元料理人の異世界転生料理旅~冒険の香りを添えて~

茶影さん

平穏とは何ぞや?

『チュンチュン』と鳥がなく。カーテンの隙間から日差しが差し込む、私の隣には昨日の時点で犯した(愛でた)姫がシーツ?布団?をかけてすやすやと寝ていた...現在の時間は朝の6時43分と表示されている。昨日の通りならそろそろ朝のあれがあると思う、姫の寝顔をずっと見ていたい気があるけれども、そろそろ起こそう......腰がズキズキするんですが...やりすぎましたかね、こればかりは反省ですね...そう言えば自分の部屋に戻っていなかったな...今日の朝にでも会うだろうし問題ないでしょ。....ん~昨日は濃い一日だった、しばらくはあんなに忙しい時間は過ごしたくないかな.....出来たらでいいんだけど、でもまぁ何とかなると分かったから今さらどうってこともないとは思うんだよね...まぁ慢心はいけないんだけど、どうしてもなかなか無いと思ってしまうのは仕方のないことだと思うんだよね....一日目に龍やら恐喝やら、こんなに魔法を使うことになるとは思わなかったし、さすがにもうこれ以上は無いでしょ....たぶん

「にゅう...んあ」
「おはようございます、姫」
「んにゃあ...ん~ルミア?」
「そうですよ~早く起きて着替えて食事に行きますよ」
「んあ~.....え!何でルミアがここに!?」
「え?何でって昨日何があったか覚えていないんですか?あんなに激しく喘いでいたじゃありませんか」
「え?私...え?っあ///」
「そんなに恥ずかしがらなくてもいいんですよ?もう一線越えてるんですから」
「あう、あの、その、昨日のことは誰にも...」
「もちろん言いませんよ、安心してください。私からも言っておきます、言っちゃだめですよ?」
「もちろんじゃない!」
「ふふ、では、はやく着替えて朝ご飯に行きましょう?」
「う~分かったよ~」
「ちゃんと服は整えているので大丈夫ですよ」
「....手際がいいね...まぁ...ありがとう」
「どういたしまして」
「.....そう言えば今って何時?」
「え?今ですか?今は...7「おらぁ!さっさと起きろ~~!」ぬあぁああああ!」


またか....しかもここでも流れるのかよ!!!んあああああああああ!耳がああああああ!!!


.....うぅ、今日もやられた...耳がガンガンする...なんで姫の部屋も流れるようになってるんだよ...許していいのかよ...あぁそうか一応はわけ隔てなく接しているってことにしてるのか...こんなところだけは平等にしやがって...やられた.....


「行かないの?」
「いぎますよ....]
「なら早く行きましょ」
「はいぃ(くそう、いったいどうなってるんだよ...うぅ、耳がガンガンする...)」
「(ふふっ、ようやくルミアの驚いた顔が見えたぁ、良かったよかった。...さて、いつ耳栓を外そう...後ろから話しかけられると分かんないからどうしようかしら.....)」
「なるほど、そう言うことでしたか.....なんで効かないのかなとはおもったら結構普通で驚きましたよ!まったく、しかし姫は読唇術を使えるのか...覚えとこ。んじゃまぁ、部屋を出る前に耳を攻めてから行きましょうか....」
「え?何でわかるの...って、あ!...え?一体何を...その手は一体....あ、やめ、止めてぇ!」


だめです、お仕置きの時間です。まさか耳栓をしているとは思いませんでしたよ、私の真実の目がなければ判明しなかったっわけですけど...それにしても耳栓だけで防げるものなんですかねあれ....それよりまずは姫の耳栓をとって差し上げますよ...え?そんなに黒い笑顔で言っても説得力のかけらがない?何を言ってるんですか?そんなはずないじゃないですか~ん~そんな悪い事を思っている姫にはそれ以上のお仕置きが必要かなぁ?耳栓どこまで入れてるんですか...結構深くまで入れてますね...まぁ簡単に取れるんですけどね~、さてさてどう調理してやろうかなぁ?「おい!あるじよ、さっさと出てこい、ここにいることは分かってるんだぞ!」.....え~まさかヴァンがここに来るとは思わなかったな...ま、いいか耳栓外せたし、それに軽いマーキングもできたことだしね、

