ゲンリョグスを捕獲しました。氷龍帝アイズローズを捕獲しました。竜帝カイザーを捕獲しました。』ふぅ、とりあえず【リフレッシュ】

「...気絶してたのか...理不尽だ...」
「おや?ようやくお目覚めですか。竜神」
「...ルミアか、私の負けだよ。あなたを主人と認めよう。何なりとご命令を」
「そう?ものわかり良すぎでしょ。まぁいいやとりあえず竜たちをあの国から離しといて」
「分かりました」


2分後すべての竜たちは無事に帰っていった。龍は残っていたが襲う気配もないのでとりあえずは警戒態勢のままになっているようだ。よしよし、十分だ

「さて、ヴァン。他の龍をあの都市の南側に集め...いいや、南側にとりあえず行こう」
「ぬぅ、いいけども...いいのか?」
「いいよ、どうせすぐ来るよ」
「?」

私は龍神を連れ姿を変えて国の南側に降り立った。姿を変えてる理由は簡単。私がルミアだと気付かれたら面倒だから以外に理由は無い。でも正直いま学園に私はいないわけだから怪しまれるなろうなぁ...後のことは後回しにしとこ。最悪恐怖されなければ問題ないし...問題がなぁ...厄介すぎるんだよなぁ...LUK 24にしとこ。ん?それに王国側から誰か出てきたし...まさか...

「貴様!何者だ!答えなければ我らモルディカシオ騎士団が貴様を叩き伏せる!」
「...まずはそっちから名乗るのが礼儀ってやつじゃないのかい?」
「そんなの知らぬ!この化け物共を連れて何をしに来た!」
「やだねぇ、こんなに好戦的だとは...別に斬りかかってくればいいじゃない。龍神をも超える私に勝てる自信があるのならね?【ショウミル・アインバッシュ】?」
「!! 貴様!」
「どうかしたのかい?そんなに足を震わせてさ、騎士団長のくせに怖いのかい?この国の騎士団はそんなに腰ぬけなのか?」
「...!」
「そんなに顔真っ赤にしてさ。悔しくないの?それもそうよね強奪、姦淫、恐喝、賄賂なんかをしている騎士団長様ですものね?日ごろから練習なんかにも参加せず夜になったら獣みたいに腰を振ってるだけだものね。APP62で良くやるわ...ほんとに。まさかステータス偽装までして205まで疑似的に上げてるだけの禿げて醜いおっさんだものね、奥さんはおらず、家に性欲処理用の奴隷を3人飼っており毎晩その娘たちで遊んでるだけとは...落ちぶれていないはずないわよねぇ」
「そんなはずあるわけないだろ!」
「あら、そう?でも後ろを御覧なさい?市民と騎士のあなたを見る目が事実を写し出しているわよ?」
「貴様らぁ!我らが騎士団が貴様らを守ってやってるのを知っての態度か!しかもこの女のいうことを鵜呑みにしてるのか!騎士共!騙されてるんじゃない!」
「ふふっ、人望がないわねぇ...他の騎士も誰も止めに行かないわ?どうするの?ここで私と一騎打ちをして無様に負けるか強制的に従わせて私に死よりも苦しいことになるのか、それとも何か対策があるのかしら?」
「っく!貴様ら!奴を打ち取れ!どうせハッタリだ!この事態を引き起こした張本人だ!褒美はたんまり出るだろうよ!」
「...ふぅ仕方ないわねぇ。【選択】私に歯向かう愚かな人たち...団長は残しときましょう。では【威圧LV10】」
(どさどさどさ)
「んな!どうした貴様ら!それでも騎士か!立て!立つんだ!この役立たず共め!いいだろう私が直接貴様を討ってくれる!」
「やれるのか?威嚇Lv3で震えてるその足で!」
「ふんっ、後悔するなよ!このあま!」
「後悔するのは貴様の方よ?」
「...すぅ、ふぅ...いくぞ!覚悟しろ化け物!」

......一方的だった。圧倒的な力の差だった。みるのも辛いほど一方的だった。まず速さが足りない、筋力も足りない、知力も、魔力も何もかも!...そこに残ったのはボッコボコにされた団長の姿だった...かわいそうに...正体もばらされ今まで行った悪行も暴露され正体不明の超美人に肉団子にされたのであった...え?比喩?違う違う!ほんとに肉団子にされていた。もともとかなりのデブで、少しの怪我でも泣き叫びうるさいからと言われ音を遮断されすでに戦う意思すら無くなっていた。...10分後、目を覚まし始めた騎士の人たちによりさらにボコボコにされ王様の元へ連行されていった...自業自得だよ...っとそういえばさっき龍を呼んでるのを忘れてた。なんせ奴隷解放の手続きをさせて私がその奴隷と奴隷契約したので浮かれてたね。子供か私は...

「さて、またせたね」
「いや、いいんだ、それでこれからどうするの?」
「そうだね~、戦いたいなら誰も来ないところでやっていいよ。あ!そうだ、皆は龍、竜だけど人になることはできるの?」
「う~んとね、竜帝はできない。所詮ワイバーンの王様だからね。もう少ししたら龍になれるんじゃないかな?」
「そっか~じゃあさ皆にさ私と一緒に行動してほしいんだよね。」
「ふむ、それはどうしてじゃ?」
「皆、龍でしょ?だから私の護衛をしてほしいの。学園長は脅せばいいでしょ」
「ふ~ん、そんなものなのね」
「で?どうかな?」
「かまわん...ということでいいかね」
「別にかまわん。ただ竜帝は帰れよ」
「ぐるる(もちろん帰りますよ)」
「私も全然いいわ。最近刺激が少なくてね...」
「よし、じゃあちょっと離れよう。ここじゃ目立つし。」
「分かった。じゃあ行くか」


......5分後私たちは学園長に話をつけた(脅迫)。そうして龍を4人連れて教室に戻ってきた私を待っていたのは質問の嵐だった。急にいなくなったのはどういうことなのか。そいつらは誰だ。なぜ命令を守らなかったのか。...騒がしすぎる。あぁ、もういいや隠れて使うか【威嚇Lv5】...よし、静かになった。今回はこのクラスにしかかけてないし大丈夫でしょ...相変わらず姫は耐えてた。あと龍の4人も余裕で耐えてた。しかし驚いた。龍も性別があった。だから各々の姿をしてもらってる。いろいろと特徴がある。まずは最初に会った重帝龍ゲンリョグス、ゲンリョグスは男の子。緑色の髪の毛で目の色は深緑。髪はちょっと長い。顔立ちは幼さが残るけどしっかり者といった印象。次は炎帝龍ボルケーノ、当然のように男の子。炎のように赤い髪の毛。髪はボーイッシュのようで短く整えられていた目の色は深紅。活発で元気っ子印象。次は氷帝龍アイズローズ、まんまお姉さんタイプで青色の髪の毛に藍色の目。ふんわり少しカールがかかった腰まで伸びる髪の毛。冷静なようでどこか抜けている印象。最後は龍神ドラゴニクス・ヴァン、...姿は女の子。髪も目も銀。ストレートで長い髪。龍の中でもっとも可愛い。どこからどう見ても美少女だ...これからが楽しみだなぁ...あ!この子たちどうしよう...まぁ何とかなるよね!そうして私は考えるのを止めた...

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