元料理人の異世界転生料理旅~冒険の香りを添えて~

茶影さん

面倒事は初日だからなのかよくつづく...

ふむ...1回皆を気絶させたのは...まぁいいとして、さて編入生として龍 (人型)を無理やり編入生として入学させたし、後は...そうだなこの後の状況をどう対処するか、かなぁ...4人ともAPP高いしなぁ...具体的にいえば姫よりAPPが高いと言えばもう分かるかな?しかも龍だからステータスが異常が付くほど高い。レベルも999を超え1000の位に行っている。並大抵の人類では到達できないような域に達している。面倒事しか起きない予感がすっごいするんだよね...分かってたことなんだけどさぁ......とりあえず一旦皆を起こすかな?姫は...起きれないのね。分かった。じゃあ【リフレッシュ】っと。これで5分後には起きてるだろうし待とうか。と思ったが姫がなんかこっち見てる...なんだろう...ん?こっちに向かってきた

「ねぇ、どういうこと?その人たち龍なの?」
「ん?あぁ、そうだよ。この人たちはれっきとした龍だよ。赤髪がボルケーノ。俗に言われる炎帝龍。緑髪はゲンリョグス。重帝龍の人化。青髪はアイズローズ。氷帝龍の人化。で、銀色のは知っている人いるのか分からないけど龍神ドラゴニクス・ヴァン。ここにいないのは竜帝かな?あの子は人化できないからね。ワイバーンと一緒に帰ってもらったよ」
「.....意味が分からない...ほんとに貴女は何者なのよ...」
「ふふっ。私のお嫁さんになってくれるのであれば教えてあげようかなぁ」
「...お嫁さん...か。それもいいかもしれんな」
「え?それは一体どういう...」
「そんな変な顔をするなよ。...私は顔しか良くない、王族であるのにも関わらずこの口調...きっと私はここを卒業した後は回復魔法を使えるからという理由で教会に閉じ込められ、好きでもない相手と結婚させられるか儀式とか言われじじい共の前で裸になり辱められるだけだろう...だから、そのような事が出来るならしてみたいものだ...せっかく魔族から解放されたのだからな......」

その目には諦めの色が濃く出ていた。私はその目をよく知っている。それはまな板に乗せられた魚のような目だった。すべてを諦め、行き先もなくただただ死ぬのを待つだけの目。深い絶望を知っている目。.......もうすぐこの世界の教会は回復魔法が使える者が極端に減る。そこらにいる回復魔法の使い手は拉致してでも捕まえてくるかもしれない、教会の威厳を守るために...それは姫も例外ではないだろう...この歳にして既に光魔法の回復魔法を使える...教会は無理やりにでも捕まえると思う。だからこそ私は...

「でも、そんなのむ「私が姫を守るよ」え?」
「私はこの世界があと30分で変わるのを知っている。」
「.........」
「この事は誰にも言っちゃだめだよ?」
「........」
「まだ皆は目覚めないから...言っとくとこの世界から回復魔法は希少価値になる」
「....どうして、そのようなことを?」
「どうして、知っているか?そんなのは簡単に考えればいいのさ。」
「それは一体どうい「いい?どうして私がここにいる龍を従えていると思うの?」っ!そっ、それは...」
「私はステータスを変更することが出来る。スキルを作り広めることもでき、そのレベルはすべて10。だから私は姫の呪いの解呪やここの生徒や先生でさえ倒すことが出来る威圧を繰り出せる...。化け物...それが私の正体。......どう?そんな化け物があなたを守る。安全じゃない?」 (......言ってよかったかな...軽蔑されようが怖がられようが問題ない...はず。それでも私はこの姫を救うと決めた。後悔はない)
「......くくっ!なるほどルミア、君は私と似たようなもの...いや私以上か。...その話信じさせてもらうし私を守ってくれるんだろ?ありがたいよ、こうやって素がでるのも久しぶりだ...。すぅ、ふぅ...まだ私たちは7歳だ。...そうだなこの学園を卒業して......17...17歳だ。たとえどんなに飛び級で卒業しても17歳になってから決めようじゃないか?」
「...1..7っか...分かった。いいよ。それまでずっと姫を守り続けたら...そのときは私と冒険者になってもらいますよ?それでも?」
「いいよ、それで。」
「そう...ですk「ねぇ、私たちのこと忘れてるよね?」...」
「忘れてた...」
「だと思ったよ...ったくボルケーノが暇すぎて寝かけてるしそろそろ起き始めるんじゃないのか?」
「...確かに、ありがとヴァン。姫様その件はまたあとで。」
「うん、頼んだよ」