「はいはい、わかったよ、今行くから魔力を纏って何かしようとしないでくれる?」
「っち、分かった、なら早く来てくれ飯の時間が終わるぞ」
「おや、それはまずいですね、さて、改めて行きますか」
「はふぅ....そうですね...って朝から何してくれてんですか!」

そんな言葉を知らないと言わんばかりに私は逃亡した、しかし扉を開けた先には仁王立ちして心底怒っているヴァンの姿が見えて「あぁ、死んだな」と思った、しかもその周りに結構な人がいて何事だと言わんばかりに野次馬さんたちが集まっていて2日目にして公開処刑はきついと思いました。はい。

「ご主人?分かってるな?」
「.....ははっ、なんのこ...」
「分かってるな?」
「....はい。まじすんませんでした!」
「そうやって謝ればいいというわけじゃないんだぞ!ほんとに分かってるのか!昨日聞きたい事があって部屋を訪れたのにいないと言われ、探してたら寮の管理人さんにばれ、さっさと部屋に戻れとか言われて!部屋戻ったら質問攻めだ!おかげで寝不足だよ!(念話を)飛ばしても気付きやしない....そして、さっき気配で探せばよいと考えてきてみたらこの部屋にいたとか....昨日何してたんですか!」
「.....あの、はい、何もしてませんけど...」
「....本当ですか?そこの人」
「うぇ!私?」
「あなた以外に誰がいると?」
「は、はは、何にもなかったよ?」
「.....そう言うことにしておきますよ...それとはやくご飯に行きますよ」
「はい。まじすみませんでした。」

こうして、お説教?が無事?に私の土下座で終わり、気まずい空気が3人のなかで流れ、食事は相変わらず味がしなかった。一体どういうことだ.....そんなに心労が祟ったのか?この私が?昨日あんなに解消したのに?どういうことだろう.....後で一応調べておこう...しかし、食事に味がないというのもなんか嫌なものだな....楽しいはずなのに全然楽しくない....ふぅ、はぁ、学校いこ...荷物は..あるね、よし。

「さて、食べ終わった?」
「一番遅いのは主だぞ...我々はもう終わっている。」
「そうよ、はやく行きましょ、ルミア」
「は~い」

私たちは食事を終え寮をでて学園まで歩く、今日の天気は曇っていてなんだか嫌な気分がする...

「はぁ...曇りか...」
「ん?主は曇りの日は嫌いか?」
「まぁ...ね...あんまり好きじゃないかな...」
「ふーん...」
「あれ?興味ない?」
「そうだな、そんなに興味という興味は無い。.....しかしだ、気付いているか?」
「ん?気付かないとでも?でもこっちには姫がいるわけだし手は出してこないんじゃないのかな?」
「...姫?」
「え?知らなかったの?私が今朝潜り込んでいた部屋にいた人はこの国の王女様だよ」
「....それは知らなかった...だとするともっと謎なんだが...なんで昨日の夜この国の姫がいるところに潜り込んでいたんだ?」
「あぁ、うん。昨日はヴァンたちが来たっていうのもあるしなんか大司教が乗り込んできてコテンパンにしたらどうしてそうなったのか王様の方から説明してほしいとなり、姫に任せると何を言い出すか分からないから直接言ってきて、帰ってきたらいい時間で部屋に戻るのが億劫だったから姫の部屋で一晩過ごしたの」
「なんだ、そう言うことだったのか...だとしたら今朝漂ってきた甘い香りは一体...」
「....ねぇ、ルミア...あの~私にも説明してほしいんだけれど...」
「あれ?昨日話していなかったっけ?」
「話してないですよ?」
「あれ?そうでしたか?」
「そうよ?」
「....まぁいいですよね?」
「良くないんですが.....」
「そんな痴話話してる間にもう着くぞ」
「さすがに近いね、徒歩1分かかるかかからないくらいはほんとにいい立地」
「...そうですね」

何事もなく私たちは学校に着く事が出来た、徒歩1分くらいなのに絡まれるのがおかしいんだよ...しかしまだ2日目か...今日は何事もなく過ごせるといいんですけれどもね...

教室に入るとみんなしてこっちの方に顔を向けて纏わりつくように集まってきた。それでもこない人は普通にいるけれども....人気者って1人になりたい時があるって聞いたことがあったけど本当のことなんだな。と初めて実感したよ....こんなにつらいんだね...体験できてよかったよ...もう嫌になりそうだけど...そう言えばローズとかはちゃんと学校に来れたのかな?もうすぐ始まるでしょ?もう8時になりそうですし、そろそろ先生が来るだろ...そのまえにどうにかして席にまで着きたいものだ...こんなに人がいると進めやしないしさっさとどいてほ..し..い?おい、おいおい...

「お、にい...さま...?」
「やはりここだったか、ルミア」
「なぜ...ここ...に?」
「お前の兄だぞ?分からないはずがないだろ?」
「.....変態のおにいさまは嫌いです、それと何勝手に教室に入ってきているんですか。」
「え?だって心配だったもので...あと今日のオリエンテーションのために皆を連れて来いと担任から言われてここまで来たんですが.....あと、...お兄ちゃんを嫌いにならないで!」
「あぁあ~ひっつかないでください!抱きつかないでください!」
「いやだ!『お兄ちゃん大好き!』と言わない限りは離さない!」
「離さないとこの学園中にお兄様の性癖を言いふらしますよ!いいんですか!」
「うっ!っそそれは!」
「どうするんですか!」
「おとなしく引きさがる事にしよう」
「それがいいと思いますよ?それで私たちをどこまで案内してくれるんですか?」
「あぁ、忘れてたよ。それでなんだが今日集まってもらう場所は昨日の入学式があった場所だ。ついてきてくれ。」
「....ルミア...あなたも大変なのね...」
「同情するならどうにかしてください。」
「...無理ね。」
「ですよね~」

分かっていたさ...けれども少しくらいは期待してもよかったのになぁ...というかいつぐらいからだっけ?こんなにすごいシスコンになったのは...はぁ、何もしなかったらかなりモテるのに本当にもったいない...でもいつの日か妹離れさせなくちゃいけないと考えるとどうしたものかと考えてしまう...私以外に好きな人はいないのかな?.....聞いたこと無いし無いって言っていた気がするし当分は無理か...それにしても兄は将来何になるんだろうか...いまのところ王国騎士か領主のどちらかだとは思っているんだけれども...まぁ今から考えても仕方ないか....

「..主よ何を考えている早く行くぞ」
「そ~よ、早く行きましょ?」
「...そうですね、行きましょうか、ヴァン、姫」
「そう言えばルミアのお兄様の性癖は...」
「ああ、聞かない方がいいですよ。」
「....そういうならそうなんでしょね...分かりました。」
「さて、みんなについていくとしましょうかね...そう言えばヴァン」
「はい?なんですか」
「ローズたちは?」
「あぁ、あいつらはクラスの人たちと馴染んでいるようですよ」
「そう、良かった。」
「というか、馴染んでいないのはおそらく私たちだけではないかと思いますよ?」
「え」

聞きたくなかったなぁ、

「はい。この話終わり...行こう?」
「うむ」
「そうですね」

皆の後をついていき、何故か後ろから視線を感じたまま昨日の場所にやってきた。そこには新入生が全員集まっているようでかなりの人数となっていた...当然のように私たちが入ってくると周りの目が私たちにくぎ付けとなっていた.....これはまずい...逃げようとしたが、まさかの兄に腕を掴まれ逃げられるわけがなくおとなしく参加することになった....まじで言いたい。周りから感じる興味の視線とその視線ににらみを利かす視線を....このときはどうしたらいいんだろうか....私を含めてこの三人はかなり目を奪うであろう美貌なのは確かだ...しかし!そろそろその目は止めようか?ちょっとだけ威嚇でも使おうかな?