「ん、うんぅ......あれ?何をしていたんだっけ?」
「ん?起きた?」
「あぁ、ルミアちゃん...一体どうしてこうなっていたの?」
「さぁ、分からないわ。気が付いたら気絶していたもの」
「そう...うーんまぁいいや!」

うんうん、知らない方がいい事はこの世の中にたくさんあるんだよ?まぁこれからもいう気はないけどね?さてさてこれからどうすんだろ?今からだと帰るくらいしかすること無いよね...
『......どうも、ルミアさん...クラミです...』
『....どうも?どうかしたんですか?』
『...今さっき、聖職者の人たちが送られてきたんですけど...人数が多くて...疲れただけです......あとお伝えしなければいけなことがあるんです...』
『...それはそれはお疲れ様です......それでお話とは?』
『あぁ、はい...実は光魔法に統合された回復魔法を使えないと知ると急に騒ぎ出してなんか「姫をさっさとこちらに迎え入れなくては!」...とか言っていたんですよ...』
『.......やはりですか...分かっていましたけど...それで?』
『......改心したと思えないので、もしそちらの方へ御尋ねになったら遠慮なく潰してくれて構いません。その後はこちらにお任せください』
『なるほど...では、奴隷に堕ちても問題ないですね?』
『...だい..丈夫ですけど...』
『では、お任せください。』
『.......もういいです。あのデブ共などどうでもいいです...どうなろうと私の知ったことではないですし...後の教会は真面目な人たちが経営していくように私がサポートしますので....では、お好きにしてくださってかまいません、それではお願いします。こちらに来るやつらはこちらで対処しますので』
『わかりました』

「どうかしたんですか?さっきからボーっとして」
「ん?いや、どうもないよ?」
「そうですか...」
「心配してくれてありがとうございます、ルアエ―マさん」
「ルアエ―マでいいですよ」
「ふーむ、じゃあルアエ―マちゃんで」
「まぁ、それなら...」
「そうね、これからよろしくね?ルアエ―マちゃん」
「うん!」

まるで自己紹介の延長線のようなことをしている間に皆は起きたようでまた騒ぎ始めた。そして男たちはまた懲りずに私のところにきて後ろにいるそいつらは誰だと聞いてくる......ほんとにこいつら7歳か?どんだけ執念深いんだよ...あ~あ女子たちがなんか引いていってるよ...でも、それについては問題無いんだよね。だってもうすぐ...『ガラっ』...来たか...絶好の逃げポイント!

「姫...来てもらいますよ!」
「っ!あなたは!アルミス・サイマル大司教...一体何の用ですか?」
「いいから来てもらおうか、抵抗をしようなんて考えないでくれよ」

悪の大司教アルミス・サイマルが手を上げる、その後ろには騎士と思われし人たちがいて姫を捕まえようとしていた。...こいつ!やはり奴隷にしておくに限るかな?でもとりあえず...