「...ルミア...何しようとしてるの?」
「うひゃい!...なんですか姫ですか...特に何かをしようとかは考えていないですけど?」
「....嘘ね」
「まっさか~そんなわけあるわけないじゃないですか~...」
「.....威嚇とか威圧とかは使っちゃだめよ。」
「....はい。」
「....不思議な光景だな、主が下手に出るとは...」
「...気にしないで、それよりローズたちを探しましょ?」
「......まぁいいわ、まだ時間はあるでしょうしちょっと探してみましょうか」
「...面倒だな、念話を使えばいいだけなのでは?」
「.....その手があったか...」
「...主はたまポンコツになるな...」
「...ははっ、あとで覚悟しとけよ?」
「え?理不尽な...」

“あ~聞こえてる?ローズ”
“あぁ、ルミアさん。聞こえてますよ。どうしましたか?”
“ちょっとこっちと合流できない?”
“あ~それなんですが、私も今やっかいなことに巻き込まれていまして...”
“ん~そっか~、じゃあこっちから合流するよ、そっちも人だかり出来てる?”
“まぁ、そちらには及ばないくらいですが...”
“分かった。軽く威嚇するからよろしく”
“え?”

さて、ちょっくら合流しますかね....ま、これくらいなら耐えれるでしょ、ということで発動、威嚇Lv1。...おっと、なんか姫が怖い顔でこっちを見ているぞ~。ん~気にしない!Lv1しか出していないから周りの空気が少し変わるくらいでしょ?そんなになにを..けい..か..あぁ、そう言うことか.....それは分からなかった...まさか数人がちびるとは....しかもそのほとんどが上級貴族....やらかした...どうしたものか。とりあえずは放置で合流が先かな...だからそんな顔しないで下さいませんかね?

「...ルミア?」
「軽くはしたよ?それに合流しないの?」
「....はぁ、何を言っても無駄そうですね...」
「..主よ、せめてここで常識を身につけた方がいい...」
「え?」
「ほら、行くんでしょ?」
「あ、はい。」

まぁ、漏らしたやつはどうでもいいので軽い威嚇をかけているおかげで少しは動きが遅くなっているようで難なく合流することが出来た....が、この光景は予想していなかった...なんで上級生がぶっ倒れてるんですかね?

「....ねぇ、ローズ。どうしてこうなったか説明してくれる?」
「.....あまりあの子を怒らないであげてくださいね....あの子なりに守ろうとした結果なんですから...」
「...異常じゃない?さすがに...」
「ですよね....人間の中ではかなりおおごとの部類に入りますよね...」
「うん。だから説明して?」
「....ほんとに怒らないでくださいね?」
「分かったよ...約束する...」
「...では説明します。先ほどここに来る前に連れて来てくれた人たちがいたじゃないですか...その人たちなんですが.....それでですね、連れてきてもらったのはいいんですが下級貴族の方みたいでいきなり結婚しろと命令口調で言ってきて、私は断ったんですけれどもそしたらその人と仲の良くしたい方々が私に何故か纏わりついてきてそれもまた断ったらいきなり魔法を打とうとしてきてそれをボルが打ち消してくれたんです....そしたら急に暴力での交渉になってしまって.....それで返り討ちにしたらこの通りというわけで...すみません。ルミアさんいきなり迷惑かけて...」
「....ふ~ん。こいつらが私の大切な人に手を出そうとしたのか....ふ~ん。」
「....ルミアさん?一体何を企んでるんですか?」
「私の所有物を勝手に奪おうとした?ははっ、笑わせてくれる....骨の髄まで教え込んでやろうか?」
「....主よ、落ち着け...」
「落ち着いているよ?一応」
「じゃあちゃんと落ち着け....周りが不審がっておるぞ」
「....ふぅ、悪いね。少し取り乱した」
「かまわんよ、けど、少しは周りからの目も気にした方がいいぞ」
「...そうね。悪かったわ」
「それで、そ奴らはどうするつもりで?」
「ん~、特に決まってないけど....ローズは何か案ある?」
「......いえ、別段何かしたいとかは思っていませんけど...」
「そっか...姫は?」
「私は別に関係ないですしどうでもいいと思いますけど」
「ヴァンは?」
「....玉でも取ってしまいましょうか?美味しくありませんし」
「あぁ、確かにそうですね。食べるなら女性の方がおいしいですよね....」
「....ここで龍の会話しないでもらえますか?」
「んぬ!では主はどう考えているのだ?」
「....今のところ2つ考えてはいる、1つはこの人たちを逃がしてその都度解決するか。処分するかのどちらかだとは考えてる。」
「.....ひどい事を考え着くのはあなたの方が一枚も二枚も上よ?自覚してる?」
「え?なんで?」
「だって、この人たちが何も学習せずに何回も挑んできたら何回も返り討ちにしなくてはいけないじゃない...それに、処分って何をする気なんですか...」
「この世界から存在ごと消すだけだけど...それ以外何があると?」
「....主よ、とりあえずは保留でいいか?」
「...ふぅ、そうね。そろそろ説明も始まるころでしょうし.....そうね。お兄様、来ていただけますか?」
「呼ばれなくてもいるぞ。それで?」
「この人たちを引き取ってもらいたいんですけど...いいですか?」
「あぁ、5組のあほ共か...しょうがない。分かった。ちょっと行ってくる。それに、そろそろ俺らは退場するはずだったし問題ない。」
「そうでしたか、ありがとうございます。お兄様」
「ん、なにかあったらお兄ちゃんに言えよ」
「はい。ではお願いしますね」