「...何をしようとしているの?騎士さんたち?」
「...なんだ貴様、そこをどけ」
「いやです」
「もう一度言う、どけ」
「聞こえなかったんですか?嫌だと言ったんですよ。耳でもおかしいんじゃないんですか?」
「...貴様、我を侮辱するか!学生の身で!」
「おや?まさかこんな自由のない国だというんですか?この国は。まさか騎士とあろうものが立場を盾に学生を脅すんですか?情けない。それにあなたが危害を加えるのは自殺行為に過ぎないですよ?」
「何を言っている!」
「ええい!何、耳をかたむけているんだ!さっさと姫を捕まえろ!」
「...姫、大丈夫、約束は守るよ」
「.....信頼しますよ。」
「っち、この糞ガキが!おい、お前ら姫を確保しろ!」
「「「はっ」」」
「させると思う?」
「貴様だけで何が出来る!」
「...私が何もできないと?舐めすぎだよ?虚勢張ってる騎士ごときが私に勝てるはずないじゃない」
「ふざけるな!私が勝てないだと!ふざけるな!そんなはずないだろ!」
「試してみればいいじゃない、騎士の方々全員で」
「!!!後悔させてやる!お前らこの生意気な糞ガキを潰せ!一生我らに盾突かないくらいに!」
「「「っは」」」
「お前らはロボットかよ...」
「さぁ、そこをどけ!これが最終警告だぞ!」
「さっきから言ってるじゃん。姫は渡せないそんな豚野郎にさ!しかもなんだよ騎士とか言ってさ顔すら出せない野郎が!騎士はそのヘルムをはずさないのか?王族の前で?呆れるわ!」
「何を言っているここでは関係等あるまい!」
「さっきまでの言動と一致していないんだけど?」
「どうでもいい!さっさとそこをどけ!」
「いいからかかってくればいいじゃない?そこの大司教・・・が傷ついても癒してくれるでしょ?」
「どこまでもどこまでも!侮辱しやがって!覚悟しろよ!」

そうして私は後ろに姫を隠しながらクラスの奴らにみられながら戦闘を始めた。正直、威圧だけで事足りるけど威張り散らかしている奴にはこっちの方が効果的だ。教えてやるよ、その表情が恐怖に染まるまでな!

スペースが教室と言うことがあってどうしても狭いが相手の方が動きづらいので問題はない。ついでに言えばもう私の勝ちは決まっている。なんでか?いざとなれば龍がいる。それに移動させてしまえばいいからね。私としては魔法の名前を言うだけで決着が決まるのだ。相手としては私を倒すか無視して姫を攫うかの二択なわけだ、どっちにしろメリットは無い、しかもここは教室、未来の騎士がいるかもしれない...カッコ悪い恰好出来るはずないもんな!さぁ始めよう。

「覚悟はいいね?【転移】.......よし終わり!さてここの風景はあの教室にも映し出されているから皆を失望させないように...ね」

私が転移したのは変哲のないただの草原...ではない、私が創り上げた私だけの世界だ。当然ながら逃げ道は無いし私を倒すしかここから出るすべはない。

「!!!どういうことだ。急にこんな場所に...まさか!大司教!この仕事下ろさせてもらうぞ!」
「んな!」
「こんな化け物に勝てるはずないだろ!」
「おや?逃げるのかい?騎士のはずだろ?それに、ここがどこか分からないのに逃げるっていうの?」
「あぁそうだよ!お前みたいなやつに勝てるはずないだろ!」
「ふ~ん、姫もいるのに...かい?」

私がそう言ってやると騎士たちと大司祭はこちらを向いた。もちろん私の仕業だ。少し勝ち筋を残してあげないとね、さすがに卑怯でしょ?さぁどうする?

「姫を人質にとれば私はあなたたちに従うしかないんだけど?どうしたい?」
「......貴様本当に人間か?正気の沙汰じゃない」
「当然だよ?なにを今さら」
「っふ、忘れるのよ先ほどの言葉!総員!姫をねらえ!」
「おいで、たっぷり遊んであげよう。雑魚共!」


大司教は回復魔法が使えなくなっただけだというのに全く動く気配がない。なにか企んでんのか?...ん?なんか股らへんが湿って......ま・さ・か!漏らしたのか!ばっちぃ!やっぱただの豚じゃないか!脳なしめ!...っと戦闘に集中しよう。まだ私の身体は7歳のそれだし映像は垂れ流しだし...まぁでも姿を変えなければいいだけだし問題ないよねぇ...たぶん。もういいや考えるの止め!この世界にきてまだ一回も料理していないしさ、これが終わったら何か作ろうかな...っとまた横道にそれるところだった。危ない危ない

「ん?何してんのさ。さっさと...あれ?時間止まってる?どういうことだ?」
「......ふふっ、はーっはっはっは!ようやく発動したか...全く、この私を無視しやがって!もう許さないぞ、このガキめ...え?なんで動ける!」
「え?あぁあんたの仕業か...へぇ、時を止める魔法か...何に分類されているんだろ...まぁあとで確認すればいいかな?しっかし、ただの豚だと思ってたけど少しはやるじゃない。私には効かないけどさ」
「なんだと?ふざけるなよ!この魔法が効かない奴なんているはずないだろ!」
「いやいや、いるじゃない、ここに。というか便利ね、その魔法、私の使っていた魔法すら止められてるし...うん、それなら本気出せるかな?いや、でも慣れとかないと...じゃあやっぱこのままか」
「ふざけるな!この魔法は私が開発した完全無欠の魔法のはずだ!それが、それがこんな奴に!」
「お顔が真っ赤だよ?というかこの魔法はまだまだ未完成だよ。姫も動けないだけで意識はあるようだし。というか完全なんてこの世にあるはずないじゃない。」
「っく!こうなったら...くらえ!【バインド】」
「バインド?拘束系かしら?私には効かないわよ?」
「私が狙ったのはお前のはずがないだろ!さぁこっちへ来るんだ、姫!」
「それも無駄だよ?私が姫に何もしないとか思ってるの?」

魔力で作られたと思われる蔦のようなものは姫を捕まえようとした瞬間に紫色の霧に霧散していった。守ると言った手前、危険にさらすわけにはいかないので当然、魔法をかけて守っておいたのさ!しっかし私の知らない魔法って結構あるんだなぁ...勉強になる。

「んな!いったい...どうして...」
「さぁね?教えるはずないでしょ?」
「...化け物め!」
「もう言われ慣れてるよ、化け物は...」
「くそ、こうなったら!しかたない...『深き闇よ、我に力を与えよ!【ダークストレンジ】』
「......詠唱の魔法?」
「うがっ!うあ、うおあぁぁぁぁ!」

少しずつ姿が変わる。元の豚みたいな身体から大きな狼みたいな姿に変わっていく。牙が生え、全身から毛が生え苦しそうにもがきながら姿が変わる。最終的には黒い狼に人のような形がかろうじて残っているくらいになった。...わざわざ弱体化しなくてもよかったのに...だって狼だよ?結構力関係が本能的に察しちゃうんだよね...あ~あ、ほら~もうお腹見せてガクガクブルブルしてるじゃん...もういいよ!魔法解除した後、女の姿に変えて記憶を改変せずに壊れないようにした後、道端にでも捨てとこ..........どーにでもなーれ!


......もういいかな、今だったら気絶してるし姿も変えたし......うん。これでいいか。なかなかに美女になった...ほんとにこれがあの豚かと思うと...ゾッとするわ!...っと、そう言えばそろそろ時間も進ませなくっちゃな...もう戻ろっと...なんか忘れてるような...なんだっけ?ん~まぁいいか、さて、じゃあ解除しますか。...『そして時は動きだす!』

「「「姫!覚悟!」」」
「ルミア!」
「はいはい、では、さっきまで忘れていたけど覚悟してくださいね?『バインド』」
「んなっ!身体が動かない!卑怯な!」
「いや、だって面倒じゃないですか。とりあえず...そうですね。私に服従してもらいましょうか」
「服従だと?ふざけるな!どうして我々が貴様のような奴に従うはずないだろ!」
「「「そうだそうだ!はやく拘束を解け!このひきょう者!」」」
「.....息がぴったり過ぎて気持ち悪!」
「そうね、というかここでの出来事って向こうに見えてるんでしょ?」
「え?ハッタリだよ?もちろん。(まぁ、見せてはいないしまだ不完全だから最悪のことを考えて使わなかっただけだし。でも一応この映像は撮ってはいるんだよね)」
「そうだったのね...あなたならなんでもすると思っていたのだけど...」

あれ~?私ってそんなに規格外?って規格外か。そうだった。忘れてたよ~ハッハッハ.......もう少し抑えような...