.....はあ、ようやく終わった...まだまだトラブルは多いですね...それよりまずは...

「ボル」
「なんだよ」
「今回はお疲れ様。いい活躍だったわよ」
「ふん。当然だろ」
「なにかあったら協力して解決よ。あんまり暴力的な解決はしない方がいいけどね」
「分かった。」
「新入生の皆さんは指定された場所に座ってください。」
「時間ね。じゃ行きましょうか」


これくらいでいいでしょ。基本は私、姫、ヴァンの三人で行動するのが多くなりそうだしね。ローズたちはわたしの大事なかぞく。でも、普段は別行動でいいと思うのよね...時期が来れば自由に過ごしていいって言うつもりだったからね...ヴァンはダメだよ?あたりまえだけど。あの子は私の嫁にすると決めてるからね!それより早く席を探さなくては...どこだ?......あぁ、あった。もしかしてこれクラスで分かれているのかな?全員顔見知りな気がするんだよね.....私の周りだけかな?....とおもったけどそうでもないようだね...やっぱクラスで分けられてるっぽいな....やはり差別は存在してるのか....。どうしても避けられない要因の一つなのかなぁ...私個人としてはその風潮は良くないと思うし、こういうところで分けてるから後々の行動に響くんじゃないかとは思ってるんだよね.....実力行使をするにはまだ早すぎるからしたくないし、まさか生徒会みたいな組織があるわけでもなさそうだし...あっても貴族のたまり場になってそうだけど.....どうしたものか。今考えてもしょうがないとは分かってるんだけれどもどうしても考えちゃうんだよね.....はぁ、