「さすがの私でもそこまで出来ないよ...」
「そう?まぁそう考えとくわ」
「そうしてください。...さてどうしてやりましょうかね、姫?」
「そうね、じゃあ...とりあえずお父様のところに行こうかしらね?」
「どうしてですか、と一応聞いても?」
「そうね、一応お父様にも報告しておかないと後々面倒な気がするし...ね?」
「なるほど...分かりました。では連れて行きましょうか、とりあえず帰りましょうか『転移』」


というわけで帰ってきました。私の作った魔法の世界から。......そうして考えると私ってかなりぶっ壊れだよね...今さらか。まぁ憧れから作らせてもらったステータスだし、後悔はしてないから何かしら巻き込まれるのも分かってたし...諦めた方がいい感じかなぁ...ま、でも百合的ハーレムは作れそうだし、前世だとどうしても周りからの目があったから受け入れられなかっただろうし......と考えるとやっぱりこっちの方が良かったのかな...まぁでもやろうと思えば世界とか超えれるだろうし、今考えてもどうしようもないよね、なんせまだ入学したばっかだし...え?まだ一日も経っていないよ?長くね?今日一日...あ~あれかなんだっけ、年をとると一日一日が短くなっていくやつか...納得。


「さて、これからどうしますか?姫」
「そうね、とりあえずこの状況をなんとかしましょうか。」
「そうですね、そうしましょうか」


というのも、私たちが戻ってくると王国のマジな兵士がそこにいて国王から姫を連れてくるように命令されたとか何とか...やっぱこいつら違うじゃねーか!

「あ!おまえら何でここにいるんだよ!探したんだぞ!」
「すみません...大司教から姫を捕まえるからついて来いと言われ......すみません」

あっれ~?本当に兵士だったのか...あんな言葉遣いしてるからただの盗賊かと...

「って、そっちは最近噂になっていた街に出るとか言われていた盗賊まがいな奴らじゃないか!どうして一緒に行動しているんだ!そしてそこにいる女は誰だ!」

まじで盗賊なのかよ...なんなんだよほんとに......そうか運か、じゃあ下げるか。どのくらいにしよう...70でいいかな。これなら平均的かな?まぁ後で変更しておけばいいし関係ないよね~

「あの、そっちの女は知りません。」
「本当か?」
「はい、ほんとうです...」
「ふーむ......そう言えば大司教様は一体どこに.....」
「あぁ、それならそこにいますよ?」
「なに?それはいったい...ってまさか!」
「そうですね、それが大司教です。」
「なんだと...いったいどうして...」
「急に姫を攫おうとして魔法を使ったと思ったら急にそのような姿に...」
「ほんとか?」
「えぇ、本当ですよ?。皆さん?そうですよね皆さん?」
「「「「はい、そのとおりです!姫様!」」」」
「....まぁいいか、それで本題に入るんだが。姫様、すみませんが1回お城の方に戻っていただけませんか?」
「...それは、一体どうしてですか?」
「分からないんですが、何故か国王様が急に姫を呼び出せと言いだして...すみません。」
「別にいいけど...ルミア、来てもらってもいい?」
「私は断る理由ないけど...いいんですか?」
「姫様が決めたことならば私が口を出せませんので...」
「いえ、そうでなく学校的になんですが...」
「それなら問題ないですぞ」

ガラガラっとドアを開けて学長が入ってくる。

「学長先生!それは一体どういう...」
「本来ならもう下校時間ですぞ?というわけでみなさん帰ってくださいですぞ」
「なるほど、そう言うことでしたか...わかりました。姫様、お供します」
「よろしくね、というわけで案内よろしくお願いしますね」
「っは、分かりました。...ところでルミアさん、どうしてそいつらを縄で縛ってるんですか?」
「え?引き渡すのにこうした方が良いと思いまして...ダメでしたか?」
「いえ、そういうわけではないんですが......(ほんとにこの人7歳か?というかこのクラスの人たち皆大人っぽ過ぎるんですが...さすが貴族の御方と言ったところでしょうか)
「ふむ、そうだな、ルミア、ボルケーノにまかせてくれ。たぶんその方が早い」
「なるほど...確かに。じゃあボルケーノこいつら縛っといたから引きずって運んでくれる?」
「了解した。どこまで引きずっていけばいい?俺の住処までか?」
「いやいや、さすがにそこまではいいかな...そうだな...とりあえず兵士の方がたくさんいるところまで運んでおいて、もちろん今の姿のままで」
「面倒だが仕方ない...わかった。そこまで運んでおく。運び終わったらどうすればいい」
「それは学長にでも聞いといて」
「ふむ、了解した」
「と、いうわけで学長、お願いしますね。」
「......わかったぞ...」
「では、行きましょうか。」


というわけで、まだ初日ながらいろいろあり、極めつけは国王に会いに行くことになるとは......今後の目標は静かに暮らす事かな....無理かもしれないけど。

「....。聞いてる?ルミア」
「ふえ?何か話してたっけ?」
「...聞いていなかったのね...まぁあれよ、お父様に会うときは気をつけてねって事よ。」
「なるほど、分かりました。...ところでせっかく魔眼を治したのに眼帯外さなくていいの?」
「まぁいいんじゃない?不自由じゃないしね」
「ふ~ん...」
「あっ、そろそろ着くわよ。馬車から降りる準備しておきなさい。...制服だけど」
「了解です。(そう言えば制服で来てたな...まぁいいか)」
「お二人とも、着きますよ。」


馬車から降り、初めて城の中に入り、これまた初めて王様に会った。...なにかしようものなら速攻で片付ける!.......もちろん魔法で。一度だけ使った『洗脳』とか『服従』とかあるし。何とかなる!

「そんなに身構えなくてもいいのよ?」
「いえいえ、姫様、私は将来姫様を貰いに行くのでそれまでに誰かの手に渡られるのは困るんですよ...って口調が王家のそれですね。」
「もちろんよ。普段が悪いだけでちゃんとすればちゃんとした口調になるのよ?それにあなたも人の事言えないわよ?」
「それもそう...ですね」

というわけでもうすぐ王様と謁見することが出来るのですが...何でしょうか。ものすごい違和感を感じてしまうのは...いや、理由は分かっているんですけどね...でも、何と言いましょうか。姫がちゃんと姫らしくしているのがとても違和感を感じてしまいますね、まだ数時間の付き合いですけどね。それにしてもちょっと待っててと言われてから24分くらい経っているんですけど...長くありませんかね?幸い領主の娘としてのたち振る舞いを覚えているからあまり失礼な事をしてはいけないと思い動かないでいるのだけど...心がそれこそいい年したお姉さんだとしても身体がうずいちゃって...精神年齢は高いけど身体的年齢はまだまだ子供なので実際のコ○ン君も様な感じがしているんだよね。
というか、そろそろ料理したいんだよね、さすがに7年のブランクがあるとはいえそれこそ寮の料理よりはおいしいものが作れると思うし...どうしよう。魔法で何か作ろうかな...いやでも鍛冶屋の人に頼んだ方がいい物出来そうな気がするし....迷うなぁ...ん~料理したい!だけどさ今は全然出来るような環境じゃないし...とりあえずは寮でちょっとだけ料理しよ、そうしよ。

「姫様、ルミアさん、準備が出来ました。早速ですが行きましょう。」
「分かりました、ルミアも...いいわよね?」
「はい、大丈夫です。」
「では、ついてきてください。案内させていただきます。」

というわけでついていき、今はもう扉の前にいます。よく見るいかにもな扉である。ゼ○ダとかマ○オとかに出てきそうな扉。扉に彫ってある彫刻はいかにもな感じがする。と、いうかまだか?長くね?隣にいる姫を見ても平然としてるし......私がおかしいのかな?というところでようやく扉が開いた......すごい開くのが遅い...ようやく開いた

「ようこそ、話が城へ」

おう、結構なムッキムキなお方ですな...ほんとにこの人が国王かよ...どう考えても一兵士だろ...

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