「さて、これから、全クラス合同オリエンテーションを始めます。まずは学園長からお話があります」
「え~まずは入学おめでとうございます。私がこの学園の学園長を務めています。【アンバス・ライアン】まぁ皆からは学園長と呼ばれているのでまぁそう呼んでくれてもかまいません。そして皆さんに伝えておきます。この学園には立場は関係ありません。貴族であっても平民であっても関係ありません。
この学園は実力主義です。だからこそ飛び級という制度があり、自分の実力で嫌いな相手であっても見返す事が出来ます。だからこそお願いしたい事があります。この学園での生活が終わった時に仕返しをしないでください。いいですか?おもに貴族の人たちに言っています。いいですね?
当然ですが、ここで結婚相手をみつけてもいいですがお金では解決しないこと、するならば実力で行ってください。まぁここらへんはまた後で詳しく聞くでしょうからそこまでは言いません。
さて、では私から最後に....『この学園では実力がすべて!この学園生活を楽しむんだぞ!』、以上で話を終わる。後は先生方からお話があると思います。それでは」
「...ありがとうございました。あ~じゃあそうだな、次は学園のことについてお話します。
先ほど学園長が言っていたようにこの学園では基本的には実力主義です。いまはクラスで分けられていますが最終的にはごちゃ混ぜになります。一組から三組は優秀としています。今は関係ありませんけどね。そして、そのほかのクラスに関しては言うことはありません。もしかしたら優秀かもしれないけど実力を発揮しなかったのは罪となります。常に本気を出さないといざというとき身を守れないのだから仕方のないことです。ですから言っておきます権力で身を守れるとは思わない事です。この学園は権力には振り回されないように出来ています。ここの制度が気に入らないと言ってこの学園を潰そうとしたのであればその家はどんな上級な家であっても潰されます。かくごしておくことです。
さて、結婚とかも言っていましたが、実際の事です。皆さんはまだ幼い....ゆえにこのような話をしても理解してくれるとは思っていません。しかし、あえていいます。この学園ではどのような事でも受け入れます。しかし節度は守ってください。でなければ即対策します。この学園では何が起きるかわかりません。よってルールが存在します。
そのルールは、いつでも先生や誰かに決闘を申し込んでもいい。しかし、通常の学園生活での魔法は使用禁止です。例外としては決闘と授業の時限定です。この時に限っては魔法は存分に使用していただいてかまいません。使えるのであればの話ですがね。」
「....じゃあ!俺が今からあんたに決闘を申し込む事が出来るんだな?」
「.....話を途中で切るとは...まぁかまいませんが、そうですね、その質問に対してはその通りです。としか言えません。なんなら今からやりましょうか?場所的には2組かな?まずは名乗りましょうね?それが常識というものです。」
「ふんっ!そんなのしらねーよ!決闘はあんたじゃなく....あんただ!1組のクスルブ・ルミア!俺はお前に結婚をかけた決闘を申し込む!」
「ほぅ、それはなかなかおもしろそうですね。ではルミアさんどうしますか?受けますか、この決闘?」
「.....受けないことも可能なんですか?」
「一応は大丈夫ですが、それだと負けとみなす人が多いっていうことを言っておきます」
「....ふぅ、仕方ないですね....ではこちらからも提案させていただきますよ?この条件を呑んでくれたらその決闘を受けましょう」
「お前に拒否権なんてあるわけないだろ!」
「.....先生...行きましょうか...」
「いいんですか?」
「いいですよ?こうでもしなきゃ私に同じことをする人が多くいそうですしね....」
「ふぅむ、まぁいいですけど...一応私が聞いておきますけどその条件とは?」
「...生死を問わない事ですかね」
「.....それは、私が容認できそうもないですね....もっと軽くしてもらえませんかね」
「..では、私の言うことをなんでも聞く奴隷でどうですか?」
「なるh「ふざけるな!そんな条件聞けるか!」...そうですね、一応聞いておきます。何故その条件を?」
「それは、私はこの決闘に負けたら私の人生をすべて差し上げなくてはいけないのに私が勝ってもその人のすべてが手に入らないですからね。不平等だと思うんですよね」
「なるほど....ま、その話は一旦置いておきましょう。少し早いですが決戦場に行きましょうか。ルミアさんとアシュバル君はついてきてください。他の生徒の皆さんにはここから観戦していただきますので動かないでくださいね」

はぁ、いきなりすぎるんだよ!欲望が丸出し...小学1年生とは思えないねほんと...ま、威圧でもしてやれば簡単に沈むと思うし相手するのも面倒だ...けどこれはしなくちゃいけない儀式の一つとでも思っておけばいいかな、今後のためと割り切ればそれほど苦にもならないでしょうし...しかし、あの自信はどこから来るんでしょうかね.....はぁ、めんどうだ、....けどこの学園に差別があると思ったらそうでもないんだね、実力主義だったら問題ないし、分かりやすい。あ~あ、早くおわらせたいなぁ。

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